【BRAND NOTE】小出しにガス抜きを。「無心」になれる時間を、日々の習慣にしませんか?
ライター 藤沢あかり
「何も考えない」は、意外と難しい
そういえば大人になってから、何かに没頭して無心になる時間ってあったかな。
私たちは、社会の中でいろいろな役割を抱えて暮らしています。ひとりの女性として、妻、母、そして子どもとして。一歩外に出れば、働く社会人であり、誰かの友人、先輩・後輩であり、恋人であり……。
たくさんの役割が折り重なって「わたし」ができているのだから、考え事だっていろいろ同時進行。たまにキャパオーバーになるのも当然です。
そんなときこそ、ちょっと立ち止まって、頭の中をすっきりクリアにしたい。無心になれる時間があれば、物事はもっとスムーズに進むかもしれません。
でも「無心になろう」と思っても、考え事や悩み事がちらほらと見え隠れ。頭をからっぽにしたいのに、ふと気づけば手元のスマホをいじってしまう。
そう、何も考えない時間というのは意外と難しいもの。
今回、BRAND NOTEでご紹介するのは、ぺんてるが大人の女性に向けて開発した画材ブランドVistage(ヴィスタージュ)の「大人の水彩パステル」。
色鉛筆とも、カラーペンとも違う色の鮮やかさや塗り心地。ひさしぶりにパステルを手にした瞬間、無心で画用紙を塗りつぶしていた幼い頃の景色が、わくわくとともにどっと押し寄せるのを感じました。
前編では、「無心になれる」時間をうまく生み出している3名のスタッフの話をご紹介します。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
店長佐藤
夜10分の千切りで “無” になれる
フル回転の頭を整理。それが日々のガス抜きになっているのかも。
まず訪れたのは、店長・佐藤の自宅。
この春から小学2年生になった子どもを育てながら、家事をまわす主婦としての一面。そして多くのスタッフを抱えて当店の指揮官として働く、店長としての一面。佐藤の頭の中はいつも折り重なる考え事で埋め尽くされているはず……。
そんな佐藤の「無心になれる時間」は、意外にも料理をしているときでした。
店長佐藤:
「夜、子どもを寝かしつけて、部屋を片づけたり、ちょっと用事を済ませたりして、22時くらいかな。
カレーや豚汁なんかを作ったときに残ったにんじんを見つけたら、2本分くらいを一気に千切りにするんです。スライサーを使わず、あえて包丁で」
▲ボリュームを絞って音楽をかけ、好きなお酒を楽しみながら……という日もあるんだとか。
「ソファに座って何もせずボーっとしようと思っても、意外と手持ち無沙汰になってスマホを触ったり、テレビをつけてしまったりしませんか?
千切りをしているのは、時間にすれば10分ほど。でも、その時間はぐっと手元に集中しているんですよね。
切ったにんじんはキャロットラぺやきんぴらにして、翌日のおかずに。無心になれると同時に、明日の準備をしておけた!という小さな達成感もあるから、すっきりするとともに、満足感も得られるんです」
「集中する時間は、無になると同時に、私の場合は自分と向き合う時間にもなっているのかな。
『毎日忙しくて大変じゃないですか?』ってよく言われるんですが、本人としてはそこまで大変と思い過ぎずに仕事や暮らしに向き合えているのは、こうしてフル回転している頭の中をいったん整理する時間を持っているからなんだと思います。
意識的に、無心になれる時間をつくることが、小出しのガス抜きになっているようです」
スタッフ塩川
お風呂の電気はOFF、音楽に浸る瞑想タイム
▲アプリの音楽配信サービスを利用し、小ぶりな防水スピーカーをお風呂に持ち込んで楽しんでいる。
視界のシャットアウトで、オンからオフへ自然に切り替え。
「お風呂の中で音楽を聴く時間が、無心になれるひとときなんです」と話すのは、編集スタッフの塩川。
無類の音楽好きでもある彼女は、ちょっとユニークな方法で音楽を楽しんでいました。
塩川:
「お風呂の電気を消して、真っ暗にしながら音楽を聴いているんです。
通勤電車などでも音楽は聴きますが、頭の中は何かしら考え事をしていて。どっぷり音楽に浸る時間とは違います。
それに仕事が忙しくなると、いろんなことが頭の中をぐるぐる。それは楽しい反面、仕事とプライベートとの境がつきにくくなるというときも。ずっと考え事をしていると、気になって夜眠れなくなってしまうことがありました」
▲精油を使ったみずみずしい香りのフェイシャルクレンジングも、バスタイムのお供に。
「なので、私はオンとオフの切り替えをするために、帰宅後まずお風呂に入るんです。
お風呂上がりにはもう何もしない!と決めているので、細かな用事や夕飯の仕込みなどがあるときは先に片づけてしまって、それから入浴です。
メイクを落としてサッパリさせて、暗闇と音楽だけの中で過ごしてみたら、全身で音楽に浸れるだけじゃなく、無心になってものすごくリフレッシュできると気がつきました」
「この方法、実はフェイシャルリフレクソロジーの友人に教えてもらったんですが、『真っ暗』というのも大きなポイントなんです。
暗闇の中で音楽を聴いたこと、ありますか? 頭の中で想像しているよりも、ずっとすごくて、きっと感動できる体験になると思います。
視界をシャットアウトすることで、余計なものが入ってきませんし、音楽と自分の世界へぐんと入り込める気がします」
スタッフ岡本
規則的に走るミシン音と向き合う時間
本当は「計画通り」がいい、でも毎日そうもいかないから。
最後は、「ミシンを踏む時間が無心になれる」という編集スタッフの岡本。
岡本:
「あれもやらなくちゃこれもやらなくちゃ……と頭の中が大忙しの平日。帰宅した後も、オーバーヒート気味になることが多いです。
そんなときに、あえて考えごとから離れてミシンを踏む時間をつくります。
必ずテレビや音楽を消して、無音にするのもポイント。
ミシンが規則的に走る音が心を落ち着かせてくれるし、はたはたと生地を整える音や、アイロンの蒸気があがる音……。無心になれる時間には、そんな、ささやかな音が心地よく響きます」
岡本:
「ミシンで何かを作るというと、時間にも気持ちにも余裕があると思われがちですが、少しずつ自分のペースで進められる良さもあるんですよ。
私は、仕事もプライベートも、スケジュールや目標をしっかり組んで、段取りよく進めるのが好きなんです。でも仕事だと、想定外のことが起こってスケジュールが狂うと、落ち込んだり焦ったりしてしまいます。
その点、裁縫は、糸をほどけば元どおり。いつでもやり直しができるんです。
自分が焦ってきたら、いったん途中でやめたっていい。
そうして少しずつでも、ひとつひとつ順を追って進めれば、必ず最後は形になって、そこには達成感が待っています。今日はここまで仕上げよう、30分だけやろう、と決めることで無理なくできるし、無心になれるくらい楽しめているのかもしれません」
▲お気に入りのファブリックで作ったお弁当袋とティッシュケース。
忙しい毎日だからこそ、あえて没頭できることを
「何にも考えない時間」は、けっして怠けているわけでも、ぼんやり過ごしているわけでもありません。
頭の中をぎゅうぎゅうにしながら眉間にしわを寄せているより、一旦そこから離れて無心になることで、すっきりした頭と、まっさらな気持ちに戻れます。
バタバタと過ぎ去っていく毎日。あえてそこに、没頭できるなにかを組み込むことで、エアポケットのような無心のひとときを過ごしてみるのはどうでしょう。
「無心の時間」のありかたは、ちょっとした心がけや工夫、考え方次第。3人のスタッフの話を聞くうちに、自分だったら何ができるかな、と考えるのが楽しくなってきました。
後編では、スタッフ上山が「大人の水彩パステル」を使って “大人のぬりえ” にトライします。「仕事からの帰宅後に、ぬりえをする暇なんてないと思っていたのに、気づけば時間が経っていて……まさに無心になるひとときでした」とイキイキ話す上山。
大人の水彩パステルがもたらす「無心になれる時間」とは、一体どんなものだったのでしょうか。
(つづく)
▼「大人の水彩パステル」の詳細はこちら
【写真】原田教正
もくじ
ライター 藤沢あかり
編集者、ライター。大学卒業後、文房具や雑貨の商品企画を経て、雑貨・インテリア誌の編集者に。出産を機にフリーとなり、現在はインテリアや雑貨、子育てや食など暮らしまわりの記事やインタビューを中心に編集・執筆を手がける。
感想を送る
本日の編集部recommends!
冬のファッションアイテムが入荷中!
冬のときめきを詰め込んだニットカーディガンや、ポンチ素材のオールインワンなど、冬ものが続々入荷しています
乾燥する季節に頼りたい、お守り保湿アイテム
新作のフェイスマスクや北欧から届いたボディオイルなど、じっくりと自分を慈しむのにぴったりのアイテムも揃っています
【期間限定】WINTER SALE!
当店オリジナルの雑貨が、最大20%OFF!冬のおうち時間にぴったりのアイテムも揃っていますよ
【動画】夜な夜なキッチン
縫って、編んで、お気に入りの景色を作る(「HININE NOTE 」スタッフ・彩さん)