【いまの私の「フィット」】第4話:「自分の輪郭」をなくさないこと(編集スタッフ・青木)

編集スタッフ 奥村 編集スタッフ 奥村

「フィットする暮らし」ってなんだろう?

今年10周年を迎えた「北欧、暮らしの道具店」。

お店が10年間変わらずに持ち続けている「フィットする暮らし、つくろう」のメッセージを、スタッフは今どのように受け止めて暮らしているのでしょうか?

今回の特集では当店スタッフ4人の自宅を取材し、それぞれが実践する等身大の「フィットする暮らし」の一部をご紹介します。

 


子供の成長に合わせて
「フィット」の形も変えていく


編集スタッフ・青木(38歳・入社8年目)

今回ご紹介するのは、入社8年目の編集スタッフ・青木の暮らしです。

「北欧、暮らしの道具店」開店初期からのスタッフである青木は、国立に実店舗があったころ、店舗スタッフとして勤務していたことも。

私生活では10年前に息子を出産し、今は夫と10歳の息子と3人で、賃貸の戸建に暮らしています。

そんなスタッフ青木に、今の暮らしを心地よくするために意識している4つのポイントを聞きました。

▲自宅にはグリーンがたくさん。「お花の世話は大変だから、手入れの楽ちんなグリーンがちょうど良い」そう

 

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朝いちばんに、一杯の甘酒を飲む

スタッフ青木:
「会社のスタッフや夫から『おいしい』と評判を聞いて、甘酒を作り始めました。続けることもうすぐ1年。おいしさはもちろん、お腹の調子も良くなって、今や朝いちばんに欠かせない一杯です。

一定の温度管理が必要な甘酒は、自宅で作るには手間のかかるもの。でもこれは飲み続けたいと思ったから、簡単に作るためにヨーグルトメーカーとブレンダーを買いました。

▲温度調整やタイマー機能がついたヨーグルトメーカーを使えば、発酵の管理も楽ちん

前の晩に米麹と水を入れてヨーグルトメーカーへセットしたら、翌朝には甘酒が出来上がり。ほうっておくだけだから、本当に楽ちん。ブレンダーでかく拌したら、さらに飲みやすくなりました。

この2つの道具がなかったら、飲みたくてもきっと習慣にはできなかったなと思います」

 

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家事は夫とタイミングを合わせて片付ける

スタッフ青木:
「週末は朝食後に、夫がお風呂そうじやトイレそうじ、部屋の掃除機かけを買って出てくれます。

食後すぐなのでちょっとのんびりしていたいなあと思いつつ、どちらか片方が家事をしているよりも、一緒にやった方がお互いが気持ちよく動けるかなと思って。

だから夫の家事と同じタイミングで、私も皿洗いや洗濯などをパパッと済ませるようになりました。

夫は、やると決めたら一気に片付けるタイプ。そのペースにつられるように取り掛かると、溜まりがちな家事もひと息に終わらせることができるから、私も助かっています」

 

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自分の「好き」を大切にする

スタッフ青木:
「動物モチーフのアイテムが好きなんです。クマのビーズクッションや、息子が小さい頃に可愛がっていたチーターとレッサーパンダのぬいぐるみ、猫のクッションにシロクマのオブジェ……

気付けばわが家のリビングには、動物アイテムがたくさんあります。

リビングに置くには可愛らしすぎるような気がして、躊躇していた頃もあったのですが、部屋に置いておくと目に入った時に『嬉しいな』と感じることに気づいて。自分が嬉しいと思うなら置いておく方が良いと、シンプルに考えたんです。

好きなものを置き始めたら、『ここは私の家だなあ』と、今まで以上にわが家への愛着が湧くようになった気がします」

 

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ダラダラしたい時は、
とことんダラダラする

▲無印良品の「体にフィットするソファ」が、ひと休みにぴったり

スタッフ青木:
「どんなに家事が溜まっていても、今はちょっと頑張れないなという気分の時ってありますよね。そんな時は、無理に頑張らないようにしています。

畳の上にクッションや膝掛けを置いて、好きな雑誌や本を読んだり、気が済むまで眠ったり、文字通り『ダラダラ』します。とことんダラダラしつくして、すっきりした気分になってから取り掛かった方が、家事がはかどるんですよ。

昔は、ダラダラするのはやるべきことが済んでからと、すこしピリピリしながら家事をしていたこともありました。

でも家事って毎日続くものだから、嫌々やるよりは少しでもご機嫌な状態でできた方が心地いいはず。そんな風に感じてからは、すぐに取り掛からず、時には放っておくことも許せるようになりました」

 

家事は「楽しむもの」じゃなくてもいい?

以前は、毎日の家事をできるだけ楽しい気持ちでできるよう、時間や手間をかけながら、イベントのように楽しむ工夫をしていたというスタッフ青木。

けれど最近になって、家事に対する考え方がまた少し変わったといいます。

スタッフ青木:
「毎朝、昨日と同じ一日が始められるように淡々と整えていく作業。今はそんな風にとらえています。

スイッチが入って、自然と家事を楽しめる日ももちろんあります。でも、『楽しもう』と頑張るのも違うんじゃないかなと思うようになりました」

毎日のことだから、気持ちが乗る日も乗らない日もあるのが自然なこと。「楽しもう」と気張ると、楽しめない気分のときにはよけいに落ち込んでしまうこともあります。

できるだけ機嫌よく過ごすためには、あえて淡々と取り組んだほうがいい。そのことに最近になって気づいたといいます。

 

今の「フィットする暮らし」とは?

息子を出産し、子育てをしながら歩んできた10年間。

「フィットする暮らし」は、子供の成長や家族との生活の中で、どのように変化してきたのでしょうか。

スタッフ青木:
「息子の成長に合わせて、私が思う心地よい暮らしは変化していったし、これからもどんどん変わっていく気がします。

その中で思うのは、『自分軸』をなくさないことが、どんな時にもすごく大事だということ。

子供が生まれてしばらくの間は、本当に自分のことにかまえず、子供中心の生活になりました。

それでも日々無事に暮らせていたので、困ることはなかったのですが、だんだんに大きくなって手を離れ、自分の時間が持てるようになった時、なんだか『自分の輪郭』がぼんやりしていることに気づいたんです。

自分は何が好きで、何がやりたかったのか。家族を優先しすぎていたら、気づけば本当にわからなくなっていました」

自分を見失っているときはなんとなく満たされない気持ちになって、ピリピリしてしまうことが多かったと振り返るスタッフ青木。原因は誰のせいでもなく、自分の中にあるんだと気づいたと言います。

スタッフ青木:
「だから今は、無理してまで家事をしないときもあるし、好きなものは我慢しないで取り入れます。私がご機嫌でいることは、家族を助けることにもつながっていると思うので」

子供の成長とともに変わっていく暮らしを受け入れながら、自分のことも決しておろそかにしないこと。

そうして作り上げていく暮らしこそ、彼女にとっての「フィットする暮らし」のようです。

(つづく)

【写真】木村文平

 


もくじ

第1話(10月23日)
自分を変えなくても、心地よく暮らせる工夫を探す(バイヤー・加藤)

第2話(10月24日)
暮らしやすさのヒントは、自分の「苦手」を知ること(編集スタッフ・田中)

第3話(10月25日)
40代を迎えて、チャレンジが楽しくなった(お客さま係・上山)

第4話(10月26日)
「自分の輪郭」をなくさないこと(編集スタッフ・青木)

第5話(10月27日)
続けてきてくれたのは、お客さまだから(代表青木・店長佐藤)

▼開店10周年を記念して作った書籍の購入ページはこちらから

 

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