【スタッフコラム】秋祭りと、神輿
編集スタッフ 田中
三連休。秋祭りがいくつか開催されていました。
私は通りすがりも含めて3つのお祭りに足を運んだ連休になりました。
お祭りといえば、たこ焼きに焼きそば、フランクフルト、わたあめ……など、屋台のことばかり頭の中を駆け巡る私ですが。
私の育った地元では、地区ごとに小さなお祭りが開催されていて。
私の住む地区は小さな地区で、地区内に神社もなかったので、普段はおじいちゃんおばあちゃんがゲートボールをしている空き地に簡易テントが建てられて地区の方々が屋台を出してくれる、そんなお祭りでした。
私はといえば、小学校低学年の頃まではそのお祭りに参加していましたが、大きくなると、隣の地区の神社の境内で開催されるお祭りの方が風情があって友達もたくさん来ていて、といった理由でそちらのお祭りにばかりお邪魔していました。
さてタイムスリップはこのあたりにして、目の前で繰り広げられる屋台の数の多いこと。さらには普段は車がすれ違えないほどの狭い通りで大勢の大人に担がれる大きな神輿。威勢のいい掛け声がそこらじゅうに響き渡るのも面白い。
私は子供の頃から隣の地区のお祭りにばかり参加していたもんだから、お祭りの一員になったことがない。神輿を担いだことなんてなかったなと気づきました。
目の前の神輿の、大きな掛け声に加わって輪に入っていく想像をしてみたけれど、実際は柔らかな手拍子でにこにこと眺めるだけ。
いつかお呼ばれして神輿に参加してみたいなぁと思ったが、祭りはお呼ばれするもんじゃないよ、と自分にツッコミをいれる。そういやあの小さな地区の祭りだって、係を決めてみんなで盛り上げてくもんだった。
東京に住んでもうすぐ10年、まだまだ借り暮らしが続くけれど、いつか、どこかの地区の一員になって、祭りの神輿を担いでみたい。
そんないつ訪れるかわからないウィッシュリストをひとつ、更新した夏と秋の狭間です。
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