【スタッフコラム】旅の楽しみはスーパーに。
編集スタッフ 奥村
9月のあたま、フィンランドとデンマークへ行ってきました。
前回行ったのは1月で、現地はマイナス10度くらいの極寒でした。今回は夏の終わりで日差しも強く、まだまだ半袖で十分な気候。
目を奪われたのは、街のあちこちで、誰もが熱心に日焼けをしていたこと。
カフェの前に並ぶオープン席なら、日よけの屋根がついたスペースは空いているのに、直射日光のあたる席だけが埋まるほど。
冬になると日照時間が極端に減る北欧だから、夏の間に太陽の貯金をしておくかのよう。わたしもいつの間にか日焼け止めを塗るのも忘れ、日光にたくさん当たってきました。
今回はひとり旅だったので、いつも以上に珍道中つづき。言語がさっぱりわからず、バスを降り間違えたり、道に迷ったり。
日本にいるとほとんど経験しない、わからないことだらけの日常。これに向き合うのは体力が必要なようで……毎晩、くたくたになって泥のように眠っていました。
詳しい旅の話は長くなるのでここでは割愛して、今回は道中にスーパーで買ったものをご紹介したいと思います。
チューブのマスタード。デザインがかわいくて手に取りました。
パッケージの色が何種類かあったので、黒はスタンダードな味、赤は辛口かな?と予想していたのですが、後から表の言葉を調べてみたら黒い方は「火の」、赤い方は「強い」と書いてあるみたい。もしかしてどちらも辛口だった?? これは辛いもの好きな友人へのおみやげに決めました。
手のひらサイズの牛乳。コップ1杯分くらいのちょうどいい容量で、朝ごはんに飲んでいました。(あんぱんの代わりに、シナモンロールを片手に。)フィンランドの国旗と同じブルー×ホワイトのカラーが可愛かったです。
海外のビスケット、いつも何箱か買ってきてしまいます。味はもちろん、今回はパッケージが好みのものを選びました。
上はライ麦のクラッカー。下はオフィスへお土産に持って行ったジンジャービスケット。
スーパーで売っている=大衆受けしそうな味かと思いきや、スパイスやハーブがしっかり効いたちょっと個性的な味でした。
今写真を見ていて気づいたのですが、上の箱、まだ開封前だったのにちょっとパッケージが開いていて(笑)そんなおおらかさも外国ならではで、愛らしく思えてしまいます。
これも、パッケージのかわいさで思わず買ったもの。
いちばん左はフィンランド人の大好物、サルミアッキ(ご存知の方もいるでしょうか?)。スタッフにも食べてもらったら渋い顔をされましたが、わたしは結構これが好物。独特の苦味がある、固めのグミです。
真ん中と右は、たぶん何かのタブレット。真ん中のものは裏面に鼻のマークがついていたので、舐めると鼻がスーッとするのかな……。
実はまだ開封していないものがほとんどで、見た目の想像のままに書きました。実際どんな味がするんだろう。想像が当たっているのか、いないのか。これから少しずつ確かめていくので、旅の余韻はまだまだ続きそうです。
想像通りがない場所にいるのは、小さなストレスでもあるけれど、スーパーの買い物ひとつでこんなにワクワクもできちゃう。だからやっぱり、「わからない」だらけの旅にまた出かけてしまいそうです。
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