【BRAND NOTE】変化は、誰にでもある。母になって変わった「わたしと暮らし」
編集スタッフ 齋藤
「親になってからの変化」は暮らしの味方かもしれない
「わたしって、こんな性格だった?」
「うそ…….こんな些細なことでイライラしちゃうなんて」
「仕事と暮らしの塩梅、このままでいいのかな」
これは全部、我が家に子どもが加わって初めて感じたことでした。
結婚、出産、仕事。女性の暮らしはライフステージによって大きく変化します。その中身は、日々のルーティンや時間の使い方、はたまたモノ選びに影響することも。
わたし齋藤の場合は、肌が敏感だった子どもの洋服に使う「洗たく洗剤」も見直したモノのひとつ。
そうした洗剤ひとつとったって、母親になると変化がある。親になるって、変化と向き合うことばかりだ、そう気づいたのでした。
今回BRAND NOTEでお届けするのは、無香料・無着色で肌にも環境にもやさしい上に、きちんと高い洗浄力も兼ね備えた、サラヤの『ヤシノミ洗たく洗剤・柔軟剤』。
赤ちゃん専用洗剤を卒業した子どもから大人まで、家族みんなで安心して使えるようにと作られた洗剤と柔軟剤です。
子どもが生まれ、暮らしに変化があって、それに向き合ってきた。その試行錯誤があったからこそ、今があるはず。
暮らしが、子ども中心の判断や選択にシフトしたことで、これまでより制限されることもある。でも、それをできるだけ前向きに捉えたい……。
そんな想いのもと、デザイナー葉田(はだ)いづみさんのご自宅へ伺いました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
デザイナー・葉田いづみさん宅を訪ねました
▲当店のムック本のデザインを依頼したり、商品のモデルやリトルプレスに登場いただいたことも
書籍などの装丁・デザインを中心に活躍されているデザイナーの葉田さんは、夫・5歳の息子との3人暮らし。
建築家にお願いしてフルリノベーションしたという、白とグレーが基調になった箱のようなご自宅が印象的です。
そんな葉田さんに、今回のテーマである「母になって変わったこと」についてお話いただきました。
▲スタイリッシュだけれど、時折目に入るアイテムに気持ちをほぐされる、すてきなお家
頑固なこだわりは、今はいらない。
母になって変わった「自分と暮らし」
感情を表に出す「わたし」に出会いました
葉田さん:
「まず変わったなぁと感じるのは、いろいろな感情を表に出すことが増えたということです。
こんなに自分が怒るひとだったなんて、知らなかった(笑)。きっと、子どもが生まれていなかったら、この感情の起伏を経験することは無かったかもしれないと思います。
5歳の息子はいま、手に負えないことも増えて、いちばん難しさを感じています。わたしが言っていることもちゃんと分かるからこそ、しっかりぶつかる」
葉田さん:
「ものすごく怒って、そんな自分にショックを受けたりすることも。息子はその後すぐにケロっとしていても、私が引きずってしまうことがありますね。
そんなときは、深呼吸をしたり、別の部屋に行って気持ちを整えています。
その時はもう必死。でも、いったん落ち着いて、こうやって考えてみると、そこまでの変化を与える『子ども』という存在って、面白いなぁと思います」
仕事モードと、母モード
暮らしと仕事をはっきり分けるように
葉田さん:
「オンとオフを、くっきり分けるようになりました。
もともと遅くまで働くのは苦手でしたが、仕事の量を細かく調節することはなかったんです。普段の生活も、暮らしと仕事はごちゃまぜでしたね。
でも、子どもが生まれてからはそうもいかず、産後3年くらいは探り探り。それが、ここ数年で『今できる仕事の量はこのくらいなんだ』と自分のなかに染み付いてきました。
とは言え、仕事の量はほぼ変わっていないんです。何が変わったかって、集中力かなと思っています」
葉田さん:
「朝、保育園へ送るのは外に仕事場をもつ夫に任せています。わたしは朝9時〜18時の仕事に集中するために、洗濯などの家事を朝のうちにすませて、いざ仕事。
ときどき、家事が9時にかかってしまうこともありますが、そんな日もある、と目をつぶっています」
▲自宅にある仕事部屋が、葉田さんの職場
葉田さん:
「夕方保育園へ子どもを迎えにいく自転車を漕ぎながら、だんだんお母さんモードになります。
一度そのモードになったら、待ったなし!なので、よほどのことがない限り、仕事が頭をよぎることはありません」
▲仕事部屋にぺたりと貼られた息子さんの絵
自分の好みよりも
子どもが本当に欲しいモノを選ぶように
夫婦の仕事内容や生来の性格の影響で、昔から家具や家電、雑貨に至るまでモノ選びにはかなりストイックだったという葉田さん。でも、そのこだわりは、子どもと暮らすようになって自然と和らいでいったそう。
葉田さん:
「子どものおもちゃは、イベントごとに、息子が欲しいものを選んでいます。キャラクターやプラレールといったおもちゃも増えていきますね。
自分のものではないから、わたし個人の『好き』は押しつけないで、寛容でいたい思いがあります。そうした変化には、自分でも驚きました」
▲絵本はいくら増えてもOK!としているカテゴリー。寝る前に読むのがほとんどだから、絵本収納は寝室のクローゼットに
▲リビングのソファー後ろも、おもちゃ収納スペースに(BOXはIKEA、蓋は自作)
週末解禁!ちょっとのお酒でリフレッシュ
葉田さん:
「もともとお酒に強くないので、自宅で飲む習慣は全くありませんでした。
そんな日々に、子どもが3歳くらいから変化が出てきて。気持ちにほんの少し余裕ができたのか、金曜日から週末にかけての夕飯時、ワインやサングリアを1杯飲むようになりました。
週末はやっぱり疲れも出てくるので、そんな身体にちょっとのお酒は、すごくリラックスできます。今週もお疲れさま、という一区切りですね」
葉田さん:
「正直、仕事にいかすためのインプットはもっとしたいです。でも、無理に今そうしなくても良いなぁと思っています。
小さい頃は今だけ。もう少ししたら、子どものほうから離れていってしまうだろうから、今の時間を大事にしたいです。
これから子どもが成長していくなかで訪れる新しい変化も、これまでやってきた変化同様、全く想像できません。だから構えすぎず、出てきたところで向き合っていければ、と思っています。
そのときに考えないと、わからない。そんな風に、考え方に柔らかさが生まれたのも、大きな変化のひとつですね」
変化はそれぞれ。でも、子どもへの想いはいっしょ
子どもと暮らすようになって訪れた葉田さんの変化。それは、生まれたその瞬間から、少しずつ時間をかけて、葉田さん家族の馴染みかたで、日々に浸透していったものでした。
暮らしのなかで生まれる揺れは、自分が正面から向き合ってはじめて「変化」に繋がっていくのかもしれません。そして、その変化を上向きにするのは、きっと試行錯誤があってこそ。
わたし自身が子どもとの日常で感じている揺れも、このさき明るい変化となっていくのかな。向き合うことに尻込みしないで、変化を暮らしの味方にしていきたいです。
続く後編では、小学校6年生の母でもあるスタッフ青木が、開発担当者さんに、ヤシノミ洗たく洗剤・柔軟剤のこだわりをお聞きしました。
エコロジー系の洗剤でありながら、高い洗浄力でも評価の高い「洗たく洗剤」をつくったサラヤ。肌に優しいだけではなく、ちゃんと洗浄力もある理由など、じっくりとお話を伺いました。
(つづく)
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【写真】鍵岡龍門
もくじ
葉田いづみ
静岡県出身、東京都在住。夫、5歳の息子と3人暮らし。2つのデザイン事務所勤務を経て、2005年に独立。『みんなの家事ブック』(本多さおり/マイナビ出版)・『まいにちおやつ』(なかしましほ/角川マガジンズ)など多数の書籍デザイン手がける。
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