【バイヤーのコラム】お味噌汁のパワーを感じた、うれしい食卓。
商品プランナー 市川
寒くなり、鍋料理の出番も増えてきたこの頃、我が家の定番リクエストとなってきたのはお味噌汁や豚汁です。
夏の間は暑くて、たまにしか作っていなかったのですが、最近はよくリクエストされています。でも、なぜかお味噌汁ではなく、豚汁のリクエストが多いのです…….。
たずねてみると、答えは「好きなものが全部入っているから!」とのこと。お肉、こんにゃく、じゃがいも、にんじん、もやしが好きな子供たち。大人だけはネギをたっぷり入れていただきます。
お味噌汁に比べ、豚汁はいつもよく食べてくれるので、作りながら考えました。何が違うのか?
好きな具材が入っているのはもちろんですが、他で思いあたるのがゴマ油。豚汁ではお肉を炒めたり、ちょっと垂らしたりとゴマ油をよく使っています。もしかしたら、これがリクエストの増えた理由かもしれません。
私は料理上手な方ではないけれど、なんだか豚汁だけはマスターした気分になれました。
お味噌汁はというと、まだまだ修行中。
夫と暮らしはじめた頃、お味噌汁が濃いと言われ、初めて気がついた実家の味。大きな壺に入った味噌で作る母や祖母の味は、しょっぱい赤味噌で、その日ある物がごろごろ入っているのが定番でした。
夫の祖母はというと、きちんと鰹節を削り出汁をとり、丁寧に作っていたそうです。出身地の違いもありますが、慣れ親しんだ味が違っていたので、暮らしはじめた当初は、毎日お味噌汁の味をたずねていたのを思い出します。
汁もので決まる、ご飯の進み具合
汁ものが好きな子供達。なかでも次女は厳しい舌を持っています。笑
お味噌汁の味がイマイチの時は、ご飯の進みがゆっくりに……。私は、保育園の調理の先生に相談してみることに。
親切に教えてくれた先生のレシピを参考に、作ってみること数日。突然、「給食先生とお友達なの?」と聞かれました。なぜかと聞くと、「おんなじ味だから!」とパクパク食べる娘。お味噌汁が美味しいと、他のご飯の進みも良く、心から嬉しくなりました。
栄養もとれて、体も温まる。日々の具材が違うと、会話も増える気がするので、できるだけ作るように心がけています。食欲がなさそうな日も、お味噌汁だけは食べようねと言いながら。
我が家にとって、お味噌汁のパワーはとても大きなもの。
だからこそ、いつか安定した味のお味噌汁を作れるようになりたいなと、これからも修行に励む毎日です。
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