【スタッフの愛用品】バターをまるでチーズのように。トーストの楽しみ方を変えたバターナイフ&ケース。
バイヤー 山根
あるとき同僚とのリモート飲み会のこと。「トーストってどうやって食べる?」とパンの食べ方が話題になりました。
僕はと言えば、塗りやすいようにバターを電子レンジで軽く温めてから塗る派。あるいは、バターを塗ってもう一度焼く派。
一方、ひとりの参加者が強く主張していたのが「無塩バターをたっぷり乗せて食べる」というスタイルでした。
曰く、バターは「塗る」のではなく「乗せる」。しかもできるだけ大きく、塊のまま。大きければ大きいほどおいしい、というのです。
え!? バターって塗るものじゃないの? 生(?)のバターっておいしいの? もっぱら「塗る」派だった僕は、その主張が信じられませんでした。しかしなんとこの「乗せる」派は、そのときいた5人のうち2人も実践するスタイルだったのです。
こんな年齢になってもまだ、パンとバターでカルチャーショックを受ける余地が残されていたんですね。驚きを隠せない僕に、追い打ちをかけたのがこんな言葉でした。
「フランスでは、バターをまるでチーズのようにパンに乗せる」
この話がほんとうなのかはわからないのですが、妙に説得力がある言葉……心動かされた僕は試してみることにしました。
そして、とてもおいしかったのです。
さて、バターを塗るのではなく、乗せて食べる。となると、必要になってくるのがバターナイフ。
そこで迎えたのがクチポールのバターナイフです。さらに野田琺瑯のバターケースもいっしょに迎えました。
(白と黒、木とステンレスの素材がツボな組み合わせです!)
裏返すとカッティングボードのようにもなるバターケースが、この「切って乗せ」の食べ方にはまさにうってつけ。ストレスなくバターを切って、乗せて、を繰り返すことができます。
クチポールのバターナイフも、絶妙な厚みと斜めになった刃でバターをほどよい量で削りやすい形状なんです。
やってみて気づいたのですが、このスタイルはバターを溶かして塗るよりも時間がかからずとっても楽ちん。忙しい朝でもささっと食べられるのが助かります。
結局僕もこのスタイルが気に入ってしまいまして、もうかれこれ4ヶ月くらいはほぼ毎朝このバタートーストを食べています。3歳の娘もこれが気に入って、トーストを渡すと「バター乗せて〜」と言ってきます。
ちなみにトーストに乗せるバターの最適な量ついては、バターの先輩方いわく「歯でバターの厚みを感じられるくらい」とのこと。さすがにそれは多いだろうと思って初めは躊躇していましたが、確かに日に日に一口のバターの厚みが増しています(↑の写真は控えめな量)。
そんなわけで、お気に入りの食べ方とナイフ&ケースに出会えて気分満足な朝時間を過ごしているこの頃です。
ところで食パンのお気に入りは超熟の山切り。ふつうの真四角のものよりサクッと軽めなところがこのスタイルに合うので気に入ってます。
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