【朝食と器】ホットサンドからパンケーキまで。スタッフの「休日朝ごはん」を大解剖!(vol.2)
編集スタッフ 奥村
「休日の朝ごはん」が大好きです。
平日はなかなか難しいからこそ、お気に入りの器でゆっくり好きなものを食べられる至福のひと時。
今回はそんな休日ならではの朝食をスタッフ3名に見せてもらい、好きな器や食べ方の話をたっぷり聞きました。
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Data:
白の器:「ロイヤルコペンハーゲン」
ヨーグルトの器:沖縄のガラス工房「てとてと」
コーヒーカップ:「アラビア」
フォーク、スプーン:「イッタラ」
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中居:
「平日は納豆ごはんにお味噌汁など手軽に済ませることが多いので、休日は見た目もボリュームも、ちょっとだけ特別な朝ごはんにしたくなります。
とはいえ手軽さも大事。そこで最近はまっているのが『ホットサンド』。当店の動画『モーニングルーティン』で主婦・坂井より子さんの朝食にホットサンドが登場しているのを見て、おいしそう!と。試してみて以来、ハマってしまいました」
中居:
「具材はハム+チーズと、坂井さんのアイデアを参考に、生野菜の塩もみを挟んでいます。息子にいろんな野菜を食べてほしくて、この日はにんじん、大根、きゅうりをせん切りにして塩もみしました。(たくさん作っておけばサラダや付け合わせにもなって便利!)
チーズが大好きなので、スライスチーズはダブル使い。両側をチーズにして挟むと、焼き上がりをカットしたときにチーズがとろ〜んと出てきてたまりません。
シンプルな組み合わせですがとってもおいしくて、息子も大好物。彼にとっては『サンドイッチ』といえばこれみたいで、週末になるたびリクエストされます」
中居:
「作るのには、『バウルー』のホットサンドメーカーを愛用中。編集者のツレヅレハナコさんがおすすめしていたのを見て買いました。
サイズも大きすぎず軽くて、コンロの直火で焼けば短時間でカリッと火が通るのでとっても使いやすい! 重宝しています」
中居:
「朝食に使っているプレートは、大学時代の親友たちに結婚祝いでもらった『ロイヤルコペンハーゲン』のもの。
シンプルながらリムにさりげなく入ったラインがアクセントになって、シンプルな料理でも華やかに見せてくれるんです。
20代の頃は、今よりも派手なものに目がいきがちだったわたしですが、結婚を機に少しずつその好みが変わっていって。そんな時に、シンプルで長く使えそうなこのプレートを贈ってくれた友人たちは、きっとそんな自分のことを見守ってくれていたんだなあと。
気持ちが嬉しくて、いまでも大切に使っています」
Data:
お茶碗:作家 小谷田潤さん
味噌汁椀:夫の私物(不明)
漬物の器:作家 池谷三奈美さん
目玉焼きの器:『4th-market』(金継ぎ済み)
ほうれん草の器:沖縄『宮城陶器』
ひじきの器:沖縄『やちむん』
箸:『京都おはし工房』の竹箸
箸置き:益子『starnet』で購入
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高松:
「休日の朝はわたしの作った和食か、ホットケーキ好きの夫が焼く大きなホットケーキ。早起きできた方によってメニューが変わります。
和食のときは、玄米ごはんにお味噌汁、ひじき煮、ほうれん草の胡麻和え、目玉焼きとソーセージ、ぬか漬けに自家製のふき味噌。週末は平日の作り置きなども加わって、ちょっぴり品数多めです。
ふき味噌は、スーパーに並ぶと毎年買って作ります。たくさん作って冷凍し、ごはんやお酒のおつまみに、ちょっとずつ大事に食べています」
高松:
「お味噌汁は食べごたえのある具だくさんが好き。冷凍のネギや油揚げ、ワカメなど手軽なものばかりですが、できるだけ3種類は具材を入れるようにしています。
冬になると実家の福島から届く「凍み(しみ)豆腐」は、わが家では味噌汁の具の定番。豆腐が出汁を吸って、とってもおいしいんです。
あとは『成城城田工房』のソーセージがお気に入り。『レモン胡椒』などちょっと珍しい味もあって、定期的に購入しています。
▲上から時計回りに、池谷三奈美さんのガラス器、『4th-market』(金継ぎ済み)、小谷田潤さんの茶碗
高松:
「友人や夫も器好きで、作家さんの個展や陶器市を巡ったりするうちに、いつの間にか作家さんの器が増えました。旅行先でも気になる窯元があれば巡るようにしていて、旅の楽しみでもあります。
作家さんの人柄が伝わる個性があって、けれど飽きのこないデザインのものが好き。日々割らないようにとヒヤヒヤしていますが(笑)、食卓にのぼると、ごはんが楽しくなります」
Data:
ホットケーキの器:『AKOMEYA』の笠間焼
グラス:「イッタラ」(カルティオ タンブラー)
フォーク:「クチポール」(ディナーフォーク)
ナイフ:「クチポール」(ディナーナイフ)
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栗村:
「ホットケーキは休日の朝の象徴みたいなもので、特に土曜日は朝からホットケーキで頭がいっぱいになるくらい。何も予定のない日に、ゆっくり焼いて食べるのが好きです。
最近はまっているのが、ゆで卵! 前は目玉焼き派だったのですが、『ダンスクのバターウォーマー』で卵を茹でるとムチムチになってすごくおいしいと気づいてから、ゆで卵党になりました。
鍋に卵と水を入れて、沸騰してからさらに2分ほど茹で火を止める。そして5分くらい放置すると『さっきまで半熟だった』みたいなちょうどいい硬さに。今日は塩こしょうを振ったけど、何もつけなくても十分おいしいです〜」
栗村:
「昨年ロサンゼルスへ旅行に行ったとき、スーパーで買ったいちじくのジャム。タネのプチプチした食感とフルーティーな味がおいしくて、さらっとしているので、シロップ代わりにホットケーキにつけて食べるのが好きなんです。
そしてこれに合わせるのが、クリームチーズ! ジャムの特集を担当した時に、菓子研究家の福田里香さんに教わったのですが、これが最強の組み合わせなんです」
栗村:
「『AKOMEYA』の笠間焼のプレートは、最初に1枚買ってみて、すごく気に入って追加でもう1枚買ったほどお気に入り。
薄くて軽くて洗うのも楽なところと、シンプルな白色だけど表面に色ムラや小さな凹凸の表情があるところが好きです。
一緒に使うのは、前に愛用コラムでもご紹介した『クチポール』のフォークとナイフ。見た目が好きで使うたび気持ちが上がるので、ついつい手にとってしまいます」
栗村:
「どちらが焼くかは決まっていなくて、僕か妻か、その日焼きたくなった方が作ります。僕のおいしく焼くコツは、ガマンすること。
ホットケーキはいつも早く食べたい気持ちが湧いてきてしまって、ついつい早めにひっくり返してしまいがちなんです。なので焼き色がしっかりつくまでは、焦ってひっくり返さないように、と自分に言い聞かせてじっと待ちます。
実は今回も焼きながら、ガマンできずにひと口食べてしまって……なので少し欠けています」
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前回第1回の特集に続き、今回もいろんなメニューが集まりました。ちなみに前回はバイヤー山根が、今回はスタッフ栗村が「ホットケーキの朝食」に対する熱い想いを語ってくれて……どうやら男性スタッフには、ホットケーキ好きが多いみたいです。
甘いもので始める朝もいいし、ほっと落ち着くお味噌汁もいい。それぞれの「好き」が詰まった朝ごはんはのびのびしていて、やっぱりいいものですね。
さて、今週も今日で終わり。週末の朝ごはんは何にしましょう? 早くも食いしん坊な妄想が膨らみはじめました。
(つづく)
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