バイヤー　鈴木

今年の夏は、旅行に行ったり、山小屋に泊まって登山をしたり、仕事ではたくさん展示会に行ったり、猛暑の中でも外で過ごした時間は結構あって、気がついたらその分日焼けもしました。

一方で普段はほとんどリモートワークで、一日中クーラーが効いた部屋にいることも多く、意外と肌が乾燥していたような……。

そんなこんなで、楽しい思い出もありつつ、その分、いつの間にかお肌はダメージを受けていた気がします。

なんとなくお肌がゴワつくな〜とか、毛穴が気になるな〜という時に頼りにしているのが、product のフェイシャルクレンザーです。

あれもこれも使ってみたいので、同じコスメをリピートすることはあんまりないのですが、product のフェイシャルクレンザーは使用2年目になります。

去年使っていて、好きだな〜と思ったので、今年もまた迎えてみました。

そのコスメが自分に合っているかってなかなか判断が難しいというか、正直いまいち分からないな〜と思っていて、効果でいうとすぐに実感できるものは少ないし、かといって同じものを使い続けるには途中で気分が変わってしまうこともあったり、お値段的に難しかったり。

肌荒れせずに使える、という点は敏感肌寄りのわたしとしてはひとつの指標にはなるかもしれません。けれど、自分の中で1番大切だなあと思うのは、使っていて心地が良いとか、癒される、とか楽しいとか、気持ちの面が大きいかもしれないなあ、と最近気がつきました。

それでいて、なんだかお肌の調子がいいかも？と思えたらなお嬉しい。美容には詳しくないけれど、そんな気持ちでアイテムを選ぶことが増えました。

product のフェイシャルクレンザーは、まさにそんな気持ちで使っているアイテムで、まず使っていて楽しいんです。

原料は、カンゾウ根、アルテア根、ローズマリーの3つのハーブだけ。

とってもシンプルですが、ハーブが肌の汚れや余分な皮脂、古い角質もすっきりと洗浄してくれるそう。

それらがまるできなこのような粉になっていて、それを水で溶いてペースト状にしたものを顔に塗り、洗い流します。

初めは、水の量を調整するのが難しいかもしれません。コツは少しずつ水を足すこと。

全顔を洗いたい時は、水を少し多めにしてゆるめのテクスチャーにして、小鼻の周りだけにパックのように使いたい時は垂れないように水を少なめにして溶きます。

最初からペースト状になっているクレイパックを使うこともあり、それも好きなのですが、自分でテクスチャーを調整できるところは、このクレンザーの良いところ。

そして、手のひらにクレンザーをトントンと出して、水をちょろりと足して、くるくるしてペースト状にする、この工程が楽しく、そして、なんだか心が整うような気がして、好きなんです。

とにかく急いでいる朝にはそんなことをしている余裕はないかもしれないですが、休日や少し早起きした朝に、少し集中して、ねりねりと自分好みの洗顔料を手作りする時間が、手間だけど案外楽しいです。

香りは独特なハーブの香り。土っぽいような感じで、もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれません。私は朝の洗顔で使うことが多いですが、なんだか目が覚めるような香りで、結構好きです。

頻度としては、週に1~2回くらい使っていて、特に夏に使いたくなり、今まさに重宝しています。

紫外線や冷房のダメージなのか、夏は特に肌がゴワつく気がして出番が増えます。

スキンケアをしたり、日焼け止めを顔に塗り伸ばした時に、あ、ちょっと肌がゴワついているような？、と思ったらこのクレンザーの出番です。

目周りを避けて、全顔に塗り伸ばし、気になる小鼻とか、顎とか、眉間とかを優しくマッサージしてから洗い流すと、なんだかモチッとすべすべになっている気がします。

あんまり、見た目で肌がゴワついているというのは分からないと思うので、自分が触った時に、お？っと嬉しくなる感じです。

土台がすべすべになるとその後のスキンケアも気合が入るというか、より丁寧にやりたくなるから不思議ですね。

クレイパックや他のクリーム系のパックだと洗い流すのが大変で、落ちづらい時もあるのですが、これはそういうモヤッと感もありません。

あとは、小鼻の黒ずみとか、毛穴が気になる時は、小鼻周りだけパックのように使うことも多いです。

その時はお水少なめのかためのテクスチャーにして、5分くらい置いてから洗い流します。

そうするとザラザラしていた部分がつるんとして、黒ずみも軽減される気がします。

ザラザラ感のあるテクスチャーなので、全顔に使うには肌が敏感で気になるという方は、小鼻のパックだけでもぜひやってみていただきたいです。

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