LIFESTYLE
【うちのイヌ、うちのネコ】散歩に、ごはん、家事育児。犬がいることで心にゆとりが生まれた
編集スタッフ 田中
不定期連載の「うちのイヌ、うちのネコ」では、動物と暮らす方のライフスタイルを写真とともにお届けしています。
今回は、花屋で働く傍ら、ご自身がセレクトした雑貨をネットショップで販売もしている宮原あゆみさん宅のBOBOくんが主役です。
プロフィール
名前：BOBO（ボボ）
性別：オス
年齢：8ヶ月
種類：ミニチュア・シュナウザー
家族みんなで、目尻がさがりっぱなし
宮原さん：
「BOBO（以後ボボ）は、去年の秋頃に家族の一員に加わりました。自分の子供2人が小学生になり、そろそろ犬を飼ってもいいかなと思えたんです。というのも、私自身が中学生の頃に犬を飼いはじめ、思春期ゆえの家に居づらい時期も犬の存在に救われた思い出があったから。
私たち夫婦は念願の犬との暮らしなので可愛くて仕方ないのですが、今では子供たち2人もボボが大好きで、家族みんなで目尻がさがりっぱなしの日々です」
不思議と、時間も心にもゆとりが生まれた
宮原さん：
「散歩は1日2回、朝は夫、夕方に私が連れて行きます。その時間までに洗濯やお風呂、夕飯の準備などを終わらせるという目安ができたからなのか、時間の使い方が前より効率よくなって、ゆとりが生まれました。
それまでは仕事から帰って子供たちの宿題を見ながら家事をし、疲れてちょっとゴロン……なんて日もあって。やらなきゃいけないことが、どんどん後ろ倒しになってしまって慌てていましたね。
今は、夕方30分の散歩がいい区切りになっているんだと思います」
宮原さん：
「散歩中に出会う他の犬の飼い主さんとの交流も、気分転換になります。世代が違う方もたくさんいらっしゃって、そういった方たちとの短いお喋りは、ボボがいることで初めて体験しています」
傷だらけの家具も「思い出」だと、受け入れて
宮原さん：
「迎えたばかりの頃は、とにかく元気すぎて。私のお気に入りの家具をガシガシ噛んだり、ウールのブランケットやクッションもかじって破ったり。
覚悟はしていたものの、子犬のしつけは大変でした。
最初は正直イライラすることもありましたが、今はメリハリをつけていこうと思っています。破れたブランケットはお直しをして『傷も思い出のうち！』という感じであまり神経質にならず、一度叱ったら引きずらないようにして。逆に褒めるときは、大袈裟なくらいに笑顔で褒めています。
こちらがドーンと構えていることでボボも安心したのか、最近では私たちを信頼してくれているように感じます」
▲陽当たりのいい場所でまどろむのが好きだそう。
観葉植物もインテリアも、共に楽しめるように
宮原さん：
「私は観葉植物を飾ることが好きで、これまでは部屋中にあったんです。ボボを迎えるときに犬が舐めたり触ったりするとよくない植物は、高い位置や別室へ移しました。
それ以外のグリーンも、足つきのプランターやスツールにのせて、100円ショップで購入したアイアン製のワイヤーネットでガードしたり、土の上に布や木製チップを置いたりしています。
家具は子供たちが小さい頃、手の届かないところへと取り付けたストリングシェルフが、今になってまた活きています」
子供たちの新たなコミュニケーション相手に
宮原さん：
「我が家は夫婦でボボの散歩や食事、トイレの世話をしているので、私たちの言うことは聞いてくれるようになってきました。
一方で子供たちとの関係はまだまだ構築中のようです。ボボは子供たちを遊び相手、兄弟のように感じているみたいで時折度がすぎてしまうことも。なので、子供たちも飼い主と認められるよう、食事のしつけから手伝ってもらうことにしました。
子供のほうも、動物と一緒に暮らすのは初めてなので、可愛さゆえか寝ているときにちょっかいを出すなど、ボボがちょっと嫌がることもしてしまうんですよね。
そんなときは自分たちもそうされたら嫌だよね、ボボがどんな反応するか、どう思っていそうか、相手のことを考えて接してあげてねと伝えています」
まだまだボボくんとご家族の暮らしは、発展途上のよう。けれど、すぐに慣れるより、じっくりといい関係を築ける時間を過ごせるのも、家族だからこそ。
かわいいボボくんの様子と、宮原さん宅の素敵なインテリアにとても気持ちが和みました。
次回もお楽しみに。
（つづく）
うちのイヌ、うちのネコ vol.1
うちのイヌ、うちのネコ vol.2
【写真】宮原さん
宮原あゆみ
2014年からinstgaramを始め、好きなお花や植物、インテリア、北欧雑貨のことを主に綴っている。7年前からスタートした雑貨のネットショップは現在一時休止中だが、再開すべく準備している。情報はinstagramにて→@hak_mi
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