【暮らしのにおい対策】衣装ケースを使ってにおいをリセット! 置いて掛けて使える新しい脱臭機って?

ライター 嶌陽子

靴箱の中のこもったようなにおい。お気に入りの服についてしまった食べ物のにおい。

そうした日々の “においの悩み” を解決する味方として登場したのが、ダイキンのコードレス脱臭機「ループストリーマ」。

前編では編集スタッフの齋藤が実際に自宅で使用。靴箱やクローゼット、納戸など、気になっていた場所のにおいが和らいでいくのを実感しました。

一方で、使ってみる中での疑問が湧いてきたことも事実。そもそも市販の消臭スプレーや脱臭剤とはどう違うの? どんな仕組みでにおいをとるんだろう?

そんな疑問を解消すべく、今回は、齋藤がループストリーマの企画開発者のおふたりにインタビューします。おすすめの使い方についても教えていただきましたよ。

▲伊澤さん(左)は商品を企画、上原さん(右)は技術者として実際に商品を開発する仕事をされています。

お話しくださるのはダイキンの伊澤智(いざわ・さとし)さんと上原雄一(うえはら・ゆういち)さんです。分かりやすく丁寧な説明に「なるほど!」の連続でした。

(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)

 


どういう仕組み?他と何が違う?
空気のプロが、暮らしのにおいに取り組んだ理由


生活者目線の脱臭機ってどういうこと?

齋藤:
「においって、私にとっては家の中で一番気になる部分といっても過言ではなくて……。なかなか解決策が見つからないのも悩みどころでした。

だから、ループストリーマみたいなアイテムに出合って、すごく面白い製品だなと思ったんです。どんな経緯で開発されたんですか?」

開発担当 伊澤さん:
「ダイキンは、部屋全体や大空間向けのにおいを解決する空気清浄機をご提案しています。一方、お客様の声を聞くうちに、『生活の中のちょっとしたにおいを解決するアイテムも作りたい』という声が社内であがり、開発がスタートしました。

さらに「実際に生活している方々のリアルな悩みをそのまま聞きたい」と考え、開発中の段階から“ DAIKIN LAUNCH X(ダイキンローンチ エックス)” (※)というサイトでお客様に公開しました。ここに、ご意見を書き込んでいただく仕組みをつくり、いただいたご意見を開発に反映させていきました。

つまり、この製品にはお客様のリアルな声が詰まっているんです」

※ “ DAIKIN LAUNCH X ” は、オンライン上で開発中の商品を紹介し、ユーザーから寄せられた意見を開発に反映させていくというサイト。完成した商品を直接購入することもできます。

齋藤:
「ユーザーの声を聞きながら開発するというのは面白いですね! 実際にユーザーの意見を反映したのはどんな部分ですか?」

伊澤さん:
「たくさんありますが……。女性からの声で多かったのは、『蓋が開けづらい』というもの。このため、蓋をマグネット式にして簡単に開けられるようにしました。

伊澤さん:
「また、以前はもっと角が尖っていたのですが『小さい子どもにも危なくないようにしてほしい』という声を受けて、少し丸みを持たせたんです。

ウェブ上でご意見をいただくほか、実際にモニター品を渡して使っていただいたり、お客様との意見交換会を行う「ファンミーティング」を開催するなど、顔を合わせて意見を聞いたりもしています。

発売後も引き続き様々な声を聞いてさらなる改良を続け、“暮らしの中で気になるにおい” に悩む方々に解決策を提供していきたいと思っています」

 

「繰り返し使えて、脱臭力が落ちない」のが特徴です。

齋藤:
「素朴な疑問なんですが、ループストリーマと市販の消臭スプレーや消臭剤との違いはどこにあるんですか?」

開発担当 上原さん:
消臭スプレーは、水などの分子でにおい分子を囲んでにおわないようにする仕組み。トイレなどに置くタイプの消臭剤は、消臭成分が放出されて空気中のにおい成分と反応し、分解・消臭します

齋藤:
「なるほど。あと、靴箱や冷蔵庫に置く活性炭もありますよね。あれはどんな仕組みなんでしょう?」

上原さん:
「活性炭には目に見えない穴がたくさん開いていて、これがにおい物資を吸着するんです。ただし時間が経つにつれて “満タン” の状態になり、吸着しきれなくなってくる」

▲本体に最初にセットする脱臭カートリッジ。これがにおいを吸着させる。

上原さん:
「ループストリーマの脱臭カートリッジにも炭が使われていて、これがにおい物質を吸着します。ただし、これだけでは終わりません。ストリーマ(※)から放出される分解素が脱臭カートリッジに吸着されたにおい物質に照射され、分解してなくしてしまうんです。

また本体内に小型ファンが搭載されているので、空間内にも分解素が拡散され、空気中やモノについたにおい物質を分解します」

※ストリーマとは、ダイキンがエアコンや空気清浄機に搭載している独自の技術。強い酸化分解力を持つ「分解素」を放出し、においを元から分解します。

両側面にあるこの網目の部分から空間のにおいを吸い込むことによって、におい物質をキャッチ&分解素を放出しています

伊澤さん:
「においの吸着と分解素の放出、この両方の機能を備えているのがループストリーマの大きな特徴なんです。

しかも脱臭カートリッジに吸着させたにおいはストリーマから放出される分解素により分解されてなくなるので、脱臭力が落ちません。“繰り返し使える=ループする” ということから、ループストリーマという名前がついているんですよ」

 

おすすめ使用場所は「2畳以下」の空間。

齋藤:
「これまで靴箱やクローゼットなどで使ってみたんですが、どれも使用前よりにおいが減ってきた印象があります。効果を発揮しやすい場所ってあるんでしょうか?」

伊澤さん:
「ループストリーマはそもそもコンセントがなく、空気清浄機を設置できない場所での使用を想定して開発したもの。狭い空間でも置けるように小型化しているので、靴箱やクローゼットには最適です。『2畳以下の空間』での使用をおすすめしているので、納戸や押入れなどもいいですね。

逆に言うと、広い空間では効果を発揮しにくく、空気清浄機を使用して頂いた方が効果的です。

また、浴室や冷蔵庫の中など多湿、水のかかる可能性のある場所、火気の近くや、高温の場所では使わないでくださいね」

 

「狭ければ狭いほど、近ければ近いほど」、効果大。

齋藤:
「衣装ケースやビニール袋などに入れて使うのもおすすめだと伺ったので試してみたんですが、バーベキューの炭や食べ物の強いにおいが本当にとれたんです!

上原さん:
「それはまさにおすすめの使い方です。ループストリーマは空間が狭ければ狭いほど、またにおいとの距離が近ければ近いほど効果を発揮します。狭いほうがストリーマから放出される分解素の濃度が高まりますし、近いほうが効率よく脱臭できるんです。

密閉できるなら段ボールやビニール袋でも大丈夫。運動部のお子さんのスポーツバッグの中にループストリーマを入れて、バッグごと脱臭したという人の話も聞きました」

▲電源スイッチの横に強弱切り替えスイッチがあります。

上原さん:
「強弱の切り替えスイッチの『弱モード』は、靴箱などに置きっぱなしにする場合におすすめ。分解素を少しずつ、ゆっくり放出します。

『強モード』は分解素を多く放出させるので、強い匂いのものを衣装ケースなどに入れて一気に脱臭したい時に。そうやって使い分けるといいかもしれません」

齋藤:
「強弱モードは、どんな時に切り替えればいいんだろうと気になっていたんです。なるほど、“弱は予防、強は集中”と覚えておけばよさそうですね」

 

においが気にならなくなった分だけ、我が家を好きになれる。

開発担当のおふたりの話を伺って、シンプルな白い箱の中にたくさんの工夫や技術が詰まっていることをあらためて感じた私たち。

齋藤:
「仕組みが理解できたことで、さらに上手に使いこなせそうです。『狭ければ狭いほど、近ければ近いほど効果が高い』という基本や、強弱モードの使い分けを頭に入れつつ、もっと使い方の幅を広げたいですね」

さまざまな消臭アイテムがある中で、ループストリーマはこれまでになかった新しい選択肢。「繰り返し使える」「置いておくだけ」という特徴は、賢く取り入れれば、におい対策にかかる煩わしさを大幅に減らしてくれそうです。

ずっと気になっていたにおいがとれたと分かった時の、心が軽くなる感覚。今日ついてしまったにおいも、心配しなくていいという安心感。それを味わう機会が増えれば増えるほど、心にゆとりができて、家や暮らしをもっと楽しめるようになるかもしれません。

▼もっと詳しく知りたい方はこちら

LOOP STREAMER(DSA10W-W)の試験結果
※布に付着したタバコ臭の脱臭効果

0.2m3の密閉空間内にタバコ臭を付着させた試験布とループストリーマを投入し、六段階臭気強度表示法により検証。運転4時間後に臭気強度2.4低減することを確認。(ダイキン工業株式会社調べ)

※空間における脱臭効果
アンモニアガスの脱臭試験 200Lの試験バッグ内にループストリーマおよび臭気成分としてアンモニアとアセトアルデヒドを投入し、ループストリーマを運転。それぞれの濃度変化を測定し4時間でアンモニア濃度が76%低減、アセトアルデヒド濃度が36%低減することを確認。
試験機関:近江オドエアーサービス㈱
試験成績書番号:第B19-004号


もくじ


【写真】木村文平(10枚目/クラシコム)


ライター 嶌陽子

編集者、ライター。大学卒業後、フリーランスでの映像翻訳や国際NGO職員を経た後、2007年から出版社での編集業務に携わる。2013年からフリーランスで活動を始め、現在は暮らしまわりの記事や人物インタビューなどを手がける。執筆媒体は『クロワッサン』(マガジンハウス)、『日経ウーマン』(日経BP社)など。プライベートでは1児の母として奮闘中。


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