【週末エッセイ|プロローグ】あの人気エッセイの続編がはじまります!
編集スタッフ 津田
あの人気エッセイの続編がはじまります。
『新米母は各駅停車で、だんだん本物の母になっていく』(作家・大平一枝)
昨年9月に連載していた週末エッセイの一節です。
もともと、バイヤー松田のコラムで紹介されていた本がきっかけで、大平さんの紡ぐ言葉のファンになってしまった私。道具やレシピを通して、そこで暮らす人々とおしゃべりしたかのように心が温まる大平さんの文章が大好きで、ぜひ当店でも書いていただきたい!と企画したのが、この週末エッセイでした。
20歳と16歳の二人のお子さんをもつ、子育ての先輩でもある大平さんのこの言葉に、当店のママスタッフたちは「各駅停車でいいんだ」と、そっと背中をさすってもらえたようだったといいます。
小さな子どもを持つお母さんたちからも「職場から保育園のお迎えに向かう電車のなかで読みました」「あれこれ出来ない日があっても、焦らずに今を楽しめばいいんだと思えました」など、公開するたびにたくさんの反響をいただきました。
いつかまた、大平さんのエッセイを当店でお届けできたら-。ここ数ヶ月間、そんな思いで温めていた企画を、ついに実現できることになりました!
暮らしに「ルール」なんて、ないはずだから。
今回のテーマは、「暮らしのなかで出合う、小さな謎」。
大平さんも、子どもがまだ小さかったころは、始めたばかりのフリーランスの仕事と慣れない育児との両立に、とにかく必死だったそう。
でも、そんな慌ただしい毎日と数々の失敗の末に、ある日ふっと解けた人生の小さな謎があるといいます。
暮らしや生き方に「ルール」なんてないはず。自分にとっての心地よさは、ほかの誰かのモノサシに頼ることなく、手探りで見つければいいのかもしれない…。
そんなふうに、大平さんが「なあんだ、そうだったのか」と見つけた、暮らしのあれこれについて、全6回の隔週更新で綴っていただきます。
平日を駆け抜けたあと、こちらのエッセイを通して、すこしでもリラックスしていただけたり、明日もがんばろうという気持ちをお届けできたら嬉しく思います。
大平さんについてご紹介します。
▼大平さんの著書(一部)
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