【潔いレシピ】第3話:茹でずにチン!で時短。鶏むね肉とオクラの胡麻和え
編集スタッフ 松浦
理由を知って、手を抜こう
こうしなきゃ、こうやらなきゃと、なんとなく自分のルールにしていたことが、実はただの思い込みだった。そんなことが、料理でもたまにあるものです。
今回レシピを教えていただくのは、料理家の瀬尾幸子(せおゆきこ)さん。書籍『ラクうまごはんのコツ』や『これでいいのだ!瀬尾ごはん』など、簡単で美味しい家庭料理を提案されています。
瀬尾さん:
「家庭料理は、自分や家族が美味しいと思えばそれで十分。でも、自分の好きなように作ることは、適当にやることじゃない。それを知らずに自分流に進めてしまうと、かえって難しくなってしまうことがあります。
なぜやらなくていいのか、なぜやらなきゃいけないのか。“なぜ” を理解していれば、力を抜けるポイントがすぐにみつかります」
手を抜くために、理由を知る。今回は、ちゃんと手を抜けるように、知っておきたい基本のレシピを教えていただきます。「だからこれでいいんだ!」そうやって、ちょっと肩の荷が降りるような、潔いレシピです。
鶏むね肉のチンとオクラの胡麻和え
材料(2人分)
鶏むね肉 … 1/2枚(150g)
オクラ… 8本
【胡麻和え衣】
白すりごま … 大さじ2.5
砂糖 … 大さじ1/2
醤油 … 大さじ1
マヨネーズ … 小さじ2
作り方
【1】鶏むね肉を耐熱容器に入れ、レンジ強(500W)で1分半加熱します。(空気弁のある保存容器を使う場合は、空気弁は開け、蓋を閉めて加熱)。ラップの場合は、ふわりとラップをかけた状態で、加熱してください。
レンジから取り出したら、蓋やラップは取り外さずに、そのまま冷まします。蓋をあけずに余熱で火を通すことが、柔らかく仕上がるコツです!
程よく冷めたら、繊維を切る方向に1cm厚さに切り、それを手で裂いていきます。
【2】オクラは、がくの周りの硬いところを、包丁で剥き、塩を加えた熱湯で、好みの硬さに茹でていきます
【3】冷水にとり、粗熱が取れたら、水気を切ります。この時、水に漬けすぎてしまうと、旨味がすべて逃げてしまうので気をつけましょう
【4】胡麻和えの衣を混ぜ合わせ、オクラは斜めに切り、裂いた鶏肉と一緒に和えていきます。しっかり混ぜ合わさったらできあがりです
レンジでチンでもいい理由
瀬尾さん:
「鶏むね肉の調理は、鍋でやろうとすると、なかなか難しいものです。火を通しすぎてしまうとパサパサになってしまったり、旨味が逃げてしまったり。なにかとコツがいるものです。
でも、レンジでチンなら、まるで上手に茹でたみたいに仕上がってくれます。身もしっとり柔らかく、旨味も茹で汁に逃げ出さない。鶏むね肉は、電子レンジでの調理に向いている食材なんですよ。
また、調理した鶏肉は、醤油やマヨネーズなど、お好きな調味料をつけて食べるのもおすすめ。細かく裂けば、サラダやサンドイッチの具材にもなります」
次回は、一晩ほったらかして作る、かんたん朝粥をご紹介します。
もくじ
料理家 瀬尾幸子
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