【取扱終了】「喫茶店じかん」のマグカップ(ブラウン)/KURASHI&Trips PUBLISHING × 飯高幸作
3,300 円 (税込)
SOLD OUT
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「喫茶店じかん」を暮らしの中に。オリジナルのマグカップを作りました。
喫茶店で過ごすあのちょっと特別な時間そのものを、マグカップを通して家の中で疑似体験することができたら。そんな想いを胸に、「喫茶店じかん」をテーマにしたオリジナルのマグカップを作りました。
ディレクションを引き受けてくださったのは、当店でも人気の陶芸作家・飯高幸作さんです。
どんな質感や形にするか、じっくり半年ほどかけて考えていきました。今回はこのマグカップが登場する、架空の喫茶店での物語もお楽しみください。
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ふとした瞬間思い出しては、ついつい通ってしまう喫茶店。なぜ自分がこんなにもあの場所に惹かれるのか、私はずっとわからずにいた。
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珈琲を飲めるお店なら山ほどある。けれど私を満足させてくれる珈琲を味わえるのは、あの喫茶店だけのような気がするのだ。
私はいつだったか、喫茶店のオーナーから聴いた話を思い出す。「おいしい」とは味覚だけではなく、光や音や色や温度、それら体で感じる全てから作り出される感覚なんだよと、そう言っていたっけ。
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扉を開けると「いらっしゃいませ」と言いながら、オーナーは私に目に留めた。そして少し得意気な雰囲気を湛えた目で、視線を奥の窓際にするりと向ける。
彼の視線の先、オリーブの木が見える大きな窓の前は、私のお気に入りの席なのだ。
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朝、昼、夜。
いつ来ても、ここでは空気が透き通っているように感じるのはどうしてだろう。熱い珈琲を一口飲んでから、私はふっと視線を落とす。マグカップの中には、淡い空の色が溶けていた。
日常なのに、どこか特別。私はマグカップと自分の手を、高原でも眺めるようにひとつの風景として眺める。そしてそこに“居心地の良さの象徴”を、見たような気分になった。
持ちやすさにこだわった、特別なデザイン。
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ここからは、マグカップ作りでこだわった点をご紹介していきます。
温かな飲み物を温かなうちに飲んで欲しいから、取手の部分を少し大きめにし、本体に指が触れなくても持てる仕様に。指もしっかり2本入るため安定感があります。
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そしてぽってりとした丸みは手で包み込んだ時に馴染みがよく、心が休まりますよ。
また八分目で180mlほど入り、多すぎず少なすぎない丁度良いサイズも心地良さへと導いてくれるポイントです。
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電子レンジも食洗機もOK!だから使いやすい。
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特別感は欲しいけれど、毎日使う物だからこそ大切にしたのは「定番」や「ベーシック」であること。できるだけシンプルに仕上げ、暮らしに馴染みやすくしました。
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また、電子レンジでも使うことができるんです!温め直しはもちろん、お鍋を使うのが面倒な時、ミルクを先にマグにいれて温めてコーヒーを足し、カフェオレにするのも良いですね。
ひとつひとつ違う表情。手仕事の温もりが時間を豊かに。
制作は当店で取り扱っている蓋付きポットでお馴染みの、陶芸家・飯高幸作さんにお願いしました。
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アイボリー調のやわらかな質感が、ほっと一息つきたい時の気分にぴったり。
また下に高台を設けることで、愛らしい丸みが引き立つデザインになっています。横から見た時も、とても絵になるんですよ。
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筆で描かれたフチの色は、朝の光を思わせる美しいブルーと、夕暮れ時をイメージした温かいブラウンの二色をご用意しました。ひとつひとつ濃淡の具合が異なるのも、手仕事ならではの味わいです。
どんな表情のものが手元に届くかは、ぜひお楽しみにしていただけると嬉しいです。
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「喫茶店じかん」を贈ろう。
今回オリジナルのボックスも仕立てました。そして紙製のコースター付き。特別感のあるデザインですので、贈り物にもおすすめですよ。
大切なあの人に、ゆっくりできる時間を贈りませんか?
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置いておくだけで絵になって、そして使い心地も大切にしたいマグカップ。お気に入りをひとつ持てば、いつもの暮らしがささやかだけれど変わって見えるかもしれません。
こだわって仕立てたマグカップで、ぜひご自宅で「喫茶店じかん」を過ごしてみてください。
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■バイヤーのマグカップ制作裏話
初のオリジナルマグカップを作るにあたり、スタッフには数々の想いがありました。その模様をお届けします。
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インフォメーション
ディレクション | 飯高 幸作(いいたか こうさく) |
製作 | kousha ceramic works |
材質 | 半磁器土 |
サイズmm(約) | 口径約80×高さ(高台含む)75mm ※手作業で作られているため、若干の誤差がございます。 【容量】満水時:約280ml、実用量:約180ml |
電子機器 | 電子レンジ可、 食洗機可、オーブン不可 |
生産地 | 埼玉県越谷市 |
注意事項 | ※手作りのためサイズや形状、色味が各々多少異なります。 ※オーブンではご使用いただけません。 ※茶しぶやコーヒーの染みが気になる場合には、食器用の漂白剤を使うと綺麗になります。 ※この商品は、目止めの処理をしておりますので、お手元に届いたらそのままお使いいただければ幸いです |
撮影 | 岩田貴樹(1~8枚目、11~14枚目) クラシコム(9~10枚目) ※写真著作権については岩田貴樹とクラシコムが保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。 |
飯高 幸作/いいたか こうさく
茨城県笠間市の窯元で7年間陶芸を学んだ後、独立。2011年4月より、埼玉県越谷市に築釜。「手しごとの器のよさを身近に感じてもらえる空間をつくりたい」という想いから、ご自身がつくる器で実際にお茶や食事が楽しめる場(カフェ「kousha」)も一緒に併設したアトリエ兼ショップを構えている。![](https://hokuohkurashi.imgix.net/shop/2023-11-13/0ddae78c1177efda559a4bb54fe272da.jpg)