エッセイ|家のなかの、ちょっぴり面倒なこと。
週末にお届けする小さなエッセイの連載です。テーマは「家のなかの、ちょっぴり面倒なこと」。居心地よく家を整えたり、自家製をつくってみたり。憧れの暮らしに近づきたいと思いつつ、日々の繰り返しにはちょっぴり億劫に思えてしまうこともあふれていませんか。そんな気持ちにそっと寄り添うエッセイを大平一枝(おおだいらかずえ)さんに書いていただきました。
エッセイ・コラム
【週末エッセイ】たくさんの失敗の末に見つけた、我が家にとっての「心地よさ」
文 大平一枝 最終話:心地よさの正体 家事はなんのために シリーズ最終の今回、あらためて考えてみた。家事は誰のために、なんのためにするんだろう。 家族や自分のため。みんなが心地よく...
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【週末エッセイ】母になる旅に、”終着駅”はないのかもしれない。
文 大平一枝 第四話:お弁当9年物語 直球のひと言「おかん、俺、弁当だけが塾の楽しみだから、もうちょっとくふうして」。 9年前、当時小学校5年だった長男にまじめな顔で直訴された。中...
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【週末エッセイ】過ぎていく時間はみな思い出になる。面倒なことも、そうでないことも。
文 大平一枝 第三話:食器洗いの、きのうとあした 争いと引き替えに 20歳の長男と16歳の長女がまだ幼かった頃は、よく夫婦喧嘩をした。理由の大半は、家事をどちらがやるかであった。大...
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【週末エッセイ】昔ながらの保存食作りは、面倒で大変とは限らない。
文 大平一枝 第二話:真夜中の味噌作り 味噌達人の家 長野で生まれ育った私は、中学時代のある日、母と同級生のI君の家に行った。I君ちの自家製味噌がとてもおいしいと評判だったので買い...
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【週末エッセイ】新米母は各駅停車で、だんだん本物の母になっていく。
文 大平一枝 第一話:朝家事、夜家事と心の偏差値 “よれよれ”の日々 好きな家事と嫌いな家事はなんですかと聞かれたことがある。考えてみたら、ほとんど苦手なことばかりで、答えにつまっ...
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【週末エッセイ|プロローグ】家のなかのちょっぴり面倒なことって、ありませんか?
文 スタッフ津田 日々ちょっぴり面倒なことって、ありませんか?朝の窓から入ってくる風に、すこしずつ秋を感じる季節になってきました。家で過ごす時間も長くなってくるので、あこがれの居心...