【スタッフコラム】出合ってしまいました。
編集スタッフ 奥村
先月に連載した、東京で世界旅行を楽しむコラム。
そこですっかり旅行モードになり、この連休は久しぶりに海外へ行ってきました。
行き先は初めての台湾。台湾といえば、やっぱりグルメ!
屋台の朝ごはんも気になるし、ウワサに聞いた夜市では、肉入り麺や丼を食べよう、とガイドブックの端を折りながらあれこれ妄想していたのですが……着いて2日目、とんでもなく好みの味に出合ってしまいました。
このおいしいものはなに⁉︎
その名も豆花(トウファ)。
ベースは豆乳でできた、絶妙なかたさのプリン(ブリッと硬すぎず、口の中でほどよくほぐれます)。
そこにもっちりしたタピオカや、プチプチ食感のハトムギ、ホクホクしたピーナッツや緑豆がのった台湾スイーツです。
きわめつけのおいしさは、ふんわりかかった冷たい氷。ただの氷かと思ったら、べっこう飴のような味のシロップを氷状にしたもので。
口に入れたとたん、やさしい甘さが広がったときのおどろき! コテコテの甘いものが苦手なわたしにとって、すーっと体になじむ「甘み」との出合いは衝撃的でした。
来る日も来る日も、豆花。
それからというもの、他のグルメはそっちのけで、豆花めぐりに熱を上げたわたし。
朝ごはん代わりに1杯、食後のデザートに1杯、汗をかいたら1杯。向こうの気温は30度超えの猛暑だったから(という言い訳で)夏バテぎみになったら、豆花をたべてひと休み。
今日はこの店へ。その後はあっちへ。豆花豆花…とつぶやきながらガイドブック手に街を歩く、歩く。
帰りの飛行機に乗るギリギリまで名残り惜しくて、空港にもテイクアウトした豆花をもっていき(笑)食べおさめ。
気づけば3日で7食も(!)夏にアイスを食べすぎた小学生のように、お腹をこわしたのでした。
帰国後も、豆花。
▲材料をひと通り、スーツケーツに詰めこんできました
思えば昔から、何かにはまりこむと一直線になるタイプでした。
いつもの自分を飛び出して、非日常へトリップするのが旅の楽しさ。でも、どこへ行ってもやっぱりわたしはわたしだなあと苦笑してしまいます。
帰国後も、あの味を再現したい…と豆を煮て、豆花作りに没頭しています。
この豆花モード、いったいいつまで続くのでしょうか……?
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