商品プランナー　高山

こんにちは、商品プランナーの高山です。

さっそくですが本日は、当店オリジナルの「吊り下げられるティッシュケース」が新登場です！

生活には欠かせないけれど、インテリアの中での存在感はおさえたいのが箱ティッシュ。

このティッシュケースは、シンプルな佇まいながらも、これまで諦めていた大きめサイズのティッシュも入るよう試行錯誤したとっておきのアイテムなんです。それではさっそくご紹介します！

 

ケースに入らない保湿ティッシュにモヤモヤ

当店には、長年販売を続けているオリジナルの「家のかたちのティッシュケース」があります。私自身も、そのすっきりとしたデザインがお気に入りで愛用している商品です。

そんなロングセラー商品がある中で新たなティッシュケースを作ろうと思い立ったのは、ある悩みが発端でした。

個人的な話になりますが、私は年中鼻の調子が悪い鼻炎持ちで、ティッシュが手放せない体質。鼻をかむためのティッシュは、それ以外の用途とは別に、肌に優しい保湿系のものを使っています。

ただ、保湿系ティッシュは箱のサイズが大きくて、世の中の素敵なティッシュケースに入らないことがほとんどなんです。仕方なくそのまま使うのですが、主張の強いデザインの箱がむき出しの景色にはちょっとだけ残念な思いをしていました。

そんな実感から、箱のサイズに縛られないシンプルなティッシュケースがつくれないか、と考えたのがこの企画のはじまりです。

 

吊り下げられることで、ティッシュの置き場に選択肢を

サッと手の届くところへ置きたくて、置き場の選択肢が広がるよう吊り下げられることにもこだわりました。吊り下げられると、テーブルの上でスペースを取らなかったり、浮いているので掃除が楽だったり、嬉しいことが増えるんです。

そんなわがままをデザイナーに伝えたところ、たくさんの試作を重ねてくれたのですが、「サイズの変化に対応」と「吊り下げOK」この2つを掛け合わせた構造に大苦戦！

一時は吊り下げを諦めて、サイズの変化に対応できる置き型ケースに舵を切る可能性も見えてきました……。

▲サイズの変化にも吊り下げにも対応できたものの中身の交換が難しくナシになった形も

そんな中でたどり着いたのが、袋の口をくるくる巻いてサイズを調節する仕組み。使い方もシンプルでわかりやすく、ねじねじされた部分もなんだか可愛らしいんです。

サイズが変わっても違和感なくティッシュを取り出せるように、引き出し口の長さや全体の大きさの調整を重ねていきました。

使用している生地は、巻きこみやすく、それでいて中身のティッシュの絵柄が透けにくい厚みにこだわっています。

手洗いOKのマットな撥水ナイロンなので、ちょっとした汚れが気になりそうな食卓や、水の跳ねそうな洗面台でも気兼ねなく使えますよ。

チームの会議では「箱入りのキッチンペーパーやマスク、ポリ袋なんかにも使えそう！」と想像が膨らみ大盛りあがり。その汎用性の高さも、この形で行こう！と決める後押しになりました。

対応しているサイズや使い方は商品ページで詳しくご紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください。

 

身近なものだからこそ、気持ちよく

個人的な鼻炎持ちの悩みから端を発した商品ですが、社内のスタッフからは「子どもがいるからティッシュはすぐ手に取れるところに置きたい」「洗面台はメイクやちょっとした掃除でティッシュは必須」などの声をいただき、どんな形であれ皆さんもティッシュは欠かせない存在なのだなあと感じました。

そんな毎日見ている生活必需品だからこそ、自分が気持ちよくいられる状態にしておきたいなと思うのです。

ご用意したカラーは2色、どちらもインテリアにしっくり馴染む色合いです。ぜひお部屋の雰囲気やお好みに合わせて選んでくださいね。

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