【スタッフの愛用品】我が家の冷蔵庫にパンマグネットが必要な理由
お客様係 渡邉
溢れ出る生活感をどうしよう……
我が家の冷蔵庫には、保育園の献立表、マンションからのお知らせ、請求書、宅配便の不在票など書類がたくさん。
でもこういう書類って大抵生活感に溢れているんですよね。
リビングからキッチンがよく見える間取りということもあり、少し前まで極力こうした書類を貼らないようにしていましたが、するとどうなるかというと、まずダイニングテーブルやキッチンカウンターにバサっと置き、食事の際に本棚や食器棚の上にとりあえず移動させ、そのまま存在を忘れてしまったり、どこかに紛れてしまったりするはめに。
試行錯誤の末、今の私にとっては大事なものが目につく場所にあって、パッと見てどんな内容かすぐわかることが大切だという結論に至りました。
だからと言って、見るたびに「何かイマイチ」と思うのもなぁ。できることなら溜め息の出る場所から、ワクッとする場所にしたい。
そうした時に、これがあればきっと!と思ったのが、よしおかれいさんが作るパンのマグネット。少しずつコツコツ集めて、ついに先日めでたく全5種類が揃いました。
かわいさの中に感じる「職人技」
このマグネットの一番気に入っているところは、コロンとした素朴でかわいい佇まいと、本物のパンそっくりに、細部まで丁寧に作られたことがわかるストイックな職人技とのギャップ。
どうやって付けたのかと思うほど小さなあんぱんのケシの実、フランスパンの表面の質感やリースの模様、クロワッサンのぽってりとした立体感、プレッツェルの上にかかっている塩まで再現されているようなざらつき。
遠くから眺めるだけでももちろん素敵ですが、手にとって目から10cmくらいの至近距離で見ると、ただかわいいだけじゃない、ストイックな職人技と手仕事の温かみを感じるんです。
作家さんの手で、一つ一つ手間ひまかけて成形され、釜でこんがり焼きあがるところを想像するだけで、長い旅の末に我が家に来てくれてありがとう〜!と胸の奥をキュっと掴まれます。
そしてこれらが冷蔵庫に貼ってあるということに、私の場合はとても意味があるなぁと、最近思うようになりました。
「晩ご飯急いで作らなきゃ!そういえばお昼の給食はなんだったんだっけ?」
「あ!今日はプラスチックゴミの日だ。早くまとめて、新しい袋出さなきゃ!」
など、私がこの場所をみるのは、だいたい焦っている時。
そういう時にこのマグネットが目に入ってくることで、ちょっと落ち着く気がするというか。深呼吸するきっかけになっている気がします。
裏側には磁石が2~3個ずつ貼られているので、思っていた以上に厚みに耐えてくれています。設置面との相性にもよるかもしれませんが、留める位置を多少左右上下にずらしても傾いたりずれ落ちてくることはないですし、我が家の場合はコピー用紙なら3〜4枚、ハガキの厚さだと2枚くらい重ねて留めることもできました。
陶器ですが今のところ落として割れたこともなく、適度な重さや硬さがあるので息子が間違って口に入れたこともありません。
見た目だけじゃない、頼もしさと安心感がありますよ。
「好き」を詰め込んだお気に入りの場所に
パンのマグネットを取り入れて以来、書類を入れておくマグネットボックスや当店でも販売中のワイヤーレターラック、写真やポストカードなどが仲間入りし、だんだんと賑やかな空間に変わりました。
それから保育園の制作物、家族で好きな喫茶店のカードや、新幹線のマグネットも。何をどこに配置するかを考える時間が楽しくて、ストレス解消になっています。
こうしてすっきりとはかけ離れてしまいましたが、好きなものがぎゅっと集まっている、このごちゃっとした感じが今はとても気に入っています。
今回ご紹介した愛用品
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