【わが家の朝支度】実は朝にぴったり?日替わりスープのある朝じかん(有賀薫さん)

編集スタッフ 斉木 編集スタッフ 斉木

身体がスムーズに動きだす。朝ごはんと、ちいさな習慣

1日を気もちよく始めるための朝の支度を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」。その人らしく「朝支度」を進める工夫や、こだわりについてお聞きしています。

今回ご登場いただくのは、スープ作家の有賀薫(ありが・かおる)さん。6年前、ライター業のかたわら、朝の苦手な息子のために朝食にスープを作り始め、早2300日。昨年長男が就職で家を出て夫婦ふたりでの生活となってからも、変わらぬ習慣として続いているそうです。

いまでは簡単で美味しいスープのレシピ制作のほかに、スープの実験室「スープ・ラボ」を始めとするイベントや展覧会を開くことも。

そんな有賀さんに、毎朝のスープ作りを含めた、気持ちよく1日をスタートするための習慣、工夫を伺ってみました。

 


ルーティンとご褒美で
テンポよく過ごす「朝のくふう」


 

07:00 起床。着替えて洗濯機を回す
07:15 スープ作りと朝食準備
07:30 朝食
07:45 夫を仕事に見送る。玄関の掃除・換気
08:00 やることリスト作り、その他家事、植物の水やりなど
08:45 お茶タイム、SNSへのスープ投稿など。仕事開始

 

朝の見送りの後は、「ついで掃除」を

有賀さん:
「朝、夫を送り出すとき、サッと玄関の掃除と換気をします。掃除は苦手なので、家中をという気力はないのですが、玄関だけは宅急便や郵便を届けに人がよく来ますし、きれいにしておくと良い気が入ってくるように感じるので毎日やっています。

掃除といっても、脱ぎっぱなしの靴を下駄箱にしまい、ほんの数分ドアを開けて風を通すだけ。濡れた傘があれば片付けたり、姿見を拭いたりと、手軽にできることだけです」

 

忘れそうなことほど、
手作りホワイトボードに

有賀さん:
「 家で仕事をやっていると、仕事と家事の区別がつきにくいので、朝『やることリスト』を作ります。シートタイプのホワイトボードを壁に貼って、マーカーで毎日書き込みます。

ポイントは、ごみ捨てや、ベランダの植物の水やりなど、細かい家事もリストに入れておくこと。こまごましたことはつい後回しになって気持ちが重くなりがちですが、リストに入れておくとすっかり忘れてしまうということがなく、いつの間にかできていることが多いんです」

 

仕事前の助走に、お茶とお菓子

有賀さん:
「家事を終え、仕事に取り掛かるまでのつかの間が、朝のお茶タイムです。

実家にいた頃から、朝に家族でお茶を飲むのが習慣でした。少しいい緑茶や紅茶など、甘いものもちょっとあると嬉しいです。この日はいただきものの生姜の羊羹と緑茶を。

今は食卓のはしっこが仕事場になっているので、そこでお茶を飲みながら仕事をすることもあります。そうするとつい出窓に料理本を置いてしまって、なんとかしないといけないのですが、日々増えていく一方ですね(笑)」

▲パソコンとノート、お鍋と調味料が一緒に並ぶ、有賀さんならではのデスク

 

ルーティン&時短テクで、毎日続く朝スープ

▲この日は、なす・トマト・ミントのスープ

有賀さん:
「朝食はパン、コーヒー、スープが基本です。あとはジャムやチーズなど、その時々にあるものを。

平日の朝は、食パンをトーストするだけ、コーヒーもインスタントが多いです。なるべくルーティンでできるよう、バターなどの朝使うものはトレーにまとめて冷蔵庫に入れておき一度に出せるようにしています。

そのぶんスープは、毎日違うメニューに。短時間で作れる簡単なものを中心に、旬の野菜を使うのがこだわりです」

▲「いつもは味噌汁にもパンを合わせるのですが、この日はたまたま、ごはんの朝食でした」(有賀さん)

有賀さん:
「ほうれんそうと油揚げのお味噌汁には、干ししいたけと切り干し大根を一晩水に浸けただけの出汁を使いました。出汁がらのしいたけと大根は軽く絞り、ポン酢とすりごまをかけて副菜にします。油揚げやほうれんそうは、カットして冷凍しておくとラクですよ。

スープは水分をたっぷりとれてあたたまり、体がスムーズに動き出します。スープ作りが毎朝の習慣になったのも、朝食べるのに心地よい料理だったからかもしれませんね」

 

毎日続くことだから、「楽しい」が一番大切

▲「やることリスト」で忘れず水やりを続けた、お母様から譲り受けた君子蘭

朝の苦手な息子さんに、「おいしいスープ作ってみたけど、どう?」と声をかけたらムクリと起き上がった。有賀さんのスープ作りは、その朝からもう6年以上続いています。

お腹からじんわり温まって、家族がその日いちにちを、いい気持ちで過ごせるように。

でも、毎日のこととなると、義務感だけではままならないことも。だから有賀さんは、家事をできるだけルーティン化しつつ、毎日のスープ作りだけは新しい組み合わせや食材を試す「創作」の時間として楽しんでいるといいます。

無理なく続けられる、「効率」と「楽しみ」のいい塩梅。わたしもその自分らしいバランスを探したくなりました。

(つづく)

 

【写真】有賀薫


こちらの特集も合わせてご覧ください。

▽特集「朝の過ごしかたvol.3」
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▽特集「朝の過ごしかたvol.4」

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有賀 薫(ありが・かおる)

1964年生まれ、東京都出身。スープ作家。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープが毎朝続き、2018年5月時点で約2300日以上になる。その写真やレシピで個展を開くほか、スープの実験イベント“スープ・ラボ”を主宰。著書に、レシピ、写真、文章、イラストを手がけたスープのレシピ本『365日のめざましスープ』(SBクリエイティブ)、『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』(文響社)がある。note:https://note.mu/kaorun、instagram: @arigakaoru

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