【北欧さんぽ】ノルウェー1:フィヨルド観光の玄関口。港町のベルゲンへ!
編集スタッフ 二本柳
文・写真 スタッフ二本柳
本日で8回目となる「北欧さんぽ」は、デンマーク、スウェーデンを経て、今日からノルウェーへ突入です!
わたしが「北欧に行きたい」と決めたとき、すぐに頭に浮かんでいたのが、実はここノルウェーでした。
インテリア雑貨や有名建築にはもちろん興味津々だったけれど、ノルウェーの田舎で育った友人から見せてもらった写真の、あまりの美しさに圧倒されて、いつかこの大自然の中に飛び込んでみたい!と思い続けていたのです。
とはいえノルウェーというとまだ日本では情報が少ない国。ガイドブックも他に比べると少ないと思います(泣)
なので、こちらのコラムがノルウェーに興味のある方にとって少しでも役立つ情報となればうれしいです♪
まずはフィヨルド観光の玄関口へ。
今回の旅のメインは、大自然・フィヨルド。
そしてそのフィヨルド観光の玄関口となるのが、オスロにつづく第2の都市・ベルゲンです。
本日は、ノルウェー語で「山の牧場(ベルゲン)」という素敵な意味をもつこの街についてお届けしたいと思います。
新鮮な魚介がならぶ「魚市場」。
ベルゲンの街はとてもコンパクト。
1日もあれば徒歩でだいたいのスポットをまわることができるほどです。
これまでコペンハーゲン、ストックホルムと大きな都市を観光してきたこともあり、なんとも落ち着く規模感がうれしい…。
そんなベルゲンで、是非おとずれたい場所のひとつが魚市場。
1276年のオープン以来700年以上つづいている(!)この市場は、朝から活気に満ちていて、ノルウェーサーモンやタラ、エビ、カニなどが並びます。
ずらりと並ぶ市場は食堂を兼ねているところも多く、新鮮な魚介をつかったプレートを食べることができます。
どの市場も家庭的でおいしそうなメニューを用意しているのですが、わたしは魚介たっぷりのパエリヤが注目の的となっていた食堂へ。
さすがフレッシュな食材がつかわれてるだけあって、とっても美味しい!
食後に食べたフローズンヨーグルトも口直しに最高でした。
来るだけで元気をもらえるベルゲンの魚市場、おすすめです。
【information】
Fisketorget(フィスケトルゲ)魚市場
・冬季 10~4月:9:00~17:00(日曜定休)
・夏季 5〜9月:8:00~23:00(無休)
カラフルな木造家屋は世界遺産。
魚市場のすぐ隣に位置するのは、もうひとつの観光スポット。
カラフルな三角屋根の木造家屋がずらりと並ぶ「Bryggen(ブリッゲン)」です。
奥へとつづく路地までもが木で造られているこのエリアは世界遺産にも登録されていて、ベルゲンを代表する景観にもなっています。
もともとは干しダラの倉庫としても使われていた建物ですが、今は地元のアーティストによって手づくりされたアクセサリーやレース、雑貨などが並ぶ工房として使われていたり、カフェやレストランになっています。
特にシルバーアクセサリーは洗練されたデザインが多く、工房の奥で職人さんが手づくりしている様子を見ることもできました。
半日かけて、ぐるりと街を歩きたい。
冒頭でも書きましたが、ベルゲンはとてもコンパクトな街なので、歩いてまわることができます。
自分の足で気の向くままにてくてくお散歩。街の素顔をのぞいているようで、うれしくなります…♪
ここベルゲンに来たら、ぜひ半日をつかってのんびりと歩いてみてくださいね。
◆ベルゲン駅近くの公園からスタート!
ベルゲン駅を降りるとさっそく目の前に広がるのが、湖を囲むうつくしい公園。
犬の散歩をしていたり、寝転んで本を読んでいる人がいたり… まぶしい光に包まれておだやかな時間がながれています。
◆公園を抜けると野外オーケストラに遭遇。
先ほどの公園をまっすぐ抜けて、そのままショッピングストリートへ向かうと、そこではオーケストラの野外コンサートが催されていました。
「どこにこんなたくさんの人が…?」と驚くほど、広場一面が人に覆われて大盛況。ダイナミックな演奏に心を奪われます。
実はわたし、オーケストラの野外コンサートというものに子どもの頃から憧れがあったのです。開放感ある空間で思い思いに音楽をたのしんでる風景がすてきだな…と思っていて。
思わぬところで夢が叶ってしまいました…(感動!)
◆とびきり美しい夕焼けの海。
野外コンサートをたのしんだあとは、先ほど紹介した港沿いの魚市場へ向かいます。
試食をしたりお土産を買ったりしながら市場をたのしんでいると、いつの間にかあたりが夕焼けにそまる時刻に。
空気が澄んでいるからでしょうか?こんなクリアな光はこれまで見たことがない!というほどに美しい夕焼けです。
ちょうど夕食時だったので、どこからか陽気な音楽が流れ、いたるところから美味しそうな匂いがただよっていました。
さて、翌日は早起きをして、さっそくフィヨルドへと向かいます。
ノルウェーではレンタカーを借りて、自分たちで地図を見ながら旅をすることにしました。
来週もどうぞおたのしみに♪
(つづく)
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