【手帳の書き方】後編:やりたいことリストには所用時間も書いておく!手帳を続ける3つのコツ。

手帳の書き方アイデアをご紹介。手帳が続かない時にも頼れる、簡単でおすすめの手帳術を3つ教わりました。マンスリーページの書き方や、色分けのルールを決めます。また、ウィークリーページの書き方は所用時間を書くようにすると自分の時間を見える化できます。手帳を振り返る時間もあらかじめ決めておくのもポイント。おすすめの手帳の選び方も合わせて、手帳のプロ・舘神さんに伺いました。

編集スタッフ 栗村

スマホと手帳。どうしたら、うまく使い分けられるのかお届けしている本特集。

前編では、デジタルツールと手帳の使い分けの方法を、手帳のプロ・舘神龍彦(たてがみたつひこ)さんに教わりました。続く後編では、手帳を続けるコツや、書き方のルールを教えてもらいます。

 


これだけ守れば大丈夫!
手帳が続く3つのコツ


「手帳マイルール」を決める

舘神さん:
「手帳を続けるコツは、手帳を何に使うのか利用目的を決めること。そしてどこに何を書くのか『マイルール』を決めておくことです。例えば、私は次のようにルールを決めています。

月間ページ:大きな予定や、その日の記録
月間ページの欄外:クレジットカードの支出額や、通院している病院の定休日。その月の振り返り
週間ページ:移動時間も含め、詳細な予定や、その日食べたものなど備忘録
週間ページのノート部分:週のタスクリスト

これらのルールは覚えておく必要はなくて、手帳の巻頭あたりに書いています。ルールができるだけで、何をどこに書くか迷わなくなります。

もしルールが増えてきたら追記し、続かないものや使わないものがあったらやめてしまいましょう」

 


どんどん書いて、自分の時間を把握する

舘神さん:
「手帳の基本はどんどん書くこと。予定もやりたいことも、できるだけ書き込んでいきましょう。手帳を綺麗に使おうと思わなくて大丈夫です。

予定の場合は、決まったときに書くのはもちろん、決まりにくいものでも早めに判断、もしくは相手がいる場合は調整し予定を入れていきます。そうすると、その日の自由な時間がわかるようになります。

手帳は、自分の時間の見える化ツール。空いている時間を見つけて、やるべきことや、やりたいことを入れていきましょう」

 

やりたいことは、所要時間と一緒にリストアップ

舘神さん:
「映画を見たい、本を読みたい、あの店に行ってみたい、旅行に行きたいなど、やりたいことをメモページにリストアップして、同時に所要時間も見積もって書いておくようにすると、時間ができたときに予定に組み込みやすくなるのでおすすめです」

 

ペンの色分けを決めれば、仕事もプライベートもどんどん書ける

舘神さん:
「どんどん予定を書いていったあと、見返す時に迷わないようにするために、ペンで色分けするのもおすすめです。例えば、仕事に関するものは青色、プライベートな予定は赤色など、色分けのルールも決めておくと見返しやすくなります。この色分けも巻頭のルールと一緒に書いておきましょう」

 


時間を決めて振り返る

舘神さん:
「手帳を続けるポイントは、書く時間を具体的に決めておくことです。

例えば、『仕事終わりに書く』ではなく『19時に書く』と時間を決めます。

そしてどんな方法で書くのか、手順も決めておくのがおすすめです。Googleカレンダーなどデジタルツールを併用していたら、そこから手帳の月間ページに転記。その後、週間ページに細かい予定を書いていくなど。書く順番を決めるだけで、さらに習慣化しやすくなります。

また、手帳を書くタイミングで、その日の振り返りもしましょう。予定管理がスムーズにできたものは、そのまま続け、うまくできなかったことは理由を考えて、改善していきましょう」

 

手帳は「月間」+「週間」がおすすめ

最後に、オススメの手帳の選び方を教わりました。

舘神さん:
「『月間』+『週間』の予定記入があるものがおすすめです。月間ページに大まかな予定、週間ページに移動時間なども含めた細かな予定を書くと使いやすいです。

手帳を選ぶ際に、週間ページには時間軸が入ったものや、時間軸を入れられるものを選ぶのがおすすめです。そしてその時に、必ず自分の生活時間帯と時間軸があっているものを見つけるといいでしょう。例えば午前6時半に起床なら、午前6時からの時間軸があるものを選ぶようにするといいですよ」

前後編でお送りしてきた手帳の書き方いかがでしたでしょうか。

今回の舘神さんから手帳のアイデアを伺ったのは11月中旬。それから手帳に振り返りの記録をつけ始めてみました。マンスリーページにその日やったことを書くだけだから簡単。今も続いています。とっても単純かもしれませんが、これだけでも手帳を使いこなせているような気がして楽しいんです。

さあ、新しい1年がやってきました。早速やりたいことリストを書き出して、今年こそ手帳を楽しく活用していきたいなと思います。

(おわり)


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舘神龍彦

手帳評論家。手帳術や手帳の選び方など、数多く提案。テレビやラジオに多数出演する。主な著書に『手帳と日本人』(NHK出版新書)や『最新トレンドから導く手帳テクニック100』(えい出版)などがある。また文具メーカーのプロモーションや文具開発なども手がける。


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