【BRAND NOTE】クラシコムのお茶の間会議・番外編「つい頑張りすぎちゃうことって、ないですか?」
商品プランナー 斉木
大人は「とりあえずガマン」って、本当?
「今日も1日、笑って過ごせたら」。そんなふうに日々を健やかに暮らすためのちいさなヒントをお届けしたい、という想いで、これまで1年を通して取り組んできた、BRAND NOTE「バファリン」編。
そんなバファリンが、この12月から「脱ガマン宣言」というキャンペーンを始めたそうです。そこにあったのは、日々をごきげんに過ごすために「しなくていいガマン」は手放そう、というメッセージ。
そう言われてみれば、わたし・斉木も「ちょっと体調悪いなぁ……」という気持ちを押して出かけた結果、自分も100%楽しめず、友達にも気を遣わせてしまい、申し訳ないと感じた苦い思い出があります。
ガマンは目に見えるものではありません。だからこそ、自分のガマンの限界や、相手が今どのくらいガマンしているのかがわからず、「とりあえずガマン」というボックスに放り込んで、蓋をしていることが多いような気がします。
そこで、周りに聞きづらいテーマについて、ときに真面目に、ときに楽しく語り合う「クラシコムのお茶の間会議」のテーマとして、スタッフと一緒に考えてみることに。
それぞれの「ガマンボックス」の中身を点検してみたら、そこには「心地よい暮らし」のヒントがありました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
お茶の間会議のテーマ
「つい頑張りすぎちゃうこと、ありませんか?」
大人はガマンして当たり前。そんな思いがあるからか、普段は自分のなかに留めている、それぞれのガマン事情。でも、日々を朗らかに暮らすために “しなくてもいいガマン” もありそうです。
まずは、当店スタッフが「これをやめたら、もっと自分らしくいられるようになった」と思うガマンについて、話を聞いてみることにしました。
今回お茶の間に集合したのはこちらの4人。左から順に紹介します。
【左:編集スタッフ 寿山】
36歳、2歳の娘と夫の3人暮らし。限界まで頑張るタイプだが、何度か倒れるうちに30代から「ガマン控え」中。
【左から2番目:編集スタッフ 斉木】
28歳、ひとり暮らし。今回の記事の執筆を担当。司会進行役として参加。
【右から2番目:お客さま係 上山】
45歳、夫と2人暮らし。だいぶ「ガマンの限界値」がわかってきたかも? クラシコムの姉さん的存在。
【右:編集スタッフ 岡本】
27歳、夫と2人暮らし。いつもごきげんな夫を見習い、自分の甘やかし方を勉強中。
ひたすらガマンと思っていたけど、ひょっとして……?
▲スタッフそれぞれの「ガマンをやめたこと」を、紙に書いて見せ合いました
編集スタッフ 斉木: 早速ですが、みなさんが「ガマンしていたこと」ってありますか?
お客さま係 上山: わたしは「夏のクーラー、冬の暖房」です。北海道出身なので寒さに強いと思われがちなんですが、家の中の暖房が強力なので、実は北海道民は寒さに弱い人が多い気がするんです。
それなのに、東京に出て一人暮らしを始めたときは、電気代を少しでも節約するために、冬が始まっても寒さをひたすら耐えていました。そうしたらついに風邪をひいてしまって。
病院代の方が電気代より高くつくよなぁって思ったら、「わたし、何やってるんだろう?」って気持ちになったんですよね。
編集スタッフ 斉木: わたしも一人暮らしなので、その気持ちすっごくわかります。
お客さま係 上山: でも結婚を機に、わたしが体調を崩すと夫とどこかに出かけたり、家事をしたりできなくなるから、相手にも迷惑がかかることなんだと気づいて。
それからは、自分の身体の声に従うようになりました。
編集スタッフ 岡本: わたしも結婚を機に変わったことなんですけど。
今まで、雨の日に家まで帰る交通手段が、バスか歩きしか自分の選択肢になかったんです。バスが満員で乗れないときは、どんなに疲れていても15分くらい歩いてました。
でもある日、夫に「荷物も多いし、タクシーに乗ろうよ」って言われたんです。それまでタクシーは最高級の贅沢だと思っていたから、びっくりして!
お客さま係 上山: 確かにタクシーってあまり選択肢として浮かばないけど、距離が短ければ、意外と二人分のバス代と一緒くらいだったりするんですよね。
編集スタッフ 岡本: そうなんです! 我が家は初乗り410円の地域で、家まで1メーターだから、2人分ならバスより安いことをそのとき知って。
歩いて家に帰ると、疲れきってしばらくソファでぼーっとする時間が必要だったんですけど、タクシーだとその時間もなくなって、体力温存できるから、無理せず頼ってもいいのかもと思うようになりました。
編集スタッフ 寿山: わたしも「体力温存」を目的に、夫に家事や育児をサポートしてもらうようになりました。
わが家の場合、夫婦で労働時間を比べたときに、圧倒的に夫の方が長いんです。だから、家にいる時間が長いわたしが家事全般をやっていて。
でも子どもが生まれてから、家事と育児の両立で、定期的にわたしが体調を崩すようになってしまったんです。
このままじゃ結果的に家族にも迷惑をかけるなと思って、夫に皿洗いや洗濯物干しをサポートしてもらうようになりました。
編集スタッフ 岡本: わたしもいま同じことに悩んでいます。でも、お願いしたはいいものの、夫の方が労働時間が長いのに申し訳ないなと思ってしまって……。
お客さま係 上山: 我が家はそんなとき「ありがとう」って言うようにしてますよ。「ごめんね」って言いたくなった時は、最大限の感謝を示す。
はじめはわたしが言い始めたんだけど、そうすると夫も「ありがとう」を返してくれるようになって。
編集スタッフ 岡本: なるほど〜。つい「ごめんね」が多くなっていたので、今夜から実践します!
休みたい気持ちをグッとこらえる、その理由は?
編集スタッフ 斉木: 逆に、ガマンしてでも頑張りたいこと、多少無理してでもやらせて!って思うことはありますか?
お客さま係 上山: わたしはフランス語! 週に1度のレッスンを「疲れたし、今日は休んじゃおうかな」と思う日もあるんですけど、終わったあとは仕事と違う脳を使っている感じがして、ストレス解消になるんです。
だから、どんなに疲れていても、それをガマンして行くようにしてます。
編集スタッフ 岡本: わたしもフラダンスを始めて1年経ったんですけど、1度も休んだことがなくて。
一同: おぉ〜!(パチパチ)
編集スタッフ 岡本: 上山さんと同じで、わたしもどんなに疲れていても、行くとストレス解消になるんです。それに、1年間頑張れた自分にすこしだけ自信も持てたんですよね。
お客さま係 上山: レッスンが終わった後の「やりきった〜。今日も頑張った〜」という爽快感が忘れられないから、休みたくなってもガマンするんだよね。
自分をよく知ることが、「ごきげん」の第一歩
編集スタッフ 寿山: 話を聞いていて、みんな、ここはガマンしよう、ここはガマンせず手放そうっていうのを、自分の心地よさを基準に選んでいるんだなぁと思いました。
体調を崩したり、疲れを感じたり。そういうときにすこしだけ立ち止まってみるのが、大事なのかもしれないですね。
編集スタッフ 斉木: そうですね。わたし自身、ただなんとなくガマンしていることってすごく多いんだろうなぁ。小さい頃から言われていた、「我慢は美徳」という言葉が体に染み込んでいる感じがしていて。
でも、それで自分らしくいられなくなるなら、「何のために頑張っていたんだっけ?」と考えて、その理由を知るだけでも、大きな一歩になる気がします。
編集スタッフ 寿山: 自分で選択したと思えることも大事なのかもしれないですね。これはやる、やらないって、再確認すると、心が落ち着く気がします。
お客さま係 上山: すべては元気に笑って過ごすため! 自分の心地よいバランスを、これからも探っていきましょう!
一同: おー!
ちょっと一息、「ガマンの棚卸し」してみませんか?
「わたしが頑張って丸くおさまるなら、それでいいや」「誰かにお願いをするなら、自分でやっちゃおう」そうやって、積み上がったちいさなガマン。時々その重みに耐えられなくなる日があります。
体調を崩したり、些細なことで気持ちがゆらいだり、そんなときは “ガマンの棚卸し” をしてみてもいいのかもしれません。
何のために頑張るのか、本当にガマンする必要があるのか。一度ゆっくり向き合って、自分を知り、選択すること。それが、日々をごきげんに過ごす、ヒントになるのではないでしょうか。
つづく後編では、今までついガマンしてしまっていた頭痛や生理痛といった痛み。1年間の様々な取り組みを通して、スタッフの「痛み」との付き合い方にはどんな変化があったのか、暮らしの変化をご紹介していきます。
(つづく)
【information】
「脱・ガマン宣言!」プレゼントキャンペーン実施中
冒頭でもご紹介した、バファリンの「脱・ガマン宣言!」キャンペーンでは、特設サイトから“しなくてもいいガマン” を投稿すると、抽選でバファリンの抱き枕をプレゼントしています。
ぜひ特設サイトをチェックしてみてくださいね。
【写真】平本泰淳
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