【青葉家のレシピ】ホワイトソースいらずで、さっぱり食べやすい♪ 北欧の家庭料理「ヤンソンさんの誘惑」

当店のオリジナルドラマ『青葉家のテーブル』は、お楽しみいただけましたでしょうか?
なかでも劇中に登場する、あの美味しそうな料理の数々…… お客様からも「レシピが知りたい!」という感想がたくさん寄せられました♪
そこで、ドラマの料理監修をして頂いた料理家・冷水希三子さんにレシピをお聞きすることに。

前回の「お弁当レシピ」に引き続き、今回ご紹介するのは、ラストシーンに登場する「ヤンソンさんの誘惑」。
気になる同級生に話しかけたリクが、ひょんなことから一緒に作ることになったこの料理。オーブンの前でワクワクと見守る様子が印象的でしたね。
一見手の込んだ料理ですが「ホワイトソースを使わないから、リクたちが作れるくらいとっても簡単なんです」と冷水さん。暑い日でもさっぱり食べやすい、おすすめのレシピです♪
ホワイトソースいらず!
北欧の家庭料理「ヤンソンさんの誘惑」

材料(直径20cmの耐熱皿1台分)
じゃがいも…2個(大きめのもの)
玉ねぎ…1/2個
アンチョビ…5〜6切れ
生クリーム…200ml
牛乳…50ml
塩…少々
シナモンパウダー…小さじ1/2
ジンジャーパウダー…小さじ1/4
パン粉、無塩バター…(好みで)適量
下準備
・じゃがいもは皮をむき、千切りにして水にさらす
・玉ねぎは薄くスライスする
・オーブンは200度(ガスオーブンの場合は190度)に予熱しておく
作り方
1.耐熱皿にじゃがいも、玉ねぎを並べる

冷水さん:
「水気を切ったじゃがいも約半分を耐熱皿にしき、その上に玉ねぎスライスを並べ、塩をふります」
2.じゃがいもを重ね、スパイスとアンチョビを散らす

冷水さん:
「残りのじゃがいもを上に重ねたら、シナモンパウダー、ジンジャーパウダーを全体に振りかけます。
アンチョビは細かくちぎり、全体に散らします」
3.生クリームと牛乳をそそぐ

4.パン粉とバターをのせて、焼き上げる

冷水さん:
「パン粉をふりかけて、ところどころにバターをちぎりのせます。
200度のオーブンで35分〜40分焼けばあがり」

冷水さん:
「焼き時間は自宅のオーブンに合わせて調節してください。
表面がこんがりしてもじゃがいもに火が通っていないときは、アルミホイルをかぶせて焼き時間を追加しましょう」
スパイス香る、特別な味わいです

冷水さん:
「北欧ではスパイス入りのアンチョビ缶が売られているのですが、日本にはないので、シナモンとジンジャーパウダーを加えました。
ぜひ熱々のうちに食べてみてください。スパイスの香りが広がって、特別な味わいですよ」
全3回でご紹介した「青葉家のテーブル」レシピ。ドラマから伝わる「おいしい」の空気が、あなたの食卓にもお届けできますように。
「ヤンソンさんの誘惑」シーンはこちらから
*ドラマ本編 (17分)*
(おわり)
【写真】原田教正
もくじ


冷水希三子
料理家。季節の素材を生かした料理を心がけ、雑誌や広告などで幅広く活躍している。当店オリジナルドラマ「青葉家のテーブル」ではフードスタイリングを担当。
http://kimiko-hiyamizu.com/
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