【スタッフコラム】心地よさは、誰が決めるのか。
編集スタッフ 齋藤
「なにをもって幸せだと思う?」
「どんなふうに暮らしたい?」
……そんな会話を、ここ数年、夫とかわすことが増えました。
「家族はチーム」?
家族はチーム、というフレーズを、4年ほど前の産休中にどこかから聞きました。それまで、家族が増えるということに、いまいちピンと来ていなくて、我が家に赤ちゃんが増えるらしいという、ただそのことに焦点があたっていたように思います。
でも、「チーム」という言葉を聞いてから、ここに増えるのは「一人の人間」で、それは「チームメンバー」である、ということがスルっと心に入ってきたことを覚えています。
それならば、我が家というチームを、より自分たちにフィットしたものにしたい。それを叶えるためには、私たちがどう暮らしたいのか、どんなことを幸せと思うのか、たくさん話し合おう。
そんな流れで、ふとした隙間時間、スーパーへ買い出しに行く途中、子ども二人の気配を感じながら話をしていました。
「決める」って、大変だけど、風通しは必ず良くなる
日々を歩んでいくなかで、ちょっと立ち止まって「どうしたい?」と自分たちに問いたいことはたくさん。
住まいをどうする?
何を食べる?
子どもを叱るタイミングって?
そのボーダーラインは?
仕事と暮らしをどう捉える?
たくさんの選択があって、選ぶべきシーンがあって、選択によっては大きな決断をしなければならない時もある。
その時々で、決めることってなんて大変なんだろう、と思うけれど、その後どうなったとしても「自分たちで選んだ」ことで風通しが良くなって、選択の積み重ねはきっとその先へ繋がっていると、チームを意識するようになってから感じています。
でもどこかで、あの人はこうらしい。あの家はこうだ。そんな情報が頭から離れなくなったり、基準にしたがったりする自分も。
多分これからも、そうやって時々周りと比べてずーんと悩んでしまうこともあると思います。
それでも、何をフィットと考えるかは、自由。どうにもできないことがあったとしても、決めることはできる。決めるのは、私たち。
だから、決めることをできるだけ自分たちに引き寄せて、チームの船を進めていきたいなぁと思います。
▲先週末、お茶目な風貌の鯉のぼりを飾りました
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