【はじめてのインテリア】第2話: “古道具のあるカフェ” をイメージした、キッチンづくり
編集スタッフ 寿山
埼玉県のとある住宅街に建つ、ハウスメーカー「ゼロキューブ 」の家(3LDK、約100平米)を購入したsaraさん宅のインテリアづくりについて、全3話でお届けしています。第1話では、家を購入した経緯や、実際に暮らしはじめるまでのことを。
第2話では、「古道具のあるカフェ」をイメージしたキッチンづくりについて、詳しくお聞きします。
長く使うことや実用性を考えて、オーダーした食器棚
カウンター式のキッチンの後ろには、3400×1500mmほどのスペースがあったそう。
もともと器が好きで、これからも集めたいと思っていたこともあり、まずはここに収まる食器棚を購入しました。
長く使うことや実用性を考えて、既製品ではなく、埼玉県にある「tanakajima」というオーダー家具店で発注することに。人生初の経験でしたが、収納スタイルや物量などを細かく打ち合わせして、W2100×H850×D500のものをオーダーしました。
飾り棚に憧れて。見よう見まねでDIY
食器棚が届いて間もなく、キッチンの壁に前から憧れていた飾り棚を取り付けることに。長野県にある「リビルディングセンタージャパン」という古材を販売する店で板を購入し、半分にカットしてもらったのだとか。
金具は楽天市場でサイズの合うものを取り寄せて、アプリで水平をチェックしながらご主人と見よう見まねでDIYしたといいます。
▲コーヒー豆を入れている容器は、「arts&science」で購入したピーター・アイビー作のガラスジャー
キッチンの雰囲気を変えた、2つの雑貨
▲埼玉県東松山市にある「artique」で買ったアンティークのフレーム
食器棚を買って飾り棚をつけて、インテリアの土台が整ったところで、雑貨で “古道具のあるカフェ” のような味付けをしていったsaraさん。
アンティークのフレームを置いたり、キッチンカウンター上の照明をアンティークガラスのペンダントに変えたり、存在感のあるアンティーク小物をいくつか取り入れました。
さらに、作家ものの器やデザイン性のあるキッチン雑貨をディスプレイすることで、真新しい食器棚のあるキッチンに味わいがプラスされ、雰囲気が一変したといいます。
▲ペンダント照明もフレームと同じ「artique」で購入
押しピンで固定しただけの「かける収納」
▲ポールを吊る牛革の風合いに合わせて「seria」で購入したアンティーク風の押しピンを使用
コンロ脇の壁に、かねてから「かける収納」が欲しいと思っていたsaraさん。旅行先の韓国にあるインテリアショップで、デザインが素敵な木のポールを見つけて、家のどこかで使えるかもしれないと購入しました。
試しに押しピンでコンロ脇に固定してみたら、キッチンツールを掛けるのにちょうどいいスペースに。強度が心配でしたが、軽めの雑貨を少し吊り下げる程度であれば、問題なく使えているといいます。
IKEAや100均の “使える” 便利グッズ
インテリアが整ってくると、使い勝手も充実させたくなってきて、レンジフードにamazonで購入した「モノタロウ」のマグネットフックをつけました。そこに調理道具を吊り下げて収納したら、グッと調理の効率がよくなったのだとか。
さらにIKEAや100円ショップで便利なキッチングッズも買い揃えて、使いやすさも充実させました。
▲IKEAで購入したマグネット付きのクリップを冷蔵庫に貼って、キッチンタオルをかけている
▲全て「seria」で購入。左上から時計回りに、余ったご飯を小分けに保存できるタッパー、ジップロックにラベリングするテープ、魚や肉をはさむトング、コーヒーカップとして使っている耐熱のプリン型、調味料入れにすっぽり収まる大さじ
IHだけど、ガスコンロが使いたい!
▲「工房正島」の片手土鍋は、直火や電子レンジにもかけられる便利な土鍋。火を止めても保温してくれるから、料理を最後まで温かいまま楽しめる
オール電化住宅なのでコンロはIH。ところが、IHでは使えない土鍋をお持ちのsaraさんは、こちら韓国製の「kovea」という卓上のガスコンロをAmazonで購入。デザインも可愛いので、ダイニングテーブルに置いて楽しんでいるそう。
ここまでsaraさんのキッチン作りについてお届けしました。最終話となる明日は、リビングダイニングや居室のインテリアをどう整えていったのか、お話を聞きます。
(つづく)
【写真】木村文平
(2019/12/6 編集部追記)
本記事内で、卓上ガスコンロで焼き網を利用して食パンを焼く、というご紹介をしましたが、安全上の理由で該当の箇所を削除いたしました。焼き網に使われているセラミックから出る輻射熱によりガスボンベが熱せられ、爆発する恐れがありますので、カセットコンロではご使用にならないでください。訂正してお詫び申し上げます。
もくじ
saraさん
埼玉県在住。カフェスタッフ。instagramのアカウント(@su_a_sa_)で、家づくりの過程や、新居での暮らしについて綴っている。趣味は、カフェやアンティークショップめぐり
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