【洗面所の収納】本多さおりさん 第2話:すっきり使いやすい!洗面台の収納4つのアイデア。
洗面所の収納の中でも気になる洗面台と洗面台下の収納術について整理収納コンサルタントの本多さおりさんに教わりました。鏡の横の収納スペースの下には歯ブラシや洗濯用の道具など濡れても良いものを置くというアイデアがありました。その他手拭き用のタオルもフックを用いて動きづらいように工夫。洗面台の下には洗剤のストックなどサニタリー用品を収納しています。そしてここでもフックを使い、収納量を増やすという本多さんらしい収納術がありました。
編集スタッフ 齋藤
整理収納コンサルタントの本多さおりさんに、全4話を通し洗面所の整理収納についてお聞きしています。
第2話でお送りするのは洗面台周りの整理収納。
朝の忙しい時間に使う場所だからこそ、使いやすさを心がけたいもの。本多さんはどのように収納しているのでしょうか。4つのポイントでお届けします。
Point1
上下どこに置く?毎日を快適にする小物の配置
作り付けの洗面台で多いのが、鏡横の収納スペース。どの段に何を置くか迷ってしまうように思います。
本多さんに配置のポイントをお伺いしました。
一番下の段
本多さん:
「一番下の段には歯ブラシや手洗いで使う洗濯板など、水で濡らして使うものを置いています。
こうすることで手を伸ばす手間が省けますし、水が落ちてしまった場合も下のものに影響がありません」
真ん中と上の段
本多さん:
「真ん中の段にはヘアワックスや夫のシェーバーです。シェーバーは取りやすいよう元々付いていたプラスチックの受け皿を外し、吸盤を使って収納しています。
一番上の段は水で濡らしたくないもの。綿棒やブラシ、化粧水などをここに置いているんです」
Point2
水たまりとさよなら!フックを使ったアイデア
洗面台に濡れたものをそのまま置いて、水が溜まった状態になってしまったことはありませんか。不衛生だとはわかりつつ、ついついやってしまいがちな気がします。
本多さんはその悩みをフックで解決していました。
本多さん:
「吸盤付きのフックを蛇口の横に貼り付けています。スポンジや栓などはそこに掛けておけば乾きやすいですし、流しを清潔に保てるんです」
本多さん:
「そして歯磨き用のコップも使ったあとは濡れてしまっているので、乾きやすいようS字フックにかけています。こうしておけば場所も取りません」
ITEM
レック スーパーミニ吸盤
Point3
ずれない落ちない。タオル掛けのひと工夫
本多さん:
「タオルはバーに直接はかけず、バーをはさめるタイプのフックにかけています。こうするとタオルがずれにくく、手を拭きやすいんです」
フックはホームセンターなので手に入るそう。すぐに真似できそうですね。
Point4
収納力をアップ!扉も収納場所に
収納スペースがどうしても少なくなってしまう洗面所。洗面台下の収納はとても重宝する部分です。本多さんはこちらでもフックを上手に使い、収納を増やしていました。
本多さん:
「洗面台下の扉の裏にフックを貼り付けています。こうすることで収納が増え、その上取り出しやすいんです」
その他洗面台の下は洗剤などのストック置き場にしているそうです。詰め替え用の袋をプラスチックのケースにひとまとめにすることで、取り出しやすくなっていました。
毎日使う場所だからこそ小さなストレスをなくしたい洗面台。置く位置やフックを利用するなど、ちょっとした工夫でぐっと使いやすくなりそうです。
さてつづく第3話では、洗濯機周りの収納をご紹介します。
家事をしやすく、さらに洗面所の見栄えも良くしてくれる収納アイデアが満載でした。
どうぞ楽しみに。
(つづく)
【写真】鈴木静華
もくじ
本多さおり
その人の暮らしや性格を重視し、続けられる片付け方法を提案する整理収納コンサルタント。自宅の収納術や一般宅での整理収納サービスの実例、暮らしのあれこれを綴ったブログ「片付けたくなる部屋づくり」も人気。
http://hondasaori.com/
▽本多さおりさんの書籍
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