【料理家さんの定番レシピ】第4話:鮭とキャベツのちゃんちゃん焼きが、パスタに大変身!
編集スタッフ 奥村
お鍋1つで作れて、翌日もアレンジが楽しめる!
そんな「2度おいしい」晩ごはんのレシピを、料理家のフルタヨウコさんに伺っています。
今回は旬の鮭を使った、ごはんがすすむ「ちゃんちゃん焼き」のレシピです。
ポイントは、身をほぐさずに焼くこと。手頃な値段の切り身が、ちょっぴり豪華に変身します♪
材料
生鮭…2切れ
キャベツ…200g(6〜7枚)
玉ねぎ…1個
バター…15g
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
A
味噌…大さじ3
酒…大さじ3
みりん…大さじ1
※翌日もアレンジできるよう、通常よりも多めに作っておくのがおすすめです
下準備
・ボウルにAを入れて混ぜ合わせる
・鮭は水気を拭き、身の両面に塩こしょうをまぶす
・キャベツはざく切りにする
・玉ねぎは皮をむき、2mm厚さにスライスする
1.玉ねぎを炒め、鮭を焼く
フルタさん:
「鍋にバターを入れて中火にかけ、溶け始めたら玉ねぎを入れてざっと炒めます」
フルタさん:
「玉ねぎが透明になって火が通ったら鍋の端に寄せ、鮭を入れて両面の色が変わるまで焼きます」
2.キャベツを加え、蒸し焼きにする
フルタさん:
「鮭の両面が焼けたら、身を持ち上げて下にキャベツを敷きます。
混ぜ合わせておいたAのたれを回しかけ、ふたをして弱火で10分蒸し焼きにすれば、できあがり」
フルタさん:
「盛り付けの際は鮭の身がくずれないよう、木へらやフライ返しで持ち上げるといいですよ」
フルタさん:
「味噌とバターの組み合わせは、ごはんが進む鉄板の味つけ。市販の切り身の鮭が、カンタンにボリュームアップするおすすめのレシピです。
生鮭がない場合は、甘塩鮭でも。その場合は塩を加えずに調理し、味見でキャベツを食べて味が薄かったら塩をかけてくださいね。
野菜は細切りにしたにんじんやゆでたじゃがいも、玉ねぎの代わりに長ねぎを加えても美味しいですよ」
フルタさん:
「翌日におすすめのアレンジは、味噌バター風味の和風パスタ。ひとりランチにもぴったりですよ。
鮭は皮を取り除き、食べやすい大きさにほぐしておきます」
フルタさん:
「袋の指示通りに茹でたパスタをフライパンに入れ、余ったちゃんちゃん焼きを好みの量加えて中火にかけ、水分を飛ばすように炒めます。
お皿に盛り付けて、お好みでバターをのせれば、できあがり」
フルタさん:
「パスタに絡める前に味噌味の焼き汁を味見してみてください。味が濃い場合は、絡める焼き汁の量を調整したり、野菜を加えてみてくださいね」
もくじ
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャムブランド「HOME.」の製造や、料理・イベント出店なども行う。また2012年から現在まで、クラシコムの社員食堂を担当している。 http://home-home.jp
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