【おまもりルーティン】ヒントは朝にあり。いい1日のきっかけをつくる3つの習慣
編集スタッフ 岡本
働き方や休日の過ごし方など、暮らしのさまざまな場面で変化を重ねてきたここ数年。今もまだ渦中だと感じるときもありますが、だんだんと新しい心地よさを見つけつつあります。
そう感じるようになるまで、家族や自分自身と何度も対話を繰り返してきたはず。こっちかな、あっちかなと寄り道しながら見つけた今の暮らしの心地よさを生み出す習慣について、3名の方にお話を聞いてみました。
初回にご登場いただくのは、夫と高校生と大学生の娘ふたりと4人で暮らすライフオーガナイザー2級の津田麻美(つだあさみ)さんです。
特集「訪ねたい部屋」でご紹介した津田さんのご自宅には、センスと工夫がたくさん詰まっていました。自分の理想に近づけるのが上手な津田さんの習慣を3つご紹介します。
白湯とお弁当作りで、体と頭のスイッチオン
▲ガラスポットは日ノ出化学製作所のもの。ポコポコとお湯が沸く様子を見ていると落ち着くのだそう。
津田さん:
「1日の始まりを気持ちよく過ごせるとそのあとも気分がいいので、朝をどう過ごすか大切に考えています。
まずは夜のあいだに留まっていた空気を循環させるために換気から始めます。
そのあとは白湯を飲みながらお弁当作りや朝食の準備を。胃に温かいものを入れて手を動かすことで、体も頭もゆっくりとスイッチが入っていく気がするんです」
津田さん:
「朝の忙しい時間にゼロから作るのは大変なので、週末に旬の食材を使った作り置きをしておくことで、時間と心の余裕につながっています。
きっと、家族の健康を保つために続けられているという事実が、私の安心に繋がって気持ちが整っていくのですね。
定番の常備菜は、お弁当にも入れられる挽肉料理。
甘辛くしたりカレー味にしたりと飽きずに食べられる工夫をすると娘たちも喜んでくれるので、リピートして作っています」
「不快」を見過ごさない
▲「木目の出方や風合いで個体差があるのも好きなポイント。軽くて割れにくいので日常使いに向いています」(津田さん)
津田さん:
「自分の好きなものを知るのと同じくらい、合わないと感じるものもきちんと知っておきたいなと思っています。
そうすると、より私にとって心地よいものを選びやすくなる気がするんです。
無機質なものより自然素材が好きなことに気付いてからは、器やカトラリーを木製のもので揃えるようになりました」
津田さん:
「部屋は空気の入れ替えをしてできるだけ自然な状態でいたいけれど、食事の匂いが残るのも苦手だと気付いて。
リセットとリラックスを兼ねて、お香や浄化作用のあるホワイトセージを炊くように。
花やグリーンからパワーをもらう
津田さん:
「コロナをきっかけにこれまでの暮らしが一変して先が見えず不安だったとき、植物からたくさんパワーをもらいました。
それまでも花やグリーンはありましたが、大切にしたいという気持ちがますます強まったように思います。
それに、花を飾る部屋は清潔で無駄のない空間が似合うと感じているので、自然と掃除や片付けもはかどるんです。
植物が元気に育ってくれると、背筋がシャンと伸びて心まで健やかになれる気がしますね」
インスタグラムを通して津田さんの暮らしを拝見すると、豊かな緑や美味しそうな食事がたくさん。
それらをつくる津田さんご自身が、自分の快・不快をよく知っていて無理なく続けているからこそ、家族みんなの健やかさに繋がっているのだと感じました。
どんな人にもきっとある、これをしておけば大丈夫と思えるルーティン。次回は、料理家・フードスタイリストの竹中紘子さんにお話を伺います。お楽しみに。
【写真】津田麻美
もくじ
津田 麻美
独学でインテリアコーディネートやDIYを学ぶ。友人宅のインテリアや整理収納を手伝ううち、趣味が高じて仕事に。ライフオーガナイザー2級。“心地よい暮らし”をテーマに日々の生活をインスタグラムなどで発信中。Instagram: @asamiiimasa
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