【今日、何しよう?】第1話:お気に入りのニットをおうちクリーニング。また来年もよろしくね。
編集スタッフ 田中
休日くらい時間を気にせず過ごしたいと思いながらも、いざ予定がないとなると何をして過ごそう……と、ボーッとしてしまいませんか。
そんなとき、毎日使い込んでいる鍋を磨きあげるとか、普段は見送ってしまうような家しごとを済ませると、それだけでも達成感のある1日になりますよね。
ゆるゆるしながらも、心満たされる休日プランって何だろう?
こんなふうにGWを過ごしてみたら……と想像をふくらませた3日間を、今日からお届けします。のんびりお付き合いください。
ONE DAY #01
「お気に入りのニットを手洗いする」
きもちよく晴れた日。そうだ、クリーニングに出そうか迷っていたニットの手洗いをしてみよう。
去年の冬、そろそろ大人なシンプルニットが欲しいと、思い切って購入したウールとカシミヤのニット。クリーニングに出したらラクだけれど、気に入っているニットだからこそ自分でお手入れできるならしてみたいと思っていたのだ。
手洗いの方法は、ちゃんと調べたのに、ついつい億劫がっていた。クローゼットの隅に追いやっていてごめんね、と言いながら取り出す。
しまっている間に虫食いされたら悲しいから、とくべつ念入りに。
ちょっぴり手強い汚れには、洗剤を薄めたスプレーを吹き付けて、要らなくなった歯ブラシでトントンしておくと汚れが落ちやすいんだって。
お次はたらいに洗剤をいれてよくかき混ぜる。手でじゃぶじゃぶ……。洗濯機の中をのぞいたことはないけれど、こんなふうになっているのかも。
押し洗いって、やさしさだ
ゆっくり沈めて、しずかに押し洗い。押すだけでいいのかなと思いながらも、水をよく見ると少し濁ってきた。よく着たんだな〜と冬の自分を思い出す。
どんなボトムスとも相性よしで、ふわふわで本当に暖かいから、寒い&立ち仕事&気合いいれたい、の三拍子が揃った日には袖を通していたな。お気に入りを着ている、それだけで心強い。
脱水は、ちょっとラクして
脱水は洗濯機におまかせする。洗濯ネットにいれるときは、中で動かないように口をぐるっと固結びすると、ニットの形が崩れにくいんだとか。
次の冬にもたくさん着たいから、ひと手間もそう嫌じゃない。
ピピッ。 脱水がはじまった。
他になにも予定のない日。いつもなら脱水まで洗濯機におまかせだけれど、手洗いするだけでちゃんとやったぞ!感が湧いてくる。
さっきはやさしい押し洗いだったから、洗剤が残っているかも。脱水が終わったら、もう一回ゆすぐために、そっと押し洗いと2回目の脱水を。
長く愛用したいから、今日はとことん丁寧に。
干し方も、やさしく
取り出したら、ちょっと伸ばしながら整えて。ほんとうは平干ししたいところだけど、我が家はそんなスペースがないから、ハンガーを2本使って。
首は通さずに、ハンガーに羽織らせるかんじで。ニットの裾は、もうひとつのハンガーにくぐらせる。袖もハンガーにかけると、ニットが伸びないし、型崩れしないのだとか。
次の冬もたくさん着たいから、やさしく、やさしく。
お気に入りのニットを手洗いして満足したある朝。さて、まだまだ外は晴れているから、シーツでも洗うかな。洗濯日和のきもちよさを味わう休日になりそうだ。
【写真】鈴木静華(プロフィール写真のみ 松元絵里子)
【監修】茂木康之
もくじ
茂木康之
2007年、横浜市青葉区でクリーニング店・リブレを開店。宅配クリーニングからスタートして店舗をオープン。劇団やバンドなど数々の舞台衣装や、街のエンドユーザーが持ち込むさまざまな衣類のクリーニングを行う。長兄とビジネスパートナーと共に「洗濯ブラザーズ」として洗剤開発と、洗濯を軸にした仕事の幅を広げている。共著に「日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術」
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