【スタッフコラム】やってみれば、できないことなんてないのよ。
編集スタッフ 奥村
とある資格試験を受けることを、今年のちいさな目標にして2ヶ月。じつに十数年ぶりに、暮らしに “勉強” という日課が加わりました。
と言ってもまだまだ受かる自信がなくて、照れくさいのであまり公言はしていません(コラムで書いてしまいましたが)。だってその試験、9割以上が暗記科目なのです。
「暗記」ってどうすればできるのでしょうか。久しぶりにやってみたら、これが思いのほか難しいことを知りました。
昨日頭に入れたはずの言葉が、翌朝にはすっかり頭から消えてしまっていて……10代の頃はもっと難なく覚えられたはずなのに、トホホ、と思いながらもう一度テキストをめくり直す日々です。
それでも頑張ってみようと思うのは、ある女性の話を聞いたから。行きつけの美容室で、美容師さんに暗記の難しさをぼやいていたら、「同じ試験に合格したというお客さまがいましたよ」と。
その方は70代の女性で、昨年、その資格を見事取得されたのだとか。部屋中に単語を書いた紙を貼り、いつでも目にできるようにしながら、来る日も来る日も勉強を重ねていったのだといいます。
「周りには絶対受かりっこないって言われたけれど、やってみればできないことなんてないのよ」。そう、彼女は話していたそうです。なんてかっこいいセリフ! そして、パワーをもらえる言葉。わたしよりも遥かに上の先輩の勇姿を聞いたなら、「10代の頃は……」なんて泣き言を言ってはいられません。
同じ美容室に通うその女性。きっといくつになっても好奇心旺盛で、キラキラした目をしていて、チャーミングな方なんじゃないかなあと思います。そしてこれからも、きっといろんなことに挑戦されていくんじゃないかなあ。
お会いしたこともないですが、その姿を想像しただけでちょっとワクワクしながら、今日もテキストを開き、暗記と格闘しています。
いつかわたしも「できないことなんてないのよ」と言えるようになりたいなと思いながら。
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