【スタッフコラム】10年分の写真を整理しながら子育てを振りかえった冬休み。
編集スタッフ 青木
窓拭き、押入れの整理、とりあえず納戸へ入れたアレコレとの対峙(捨てるか否か!)。
年末年始にふさわしい課題はあれど、そのどれよりも心の端に引っかかっていたのが「子供の写真の整理」です。
実は、保育園入園から小学校までの写真が、数百枚もそのままになっていまして。。
1/2成人式までには必ず整理しよう!という決意も流れにながれ、「とりあえずここに……」と引き出しの中へ溜め込んで約10年。やり始めればあっという間に終わるんだろうに、後回しにし続けちゃったんですよね。
今年の春には中学生。いつかやってくると恐れ続けている反抗期も多分すぐそこ。これまでとは違う時間が始まる予感がプンプン漂っているから、家の掃除よりも写真の整理へと心が動いたんだと思います。ここらでちゃんとこれまでの子育てを振り返ってみようじゃないかと。
▲こちらはほんの一部。幸いだったのは、封筒に学年とイベント名が記載されていたこと。この手がかりなしに、時系列に添って整理するのは、相当な手間になったはず。
子供にも声をかけたら「わー!やるやる!久しぶりに見たいな、昔のオレを」と楽しげな返事が。
せっかくなので、カウンターにお茶とおやつを並べ「いっぷくコーナー」をこしらえました。雰囲気を丸くするBGMも忘れずに。
ありものの寄せ集めでも、ビスケットをビンに入れ替えたり、カゴに並べるだけで嬉しい見た目になりますし、甘いのとしょっぱいのがあればバッチリです。
こういう準備なら誰に求められなくてもできるのに、面倒なことはとことん後回しなので、今年はちょっと無理してでも面倒なことと早めに向き合う一年にしてみようと思います。(流れで今年の抱負が決まりました)
さてまずは、保育園の写真から着手。わかっていたけど本当に量が多い。しかも写真の片隅に豆粒サイズで写っていて識別しづらい写真や、我が子がメインじゃない写真まで、なぜこれを?と笑っちゃうくらいナゾな写真が何枚も。
子供からも「なんでこれを?オレのこと追っかけすぎだろ」と首をかしげられる始末。
私にもその時の心境は理解できませんが、なんとなく思い出されるのは、毎日どんな表情でどんなふうに過ごしているのかがとても気がかりだったということと、写真から読み取れるお友達との距離感を毎回新鮮に感じていたたことです。
久々に対面した写真の中の子供は、かわいさと頼もしさの塊。保育園という社会で頼もしく過ごしているようでした。
今なら写真越しにでもわかる頑張りが当時は分からず、自分の大変さばかりに目がいって、子供の弱さやたくましさがちゃんと見えていなかったと思います。「子育てって大変。どうしていいのかわかんないよ!うえ〜ん!!(子供の泣き声よりも大きな私の心の泣き声)」と、消耗しきっていました。
きっと今も気付けていないことが沢山あるはず。でも目の前にいる子供は元気に過ごしているようですし、心内は見えないけれどなんとかやっているよう。手を引いて一緒に歩く時期はすっかり終わっていました。
親の頑張りやお世話だけではどうにもならないところまで育っているようなので、頑張れ!とエールを送り続けようと思います。
小学校に入ってからの写真整理は、演技まじりの詳細なエピソードを聞きながらで、ちっとも進まなかったけれど、楽しい振り返りの時間になりました。
名目は、溜まった写真の整理。けれど私にとってはこれから起こることに立ち向かう為の心の準備となりました。親子で取り組んだことで、ちょっとした儀式のようにもなり、この時間そのものがいい思い出になりそう。
とにかく大変だったと思っていたけど、そればっかりじゃなかったことも思い出せたし、私の大変さとは関係なく、子供は子供としての時間を過ごしていたことを写真を通して知れて、どこか気が楽になりました。
いつかは終わる子育て。ここからは「あの時はよくやってたぞ」と数年後の自分に褒めてもらえるような時間を過ごせたらいいな。
▲これはいつかのお正月。しっかりと二本足で立ってアンパンマンの凧を見上げているから2歳の時かな。
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