【密着!】続けられたら、なんとかなる。繰り返しの中でみつけた、いろいろな「良い」との向き合い方。うつわ作家・志村和晃さん
編集スタッフ 澁谷
はじまりは一途じゃなくても
続けることが自信になって
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第18弾をお届けします。
今回は、千葉県館山市に工房を構えるうつわ作家・志村和晃(しむら かずあき)さんにご登場いただきました!
藍色の染付が特徴的な作風のうつわ作家志村さん。今のスタイルにたどり着くまでに京都や石川、栃木など、さまざまな場所で陶芸の修行をされてきました。そんな志村さんの書いた「辞めなければなんとかなる」という言葉の意味とは-。
志村さんが陶芸と出会ったのは東京の専門学校に通っていた頃。さまざまな種類の工芸を学ぶ中でも陶芸に一番興味が持てたことが、後にうつわ作家を目指すきっかけになったといいます。
しかし、専門学校の卒業後すぐに作家としてやっていこうと決めていたわけではなく、当時やっていたカフェのアルバイトから社員を目指そうかと思い巡っていたこともあったそうです。
ご自身の性格を「優柔不断」とおっしゃる志村さん。これまでに京都、石川、栃木と3ヵ所で陶芸の修行を重ねてきた中で、それぞれの土地で教わることが違う経験もあったそう。
いろいろな「良い」を経験し、時にはお客さんの反応をみながら真摯に陶芸と向き合う姿に、志村さんのしなやかな強さを感じます。
「はじめからうつわ作家を目指していたわけではない」と話す志村さん。中にはやめたこともあったけれど、うつわ作りは好きだから続けられて、淡々とした繰り返しの中で決意が固まっていったといいます。
高いところをまず目指すんじゃなくて、一つずつステップをクリアしていけばいつの間にか高い位置に行っているんじゃないかな- 。そう語る志村さんの1日に密着します。
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