【あの人のバッグ】子どもアイテムが溢れても。ポーチとバッグは複数使いで(上原かなえさん)
編集スタッフ 糸井
大きさや、形、その中身……「バッグ」には、そこかしこに “その人らしさ” がぎゅっと詰まっている気がします。「あの人のバッグ」は、そんな気になるあの人のバッグやポーチの中身、気になるお買い物スポットまで、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。
今回のバッグの持ち主は、当店の切り絵特集「ハサミがあれば」にて以前ご登場いただいた、クラフト作家の上原かなえさんです。
長野で暮らしながら、ペーパークラフトをはじめ、北欧につたわる手工芸を研究し、身近な素材で作品をつくる上原さん。ライフワークとしてフィンランドの伝統装飾ヒンメリを材料のライ麦から栽培し作品制作をするなど、その活動は多岐にわたるもの。
プライベートでは二児の母の上原さんのバッグの中身を、今回見せてもらいました。
—バッグの中身—
会話のきっかけになる、船乗りのキーホルダー。
①ショルダーバッグ/FREITAG
・車の鍵
・ワイヤレスイヤホン/soundcore
・手作りの除菌スプレー(ラベンダー+ミント)
・日焼け止め/WELEDA
・財布/affordance
・てぬぐい/solosolo
②ポケッタブルリュック/THE NORTH FACE
・子供用水筒/Pigeon
・水筒/THERMOS
・ 巾着/patagonia
・赤いポーチ/mont-bell
・熊の巾着
上原さん
「普段から、バッグを2個使いしています。
お気に入りは、車の鍵のキーホルダーです。ロンドンの釣具屋さんで見つけた、船乗りの人が使うキーホルダーらしく、万が一海に落ちたとしても浮かんでくるコルク製なんです。
見た目のかわいらしさと、バッグの中での探しやすさ、バッグやポケットからちょこんと出ていると必ず、『それはなんですか?』と聞かれて会話のきっかけにもなってくれます。
『solosolo』の手ぬぐいは、学生時代からの友人がつくる草木染めの衣服ブランド。同じ長野でものづくりをしている彼らのものづくりに共感し、靴下や洋服も愛用しています」
–ポーチの中身–
3種のポーチを使い分けして、整理整頓。
①赤いポーチ/mont-bell
・酔止め薬、葛根湯、絆創膏、目薬、ティッシュ、髪ゴムなど
②クマの巾着
・子供用のおやつ
・自分用ののど飴
③巾着/patagonia
・おしゃぶり、木のおもちゃ、おしりふき、おむつ、消臭ビニール袋、着替え、食事用スタイ
上原さん
「『patagonia』の巾着は、レインウエアを買ったときについてくる収納用のポーチ。これが軽くて使いやすく、とても便利で。
食事用スタイは、『mina perphonen』のもの。
離乳食の準備や片付けなどは大変というイメージを持っているのですが、かわいいデザインのもので少しでも気分が上がればと思って、頂き物を愛用しています。汚れが落ちやすい素材と丈夫さが気に入っています」
荷物が多くても、身軽に過ごすために
上原さん
「『FREITAG』のショルダーバッグは、スイスのチューリッヒで友人が働いていて、ファクトリーツアーをしてくれたことがあります。トラックの幌や自動車のシートベルトなどリサイクル素材を使用し、環境に配慮した効率的な生産体制に感銘を受けました。
リペアの体制も整っているので、いつかお直しにも出して愛用したい、長く使っていきたいバッグです。
『THE NORTH FACE』のポケッタブルリュックは、旅先で必要迫られ、探して買ったもの。それが良い思い出になり愛着のわくものになっています」
上原さん
「2人の子供との外出なので、ただでさえ荷物が多くなりがちですが、日常生活の移動に欠かせない車にもストックを置いておき、なるべく持ち歩く荷物は身軽に。バッグ自体は軽量にして、夫と共有できるデザインなので荷物を持ってもらうこともできますしね」
子育ての真っ最中、バッグの中身やそのバッグの種類も変わっていっているという上原さん。変えながらも、自分もごきげんでいられるようなモノ選びが印象的でした。
【写真】上原かなえ
上原かなえ
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