【密着!】原点は、家族の喜ぶ顔がひと目みたくて。小さな幸せを10年積み重ねてきた親子のケーキ屋「POMPONCAKES」立道嶺央さん、有為子さん
編集スタッフ 澁谷
原点は家族の風景に?
素朴で気取らないケーキのひみつ
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第50弾をお届けします。
今回は、鎌倉にあるケーキ屋「POMPONCAKES」の立道嶺央(たてみち れお)さん、有為子(ういこ)さん親子にご登場いただきました。!
お二人がそれぞれノートに書いた「季節を感じながら手間暇を惜しまず暮らしをつづける」「バランスを大事に」という言葉の意味とは-。
鎌倉駅から少し離れた住宅地にあるケーキ屋「POMPON CAKES BLVD.(ポンポンケークス・ブールバード)」
厨房では嶺央さんとスタッフさんたちがテキパキとケーキの仕込みを、店内では有為子さんが接客をメインにお店に立っています。
この場所にお店ができたのは今から10年ほど前。
もともとは料理教室や、家族と近しい人のためにお菓子作りをしていた有為子さんにとって、ケーキ屋を始めるというのは思いもよらない出来事だったのだとか。
▲手際よくケーキの仕込みをする嶺央さん(左)、有為子さん(右)
そうして始まった「商い」未経験の立道さん親子にとっての一大プロジェクト。
実はお店を建てる前、有為子さんが作ったお菓子を嶺央さんがカーゴバイク(三輪自転車)に詰めて街に売りに出るという一風変わったスタイルで販売をしていたこともあったのだそう。
「いきなり『自転車でケーキ屋をやるからそれを手伝ってくれ』って言った時に『面白いね』って一緒にやる家族は相当まれかなと思うんですよ。
昔から道が逸れても否定されることが全くなくて」と話す嶺央さん。
有為子さん :
「出来たてのケーキをテーブルに出した時、家族の『わぁ~!』っていう顔がすごく嬉しくて。またもっと美味しいものを作ろうかなと思える源になります。だからやっぱり今のお店のケーキもそれが一番かなと思います」
嶺央さん :
「前に出て引っ張っていくようなリーダータイプではないけれど、ニコニコにやにやしながらみんなが『楽しいな』と思っているのを見るのがすごく幸せなんだなって」
全てが手探りななか、きっと一筋縄ではいかなかったであろう、ここまでの10年。
それでもお話をしてくださる二人の表情は、ずっと柔らかくにこやかなのが印象的でした。
動画では、それぞれが考えているこれからのことについてもたっぷりお話を伺っています。
続きはぜひ動画でご覧くださいね。
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動画・写真 : 三代史子
撮影助手 : 桑原紗代子(虎徹)
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