【飛田和緒さんの “ささっと丼”】第3話:甘酢あんでご飯がすすむ「かにかま卵丼」
編集スタッフ 野村
新生活が始まりバタバタすることもあるこの季節。疲れて帰ってきた日でも、ささっと簡単に作れる献立があると助かります。
そこで、お手軽に作れる丼レシピを、料理家・飛田和緒(ひだ かずを)さんに伺っています。
第3話は、甘酢あんでご飯がすすむ「かにかま卵丼」をご紹介します。
かにかま卵丼
材料(1人分)
かにかま…2、3本
たまご…2個
水煮たけのこ…50g
しいたけ…小1個
長ねぎ…6センチ
絹さや…適量
※野菜は家にあるものを組み合わせてもOK
塩…ひとつまみ
砂糖…小さじ1/2
ごま油・サラダ油…各小さじ1
(甘酢あん)
薄口しょうゆ(なければ濃い口でも)…小さじ1/2
塩…ひとつまみ
酢…小さじ1/2
片栗粉…小さじ1/2
水…1/2カップ
1、材料を切って、卵をほぐしておく
たけのこ、しいたけ、長ねぎをすべて薄切りにする。絹さやは筋を取ってから茹で、千切りにする。卵をわりほぐし、砂糖を加えておく。
2、甘酢あんをつくる
小鍋に、水と甘酢あんの調味料を加えて中火にかける。沸騰したら、小さじ1の水でといた水溶き片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけ、火を止めておく。
3、野菜を炒める
フライパンに油を熱して、塩を振って野菜を軽く炒める。炒め終わったら熱いまま野菜を卵液に入れる。かにかまもちぎって、卵液に入れる。
4、卵と一緒に炒める
フライパンをさっとペーパーで拭き、ごま油を熱して卵液を一気に入れる。大きく混ぜて好みの加減に火を通す。
丼に盛りつけたら完成
丼にごはん(分量外)を盛りつけ、卵炒めをのせ、温め直したあんをかける。彩りに千切りした絹さやをのせれば完成。
飛田さん:
「卵とかにかまさえあれば、冷蔵庫の余り野菜を代用しても大丈夫ですよ。
炒めた野菜を卵液に入れるのは手間ですが、こうすると卵炒めがうまくまとまります。もちろん時間がない時は、そのまま溶き卵を流し入れても問題ありません。
ごはんの量に合わせて、あんの量もお好みで調整してください」
*****
手がかかりそうと思っていたあんかけも、実際に作ってみると特別な食材や調味料いらずで簡単に作れました。
冷蔵庫で余りがちなかにかまも、卵や野菜と炒めてあげると美味しく食べられそうです。
次回は、薬味たっぷりでさっぱりとした「オイルサーディン丼」のご紹介です。
(つづく)
【写真】濱津和貴
もくじ
飛田和緒(料理家)
東京都生まれ。現在は神奈川県の海辺の町で、夫と娘の3人で暮らす。毎日無理なく続けられる、作りやすい食材を使った、シンプルでおいしい料理が人気。著書に『いちばんおいしい野菜の食べ方』(オレンジページ)、『常備菜』(主婦と生活社)、『ひだゴハン』(東京書籍)など多数。
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