【わが家の朝支度】朝ドラと母が作る和食。心身ともに健康でいるためのルーティン(イラストレーター・椎木彩子さん)
編集スタッフ 塩川
1日を気持ちよく始めるための朝の習慣を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」では、その人らしく朝の時間を過ごす工夫や、こだわりについてお聞きしています。
今回お話を伺うのは、イラストレーターの椎木彩子(しいきさいこ)さんです。広告や書籍の装丁画などを手がけ、日本国内はもとより、台湾や韓国などでも精力的に個展を行っています。
ともすれば不規則になりがちなお仕事ですが、椎木さんは朝からしっかり作業を進めるためにも「朝ごはんは大切」と話します。
椎木さんの描く冒頭のイラストを見ているだけでも、目が覚めるような朝ごはんのパワーを感じますね!
毎日健やかに、いい仕事をするために
朝の時間に楽しみをちりばめて
7:45 起床後、顔を洗って目を覚ます
8:00 朝ドラを見る
8:15 朝ごはんの支度
8:40 母と朝ごはん
9:00 コーヒーを飲んで一息。仕事のメールをチェック
9:20 身支度をして準備
9:50 アトリエへ出かける
寝起きのささやかな楽しみは
15分の朝ドラマ
椎木さん:
「朝ドラはほぼ毎日放映されるので、日々のささやかな楽しみになっています。
元気なテーマソングを聴くと、起き抜けの体が目覚めるきっかけに。ドラマは母と一緒に見ているので、共通の話題にもなります。
仕事が忙しく寝すぎてしまっている朝は『朝ドラ始まったよ〜』と、起こされることもしばしばあります(笑)」
朝ごはんはごちそう!
たっぷり食べて、心身ともに健康に
椎木さん:
「小さなころはパン食が多かったのですが、私が和食が好きで母にリクエストし、今では白米が9割です。
社会人になってからは、家族と一緒にご飯を食べることが減ったこともあり、母は朝ごはんを『ごちそう』にしたいのだと思います。その習慣がずっと続いています。
定番は焼き魚、卵料理、お味噌汁(プラス納豆か、ホウレン草のおひたし)など。
卵料理は、目玉焼きにするか卵焼きにするか、いくつか選択肢があるなかで、目玉焼きを細切りのジャガイモと一緒に焼く『鳥の巣』(我が家ではそう呼んでいます)で食べることが好きです。
朝ごはんは、ほとんど母が作っていますが、鳥の巣は私が担当しています」
椎木さん:
「貧血気味ということもあり、午前中のうちにしっかり仕事を進めるためにも、朝ごはんは大切だと感じています。
少し空腹の状態で朝ごはんを食べ、その幸福感で1日を楽しくスタートできます。
朝は時間もなく、ごはんを毎日きちんと食べるのは大変なことかもしれません。
けれど母と過ごす『ごちそう』の朝ごはんは、家族のコミュニケーションの場でもあります。心と体の健康のためにも、続けていきたい習慣です」
趣のある器でコーヒーを飲みながら
メールチェック
椎木さん:
「母が陶器が好きで、子供の頃から触れていたので、自然と器が好きになりました。
食後は母のコレクションから器を選び、コーヒーを飲みながらメールチェック。なるべく早めにお返事します。
目の疲労を抑えるためにも、できるだけ夜遅くに仕事のメールをしないよう、最近意識的に習慣を変えました」
支度完了!お出かけバッグの中身は?
椎木さん:
「バッグには本、仕事の資料、スケジュール用の手帳と筆記用具、お財布や携帯、リップクリーム、ハンカチなど。必要であれば、ノートパソコンもここに加わります。
移動時間は集中力があるので、英語の本を持ち歩き、勉強の時間と決めています。
荷物が多くリュック派で、こちらは韓国のソウルにあるonemorebagで購入しました。肩掛けもできる2WAY仕様なんです。
打ち合わせからプライベートまで、多様なシーンで使える程よいカジュアル感と、ナイロンで軽い生地に裏地は鮮やかな紫色という、遊び心が効いているところも気に入っています」
毎日を明るく、色鮮やかに感じるために
椎木さんは朝の支度を「心身ともに健康で過ごすための時間」と話します。
ささやかな楽しみをちりばめながら、家族とコミュニケーションをとり、朝ごはんをしっかり食べる。
そんな朝を積み重ね、健やかに過ごすことは、明るく鮮やかな色使いが印象的な、椎木さんのイラストにも反映されているように感じました。
日々を鮮やかに彩るためにも、私も改めて、朝の習慣を見直したいと思います。
(つづく)
【絵と写真】椎木彩子
椎木彩子(イラストレーター)
文化服装学院アパレルデザイン科卒業後、イラストレーターの峰岸達に師事。広告・書籍・音楽・壁画・舞台美術など様々な分野で絵を描いている。2019年6月に東京のL’illustre Galerie LE MONDEで、11月に大阪のGULIGULIで個展を開催予定。
http://shiikisaiko.jimdo.com insragram:@saikoshiiki_
▼椎木彩子さんが装丁画を描いた書籍は、こちらからご覧いただけます
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