【BRAND NOTE】食べることは日々のこと。おいしくなくちゃ続かないから、私たちが選んだ生活クラブ
編集スタッフ 松浦
おいしくなくちゃ続かない
食の安心安全。スタッフの間でも、子どもが生まれたことを機に、産地や添加物などを意識するようになったという声もよく聞きます。
ただ、1日3食。毎日のことだからこそ、続かなければ意味がないよね、とも思います。
そして何より「おいしく食べること」が食のなかでも大切なこと。それは食事がただの栄養補給ではなく、大きくいえば生きる上での喜びだからかもしれません。
「おいしいね〜」といいながら食べるご飯が、やっぱり一番。せっかく食べるならおいしいものがいいというより、正直、おいしくなくちゃ嫌だし、続かないのです。
今回BRAND NOTEでご一緒するのは、生活協同組合(生協)のひとつで、「安心安全」を大切にしながら、それと同じくらい「おいしく食べること」を追求している「生活クラブ」。
毎日の暮らしで使い続けられるお手頃な価格設定もあり、社内には日頃から利用しているスタッフも。
そんなスタッフが口を揃えて言うのが、とにかく「おいしい」ということ。
「素材の味が濃い!」
「お肉の臭みがなくて驚いた」
「ケチャップはぜひ一度食べてみて〜」
今回は、そんな生活クラブのおいしさについて、実際に愛用しているスタッフや、組合員の方々にその理由について聞いてみました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
生活クラブがおいしいのはなぜ?
組合員さんに聞いてみました
今回集まったのは、ちょうど一ヶ月ほど前に生活クラブを始めたばかりのスタッフ齋藤と、生活クラブ組合員の鈴木さん、五十川(いかがわ)さんのお二人。生活クラブをはじめたきっかけや、そのおいしさの秘密を伺いました。
「組合員の方の熱心な説明に心動かされ、始めることにしました。お気に入りは『パスチャライズド牛乳』です」
「母も組合員で、生活クラブで育ちました。子どもが生まれ、食の安全を考えたとき、まっさきに思い浮かびました。お気に入りは、三重県産の『焼のり』です」
スタッフ齋藤:
「周りのスタッフに勧められ、先月から生活クラブを始めたばかりなのですが、早速そのおいしさに驚いています。
特に子どもたちからはマヨネーズが人気。茹でた野菜にちょんっとディップして、無我夢中で食べてます」
売るためではなく、
食べたいものを作るから「おいしい」
まずは、鈴木さんのおすすめのパスチャライズド牛乳をいただきながら、生活クラブの商品づくりについて伺いました。
鈴木さん:
「この牛乳もそうなのですが、商品は基本的に私たち組合員の要望で作られています。これは今に始まったことではなく、生活クラブが誕生した約50年前から積み重ねられてきました。
生活クラブが扱うものは、売る側にとっての「売りたいもの」や「売れるもの」ではなく、買う側である組合員自身が心の底から食べたい!使いたい!と思えるもの。
じゃあ、私たちが欲しいと思うものはどんなものだろう……そう考えたとき、それはなにより、ごまかしのない、おいしいものでした。
何でできているの?どこでどうやって作られているの?そんな分からないモヤモヤをなくしたいという組合員の想いから、生活クラブの商品は生まれています」
「疑わしいものは使わない」「情報は公開する」。生活クラブが掲げるこの二つの約束は、商品づくりの現場でも徹底的にこだわっていることです。
組合員と生産者による話し合いが何度も行われ、産地での栽培状況や、製造工程の確認、包材の材質や内容量、適正な価格の設定まで、すべて組合員の話し合いのなかで決められています。
五十川さん:
「例えば、人気のトマトケチャップ。ラベルをみると分かるのですが、材料が本当にシンプルなんです。トマト、砂糖、醸造酢、食塩、たまねぎ、香辛料…… 基本的に「分からないもの」がないですよね。
この『分からないものをなくす』という取り組みのなかで、おいしさの肝となるのが素材の品質です。
トマトケチャップの原料は、産地や農家もはっきりしている国内産の加工用トマト100%。水も一切加えていません。初めて食べた時は、しっかりトマトの味がする!と、その美味しさに感動しました。
素材がよくなければ、おいしいものはできないんですよね。
だからこそ、私たちは素材にこだわります。これが『ごまかしのない、おいしいもの』ができる理由です」
生産者との約束があるから
「お手頃で、おいしい」
私たちが生産者に「欲しいものを作ってください」と言い切るからには、「しっかり食べること」も作り手と食べ手の約束。
生活クラブでは、一人ひとりの注文をおおぜいでまとめて生産者へ注文する「共同購入」という考え方があります。これにより、毎日の暮らしに必要なものを納得の品質と価格で購入することができます。
これは、約50年前「たくさん買ってみんなで分けると安い」と、200人ほどのお母さんたちが牛乳のまとめ買い(共同購入)を始めたころから受け継がれてきた考え方です。
五十川さん:
「私たちが欲しいものを作ってもらうため、『絶対買います』と約束していることもおいしさの理由です。
たとえば、私のお気に入りの「焼のり」は、海苔の中でも最高級品に次ぐランクのものを原料に使っているそうです。にもかかわらず値段はお手頃。
それができる理由が、生活クラブの「必ず買う、必ず食べる」という生産者との約束です。海苔ならここ、鶏卵ならここ、豚肉ならここ、と長く協力を積み重ねた生産者があって、それぞれに信頼関係を育んでいます。
だからこそ、質の高いものを一般のお店よりも安価に手に入れられる。
いくらおいしくても、高かったら特別なものになってしまいます。でも生活クラブなら価格面でも安心。続けられるおいしさなんです」
「おいしい」は更新される
変わり続ける生活クラブ
かつての生活クラブにはなかった、「おさかなソーセージ」や「生クリームどらやき」など、便利な加工食品やお菓子が増えてきたのはこの10数年間のこと。
五十川さん:
「小さい頃は母から『食べちゃだめよ』と言われていた加工品も、身の回りにはたくさんありました。でもなんで食べちゃいけないかは分からなかった。学生時代はそれに反抗したこともあります……
でも、自分も母になった今思うのは、『分からない』ものは食べさせたくないということ。ただ、その『分からない』ことをクリアにして、安心できるものをつくればいいのではないか?これが生活クラブの考え方です。
時代とともに生活スタイルや食文化も変わるし、選択の幅が広がることも食の楽しみですよね。
たとえば生活クラブの『おさかなソーセージ』は子どもたちも大好き。安心して与えられる手軽なおやつが欲しいという声から、組合員のプロジェクトチームが生産者と試作を繰り返して開発したものです」
五十川さんの母世代の生活クラブでは、こういった商品が積極的に開発されることはなかったようです。
でも、時代が変われば、組合員が「欲しい」と思うものも変わる。商品開発の目的のひとつが組合員のニーズにあるからこそ、生活クラブは常に変わり続けています。
鈴木さん:
「とはいえ、何でもかんでも増やせるわけではありません。品目が増えれば流通のコストも増えるし、元からある品目の注文量が減ってしまうのも困ります。
最近、組合員自身が商品開発を進める「消費材開発改善プロジェクト」にも参加しているのですが小さな変化でも、何度も議論を重ね、そう簡単にはリニューアルできません。そこまで慎重になるのは、生産者との約束があるからこそ。
本当にみんなが喜んで食べたいと思うものができなければ、生産者との『必ず買います、必ず食べます』の約束が守れなくなってしまう。そうなると、共同購入のバランスが崩れ、生産者もいいものを作り続けることができなくなってしまいます。
でも、人は死ぬまで食べ続けるわけですから、続かないと意味がない。毎日の『おいしい』を守るため、みんな真剣です」
今回のお話で繰り返し出てきた、分からないをクリアにすること。
誰がどこで、どう作っていて、それがどうやって届き、食べ終わった後はどうなるのか……
日々の暮らしでなかなか見えていなかった「つながり」を意識することが、生活クラブのおいしさの理由のひとつかもしれません。
続く後編では、実際に「生活クラブ」を取り入れているスタッフに、気になる活用法をレポートしてもらいます。
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※上記画像はイメージです。(実際にお届けする商品とは異なります)
(つづく)
【写真】佐々木孝憲
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