【スタッフコラム】憧れのシナモンロールを作ってみました♪
編集スタッフ 二本柳
いつかやってみたい、と思いながら手を付けずにいることが山ほどあります。
そのうちのひとつに「シナモンロールをつくる」がありました。
自分でも「え、つくれば?」と突っ込みたくなるくらい小さな願い事ですが、なにせパン作りはやったことがないもので……「わからないこと」はなんでも腰が重いものです。
でも先日、スタッフとの雑談でシナモンロールの話で盛り上がりました。
しかもそこにいた奥村は、パン屋で働いていたという経験の持ち主(心強いかぎり)。さらに料理好きな今野も加わり、「『かもめ食堂』のシナモンロールを作る会」を決行しました!
『かもめ食堂』のシナモンロールを作ってみたい
奥村いわく「パン作り日和」の、よく晴れた土曜日。まずはデパートに集合し、『かもめ食堂』の料理を監修している飯島奈美さんのレシピをもとに材料を買い集め、発酵の待ち時間用に総菜も購入しました。
シナモンロールの上にのせる粒状の砂糖だけうまく出合えず、製菓店など4軒まわったのですが(今野があきれるほどの執念……)結局あきらめることに。
気を取り直して、我が家へ向かい、さっそく生地作りです。
作業途中も発酵が進んでしまうとのことで、テンポよく材料を混ぜていきます。
よくこねた生地はふっくら柔らかくて、はやくも幸せ。
丸めた生地を暖かい場所に置いて、しばし発酵待ち。
買っておいた総菜と即席サラダで、昼からワイン。パン作りの魅力のひとつは、この待ち時間にありと見ました。
▲左にちょこんといるのが、暖かい場所で発酵中の生地
1時間もすると、生地が2倍ほどの大きさに。「おお〜!成長してる!」感動する一同。「パンは子供みたいで愛おしいんですよ〜」と奥村。
映画で気分を高めて、いざオーブンへ!
ここで、『かもめ食堂』のシナモンロールをおさらい。
綿棒で生地をのばして成形するまでの一連の流れを繰り返し観て、予習は真剣です……。
「よし、いきましょう!」(奥村)
「はい、キャプテン!」(今野と私)
▲ぷにぷにの生地が気持ちいい〜!
「お砂糖かけすぎ?」(今野)
「意外と甘くないはずだから、たっぷりめで大丈夫ですよ〜」(奥村)
「シナモンかけすぎたかも……」(今野)
「OK、OK!」(奥村)
「カルダモンいっぱい入れていい?」(私)
「いっちゃいましょう!」(奥村)
そんな男前な感じで作業は進み、あっという間にかわいいロールが完成。
あとはこれを等分に切っていきます。
「いよいよ最後の仕上げです」(奥村)
「これは…… 一番あこがれてたシーン!」(私)
「わ!弾力すごい!」(今野)
「けっこう勢いよくいっちゃって大丈夫そうです♪」(奥村)
鉄板の上に並べると……こんな感じ。
「か、か、かわいい〜〜〜〜!!」
思わずため息が出るくらいにかわいくて、360度全方位から写真を撮りまくり、鼓動を落ち着かせる私たち。
仕上げの卵を塗っていきます。
余熱しておいたオーブンに入れて、あとはおいしく焼けるのを祈るのみ。
「スパイスの香り、してきましたよね?」(奥村)
クンクン……
「すごい、すごい!膨らんでる!」(今野)
タラタララーン♪(オーブンの音)
13分ほどで焼き上がり!オーブンに入れてからは、あっという間です。
粒状のワッフルシュガーは入手できなかったので、奥村のアイデアで粉砂糖を少量の水で溶いてパンの上にたらすことにしました。
これが大正解で、噛んだときに砂糖の甘さがいいアクセント。見た目もかわいいです。
そうそう、これがホームメイドのおいしさでした
「それでは……いただきまーす!」
焼きたてをぱくり。
「……おいしい!これは、、おいしい〜〜!!」
砂糖たっぷりのつもりだったけど、甘さはひかえめ。カルダモンとシナモンの香りが大人の味です。
噛めば噛むほどおいしさが引き立ってくる感じ。そうそう、ホームメイドのお菓子もこんなおいしさでした。じんわりおいしい、優しい味。
パン作りは、生地をこねる手触り、発酵を待つ1時間ほどのあき時間、生きてるみたいに膨らんでく様子、焼き上がりのいい香り……「しあわせ」の要素がたっぷり詰まってました。
なんだ、もっと早くやってればよかった!
「やったことがない」というだけで不思議と腰が重くなる、あれこれ。他にもたくさんあるような気がします。
この勢いに乗って、次は3年眠らせてる「イングリッシュブレックファストを作る」に着手しようかな〜なんて思ってます。
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