Mustakivi / ムスタキビ / 手ぬぐい

2,200 円 (税込)

大胆な色づかい・線を、楽しむ
北欧のエッセンスが息づいた「手ぬぐい」



日本では昔から使い続けられる「手ぬぐい」。最近では、美術館や土産もの、記念にと作られることも多く目にする機会も増えています。

生活に欠かせない、拭く・包む・敷く・飾るなど用途もたくさん。


今回、バイヤーが見つけたのは、北欧のエッセンスも入った特別な手ぬぐい。 

デザイナーは、私たちも大好きな北欧・フィンランドの「Marimekko(マリメッコ)」で32年間、世界中で愛されるデザインを生み出してきた石本藤雄(いしもと ふじお)さん。

その後、ブランド「Mustakivi(ムスタキビ)」のプロダクトデザインを手がけ、現在は拠点を日本に移して、さまざまなアイテムを生み出しています。



暮らしのシーンでの、手ぬぐいの魅力や奥深さは、言わずもがな。

そんな日本の伝統ある日常雑貨だけれど、フィンランドと日本の自然や、四季おりおりの風景からインスピレーションを得た、石本さんの感性をたっぷり堪能できるテキスタイル。なんて贅沢なんでしょう。

ぜひ、一緒に石本さんの手ぬぐいのある風景を楽しみましょう。





どんどん柔らかく、吸水性もアップ
日常にとけこむ手ぬぐい


江戸時代から使われており、「日常のための布」だった手ぬぐい。

汗を拭くなどのタオルやハンカチとしての役割だけでなく、頭にかぶって日よけにしたり、おもたせを包んだり、履き物の修理に使ったりと大活躍だったそう。

素材の木綿は、最初は糊がきいてパリッとしていますが、洗うたびにどんどん柔らかくなり、吸水性も保水性も良くなっていきます。



手ぬぐいの両端は、切りっぱなし。

縫い目がないから水分が溜まりにくく、乾くのがはやいんです。高温多湿の日本の気候で、雑菌を繁殖させにくく、毎日使える工夫だと考えられています。

ほつれは、およそ5〜10mmで止まり、フリンジ状になってきたら不要な部分だけカットしましょう。



色落ちも、味わいのひとつ。

だんだんと、クタクタになる生地が肌触りもよく、見た目にも少しくすんだ雰囲気が使い込んだ証なのです。



伝統柄から自然のモチーフまで全6柄


石本さんが手ぬぐいという日本ならではのアイテムで表現したかったデザイン。

伝統的な柄、自然の風景や植物、フルーツをイメージさせる鮮やかな色彩が特徴の6柄をセレクトしました。

使ってみた様子も交えて、柄をご紹介していきます。


01. べんけい

歌舞伎衣装にも使われる弁慶格子(べんけいこうし)からインスピレーションを得た「べんけい」。

今回のデザインでは、青と青みがかったグレー、白のコントラストが爽やかな一枚。

縞模様はあえてシンメトリーにせず、絶妙なバランスで配置されています。


お弁当包みとして使うと色があちらこちらから現れてきて、その様子も楽しめます。

手ぬぐいは大判ですが、最初にお弁当箱サイズに合わせてたたんでから使うとピッタリに包めます。重ねて包んでも生地が薄いのでかさばらず、便利ですね。


02.中べんけい

「中べんけい」は、少し細めの格子模様です。

緑がかった水色の浅葱(あさぎ)と、緑色の萌葱(もえぎ)の縞が重なる格子。

どちらもほんのりくすんだカラーで優しげな印象です。


家電などの目隠しにも、かわいいチェック柄がキッチンで活躍しそう。

何度かたためば、かんたんな鍋敷きとしても。ポットなどを一時置きするのにぴったりです。





03.もくれん


春の訪れを告げる木蓮の、鮮やかな色が思い浮かぶ「もくれん」。

大胆にきっかり半分に色分けし、白も引き立つデザインになっています。

エプロンにちょっと引っ掛けておいても、パキッとした色がかわいい。



04.レモン


「レモン」は、爽やかな檸檬色と白と半分で染めた、バイカラーのデザイン。

「もくれん」の次に発表されたシリーズで、石本さんが色違いで作りたいと構想を練っていたもの。


たった2色、それも大胆な切り替えが壁にあるだけで、明るくキリッとした空間に。


敷物として、オブジェを並べたり、フラワーベースを置いても素敵ですね。今回はフルーツを盛って、おもてなし準備をイメージしてみました。






05.雪が降る



「雪が降る」は、その名の通り、空から舞い降りる雪のイメージからできたデザインです。

愛媛で生まれ育った石本さんの目に、フィンランドの雪はどんなふうにうつったのでしょうか。

素朴なタッチの手描きの円。畳んだり包んだりすると愛らしさも醸し出して、なんとも味のある柄です。




06.暮


「暮(くれ)」は、やさしい上品なグレー地に、白い線の格子柄。

実際はデジタルデザインで作り上げた直線的なテキスタイルだったそうですが、少しよろけた線になったのは染め作業の偶然の産物。

細い白線部分は、注染手法で色を抜いたのだとか。伝統の染め方法のおかげで、味わいのある雰囲気ができたそうです。


ティッシュケースカバーとして包むと、格子柄や線のあるテキスタイルが映えます。

包み方はインターネットで検索すると色々なやり方が見つかるので、ご自身にあった方法でぜひお試しくださいね。

もちろんバサっと日用品の目隠しに使っても、キッチンのインテリアを邪魔せず、いい感じ。





くったりと柔らかく、心地よい肌触りに


使い始めは、余分な染料が落ちるので水を使った手洗いがおすすめです。

3〜5回程度洗って色落ちが落ち着いたら、洗濯機で他のものと一緒に洗ってもOK。

洗えば洗うほど空気を含んで、柔らかくなり、肌触りもやさしくなります。



フィンランドと日本の風景をモチーフに


マリメッコ社で長年テキスタイルデザインを手がけ、延べ400種以上ものデザインを生み出した、石本藤雄さん。

さらに2006年からはARABIA社のアート部門で作陶家としても活躍されました。


2017年には、故郷・愛媛で「Mustakivi(ムスタキビ)」が立ち上がり、プロダクトデザインを手がけ始めます。

2020年に帰国。愛媛県の道後温泉近くにアトリエを構えて、新たな創作活動を始めます。


現在は、テキスタイルに限らず、陶器やポスター、タオルなどを発表。

フィンランドと日本の文化を両方見つめつづけた石本さんのデザインは、やさしく素朴なタッチの線もあれば、大胆な色使いも。

それでいて自然のモチーフや四季、風景などが織り込まれていて、とても素敵ですね。



ちょっとモダンで、なんだか粋で。Mustakiviの手ぬぐいのある生活、楽しみになってきませんか。

ぜひ、手にとっていただけると嬉しいです。




【本商品について】
・お洗濯は、最初の数回は水で手洗いで行ってください。お湯を使うと、色落ち・にじみの原因になるので控えてください。
写真は「暮」の最初のお洗濯の様子です。グレーの染料が少し水に溶けました。



・ほつれの例
およそ5〜10mmで止まり、あとはフリンジ状になってきたら不要な部分だけカットしましょう。


【ご注文の前に、一度ご確認ください】

◎以下の場合は、お客さまのご都合による返品は基本的に承りかねます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。

・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品。

・お客様の責任で、商品が破損しているもの。

・返品のご連絡がないまま返送された商品。

・商品到着より1週間後にご連絡をいただいた商品。

・返品受付後(当店よりご連絡後)1週間をすぎての荷物が到着した場合。



インフォメーション  

ブランド Mustakivi 
デザイナー 石本藤雄
材質 木綿晒
サイズcm(約) 33×90
重量g(約) 35
生産国 Japan
お手入れについて ※お手入れは、基本的に手洗い・水洗いで他のものと分けて洗うことをおすすめします。もし洗濯機をご使用になりたい場合は、手洗い・水洗いで何度か洗って色落ちが気にならなくなってから他のものと一緒に洗えます。ただ、全く色落ちがしなくなるわけではないので、白いものと一緒に洗うときは分けたほうが安心です。
※洗濯には中性洗剤をおすすめしております。漂白剤入りや強いアルカリ性の洗剤は生地を傷める可能性があるので避けてください。また、強さに関係なくアルカリ性の洗剤は急激な色落ちや変色の原因となる可能性がございます。
※つけ置きや濡れたまま放置すると、他のものへの色移りすることもあるので、早めに脱水し、干しましょう。
※白地のものは、他の色のついた手ぬぐいと洗ったり、濡れたまま放置すると色移りしやすいです。
※直射日光は色褪せの原因にもなるので、陰干しをおすすめします。
※ほつれが出たときは、横糸をハサミなどでカットしてください。およそ5〜10ミリのところでフリンジ状になり自然とほつれなくなります。
備考 ※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
※製造の工程上、小傷・歪みなど生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。


石本藤雄について
1974年から2006年までの約30年間フィンランドのマリメッコ社でテキスタイルデザイナーとして活躍。その後はフィンランドのアラビア社にて陶芸作品を制作。1994年にカイ・フランク賞受章。2010年にフィンランドの芸術家に贈られる最高位「フィンランド獅子勲章プロ・フィンランディア・メダル」を受賞。2011年には旭日小綬章を受章しています。2017年、故郷・愛媛で「Mustakivi」が立ち上がり、プロダクトデザインを手がける。2020年、拠点を日本に移し、新たなる創作活動を開始。

Mustakiviについて

日本とフィンランドの自然、風景や四季、色やかたちから影響を受けたアーティスト・デザイナーの石本藤雄と日本の手仕事によって生み出される、機能的で美しく、人の手の温もりと優しさが心地いい、愛着をもってながく使い続けることができる、タイムレスなデザインが特徴のライフスタイルブランドです。 

(photo:3,32,33,35,36枚目はMustakivi提供)


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