【スタッフコラム】はじめまして、編集チームに入った田中です!
編集スタッフ 田中
みなさま、はじめまして。編集チームに加わりました、田中です。
現在は、当店で扱う商品の紹介ページの作成や、映像コンテンツを担当しています。『青葉家のテーブル』の製作にも第二話から参加しています。みなさんご覧いただきましたか?
前職では映像制作会社で働いていました。クラシコム……?気になる……!と思っていた頃、「北欧、暮らしの道具店」のサイトでも動画を見かけるようになり。私の大好きな映像分野で、チャレンジできることがありそう!とワクワクがおさえきれなくなり転職しました。
私、自己紹介が苦手です。
▲お気に入りの本と映画を集めてみました。
自己紹介というものは何度経験しても緊張しますね。ぐるぐると考えた結果、今回は苦手なことを告白してみようと思い至りました。苦手なこと……それがまさに「自分について話すこと」でした。なんだか堂々巡りですね。
私は人間観察がとても好きです。そして、それを友人に話すのが好きなのです。「この前、こんな面白い人がいたよ~!」「こういう時って、人ってこんな行動するんだなってびっくりしたの」などなど。気づけば自分の話よりも人の話をしてばっかり。
先日も友人と近況報告をしていたら、やっと重い腰をあげて自分のことを喋りはじめた私に対して、「もっと早くからあなたの話が聞きたかったのに~」とせがまれる始末です。
学生時代に比べると、友人と会う回数が減ってしまいました。
みんなそれぞれにがんばっているから。そう思っていても、活躍を喜ぶ気持ちと寂しく思う気持ちとが順番にやってきます。
「(あなたは)いつも、走り続けているイメージ。だから私も頑張るんだ」と言ってくれた友人がいました。思い出す度、大切なものを見失ってしまわないように、と自分に問いかけます。
仕事ももちろん大切だけれど、友人と会う時間がとっても好き。働き始めて、これも大切な「暮らし」の一要素なんだと気づかされました。
そして、クラシコムの一員になってからというもの、普段見過ごしていた「切実な自分自身」に向き合うことの難しさに直面しています。まずは、私自身が自分の「暮らし」を見つめ直すことからはじめないと、みなさまにお届けできるものを生み出すことはできないと気を引き締める毎日です。
母とのふたり旅も暮らしの一部?
そういえば、母と二人で北欧を旅したことがありました。
1週間ほどのその旅行は、都合の合う友人が見つからず、ひとり旅も許されず、渋々、母と行った旅行でした。
航空券もホテルもインターネットで自分で取って、ガイドブック片手に旅しました。私は旅先では、できる限り公共交通機関で移動することを目標にしています。現地の暮らしに近づけるような気がするから。
怖がりの母は、行き当たりばったりの旅行をすごく心配していましたが、なんとか旅を終えて日本に帰ってきた時に、「よくできたね」と褒めてくれました。シンプルなその言葉が、とても嬉しかったです。
遠方に住んでいることもあり、普段から感謝を伝えるのは気恥ずかしいのですが、感謝の気持ちを伝えられる機会になってたらいいなと思います。
こんなイベントも「暮らし」の一部にしたいものです。
私をひと押しする「おまじない」
▲母からもらったお下がりのものたち。
みなさんには、おまじないのような決めごとはありますか?
私の場合は、「新幹線のお供には、薄いエッセイと甘いハイソフト」これがあると安心して、どこへでも行けそう~と思ってしまいます。
他にも、私は大学生の頃から一人暮らしをしているのですが、いつかのお正月に母のお下がりのカーディガンをもらって東京へ戻ったのです。それは、私が生まれるよりも前に着ていたという、しばらく袖の通されていないもの。それ以来、帰省のたびにちょこちょこと母のお下がりをもらってきます。すこしホッとするような、そんな洋服たちです。
それらは、変わらずにあり続けてくれて、ちょっと私の背中を押してくれるような気がしています。
そして新たなおまじないができました。
「通勤時は、回り道をすること」
私、乗る電車のドアが決まっているくらいに、朝は最短ルートでできる限りスマートに動きたいタイプです。ですが、クラシコムに入ってからは電車を降りるとちょっとだけ回り道して横断歩道を渡ります。このまっすぐな道を渡ると、元気がでます。国立の並木道って最高なんです~
今まさに、日々新しいチャレンジをさせてもらっています。
これまでの人生で出会ってきたたくさんの方々への感謝の気持ちと共に、続いていく私の暮らし。これから、みなさまに映像も含めたいろいろな形で暮らしを届けていけたらと思っています。
これからどうぞよろしくお願いいたします!
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