【ゴールデンウィークはDIY】第3話:賃貸もOK!収納力がアップする「キッチン棚」の作り方
元通りにもどせる!賃貸でもOKのキッチン棚。
ゴールデンウィークにチャレンジしたい、DIY特集。
第1話ではDIYの魅力や、スタッフ田中が初挑戦するまでのストーリーを、第2話では準備のポイント8ヶ条をお送りしました。
いよいよ、本日は製作の様子をお届けします!
教えてくれるのは、東京・二子玉川にあるDIYショップ「tukuriba」の店長を務める、掃部関 真紀(かもんぜき まき)さん。
お店の運営だけでなく、ホームセンタースタッフ向けの研修を行うなど、DIYに精通しているプロです。
▲今回DIYに初挑戦するスタッフ田中(左)と、教えてくださる掃部関さん(右)。
今のキッチンはどんな?リクエストは?
今回DIYをするスタッフ田中の家は、いわゆる一般の賃貸マンションです。釘を打ったり、壁に塗料を塗ることはできません。
そしてキッチン棚を作るにあたり、いくつか叶えたい条件がありました。
・棚は、2段必要
・マグカップをかけて見せたい
・立てかけている掃除用具をなんとかしたい
・水切りかごは今のまま使いたい
・木材の風合いを活かしたこげ茶の塗料を使いたい
・現状回復できること
見た目のよさと、使い勝手のよさ。どちらも叶えるべく、これらすべてを盛り込んだ棚作り、さっそくスタートです!
キッチン棚の材料と使う道具
材料
1 … ツーバイフォー材 (2本)
2… ワンバイシックス材 (2本)
3 … パイプ
4 … パイプ受け
5 … アジャスター金物 (2個)
6 … フック (3個)
7 … S字フック (必要な数だけ)
8 … ネジ
9 … 塗料
道具
養生シート
布(タオル地でないもの)
ビニール手袋
曲尺(長めの定規でもOK)
メジャー
鉛筆
電動工具用ビット(
電動ドリルドライバー
キッチン収納棚の作りかた
ここから作りかたを8つの工程に分けて、詳しくご紹介します。
笑いあり、失敗ありの中、なんとかDIY初心者でも完成までたどりつけました。これから始める方にも、作業のイメージを膨らませる参考にしていただけたら嬉しいです。
01:木材に塗装をする
[1]ビニール手袋をして、柔らかい布に塗料をすくい取る
[2]木目に沿って塗り込む(側面も忘れずに)
[3]15分ほど経ち、塗料が木材になじんだら、布の乾いた面で拭きあげる
塗料は、ハケいらずでこぼれる心配のない蜜蝋ワックスにすることで、初心者さんでも安心して使うことができるそう。乾かす時間が短いのも嬉しいポイント!
02:棚の見える位置を確認して、面を決める
木材は見る角度によって表情が違うもの。節や模様がきれいではない場所を見つけたら、目に入らないよう配置すると仕上がりに差が出るそうです。
03:棚や金具の位置を決める
部品すべてを置き、大まかな位置を決めます。このとき、棚に置く予定のものも一緒に並べて、位置の確認をするのがポイントです。
04:棚の位置を決め、柱に印をつける
[1]部品をつける場所にあわせて棚の取り付け位置を決める
[2]左右の柱で取り付け位置がずれないように、2本並べて印を書く
棚板の印を書くときは、上の面と下の面をどちらも書き込んでおくことで、天地を逆につける心配を防げます。
05:柱にアジャスター金物を付ける
[1]アジャスターを根元までしめ、一度装着して印をつける
[2]アジャスターを外し、ネジの3分の2の深さまで下穴を開ける。このとき、床を傷つけないよう下に端材をかませる
[4]アジャスターをはめ、左手でしっかり固定しながら、ネジをしめる
下穴を開けるときは、
06:柱にネジを仮止めする
[1]板の側面から、指1本分内側に印をつける
[2]下穴を開けて、貫通しない深さまでネジをつける
このタイミングで一度キッチンにはめ、棚の位置の最終確認を。もし変えたくなっても、棚を取り付ける前なので軌道修正が簡単です。
07:棚にパイプやフックを付ける
[1]取り付け位置に印をつけ、下穴を開ける
[2]左手でしっかり固定して、真上からネジをしめる
08:柱に棚板を付ける
[1]板と板の間にすき間ができないよう、片側を壁につけて、押し込むように途中までネジをしめる(5mmほど残す)
[2]片側4本をすべて仮止めしたら、全体を立てて置き、しっかりネジをしめる
[3]反対側も同じようにネジをしめる
09:壁に取り付ける
キッチンにはめ、アジャスターのネジを調節してしっかりと固定!
理想のキッチン棚がついに、完成!
▲田中のリクエスト「マグカップをかけたい」「掃除グッズをなんとかしたい」が2つとも実現!
覚えておきたい!ネジをきれいに止めるコツ
DIYでは避けて通れないネジどめですが、工具の扱いに慣れていないと、まっすぐきれいに止めるのは至難の技です。
そこで掃部関さんにコツを教えてもらいました。
掃部関さん:
「取り付け位置に印を書き込み、使用するネジの3分の2程度まで、下穴を開けるのがポイント
下穴を開けることにより木割れを防ぎ、
ウラ話:実はこんな失敗してました…
バーやフックなどの金具をつけていたとき、あちゃー!という失敗もありました。
マグカップをかけるためのフックを近づけすぎたために、取りづらくなってしまったんです。
せっかく力を込めて4つのネジをしめたところだったので、田中もショックな様子。
掃部関さん:
「面倒ですけど付け直しましょう。いま頑張れば、この先毎回『取りにくいなぁ』と思わずに済みますから」
掃部関さんの冷静な言葉をきき、気をとり直してもう一度幅を測り直し、無事3つのフックをちょうどよい間隔でつけることができました。
▲フックを見つめて安堵の表情を浮かべる田中と、優しく見守る掃部関さん。
初挑戦のDIYを終えて
編集チーム 田中:
「ひとつずつ、ゆっくりと『出来上がっていく』感覚がとても楽しかったです。
最も大切だと思ったのは、サイズを正確に測ること。
細かい部分をていねいに測る作業は面倒にも感じますが、ここさえしっかりしていれば後がラクになるんですね。
理想の棚が自分のキッチンにぴたりと納まったときは、感激しました!この達成感を味わうと、DIYに熱中する気持ちが分かります」
DIYは “買う” ことに比べたら、やっぱり手間ですし、時間もかかります。
それでも、頭の中にしかなかった理想を、自分の手で作り上げられる楽しさは、“DIY” することでしか得られないもの。
「こんな部屋に住みたい」「我が家にぴったりのものがほしい」という理想がある限り、DIYに魅了され続けるのかもしれません。
ぜひ、みなさんもゴールデンウィークなどの長いお休みをきっかけに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
すこしの面倒や時間と引き換えに、とびきりのワクワクを求めて……。Let’s DIY!
(おわり)
【写真】タドコロミズホ
もくじ
掃部関 真紀
短大ではグラフィックデザインを学び、2004年からDIYをはじめる。DIYアドバイザーや整理収納アドバイザー1級の資格を保持し、現在は、東京・二子玉川にある体験型DIYショップ「tukuriba」の店長を務める。3人の子供を育てる傍ら、自宅にもDIYを積極的に取り入れており、そのブログも人気。
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