【僕のおやつ日記】作家さんの器を買ったら、暮らしが楽しくなった話。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
家で料理をする機会が増えました。食べることが好きなので、おいしいものを作るために手を動かすのは結構好きです。
先週のコラムで、プロセスごと愛す、という話を書きましたが、そうやってできた料理がおいしいと嬉しさ倍増、ご飯もおかわりしちゃいます(体重も倍増)。
時間がある休日などは、気合いを入れて餃子を皮から作ったり、カレーをスパイスから作ってみたり。
楽しいしおいしいのですが、実は最近、もっと極めたい、もう一歩先へ進みたい、という欲求が出てきました。
もう一歩先にいくために今の我が家に必要なもの、それは器です。
我が家の食器は、質実剛健、イタリアやアメリカの業務用のシンプルなものがほとんど。どんな料理でも包み込んでくれる懐の深さがある一方、表情や味わいに欠けるのが気になるようになりました。
そこで、器自体の表情や味わいを求めて作家(陶芸家)の方がつくった器を買ってみることに。
▲グラノーラ用の鉢(下:境道一さん昨)と取り鉢(上二つ:鶴見宗次さん作)。
手で作られた器は本当に表情豊かです。
土の雰囲気や釉薬の色、ろくろなのか手びねりなのか、電気釜?ガス?薪?と、条件の違いが全て現れていて、しかも一つとして同じものがありません。
パソコンのモニターとにらめっこしながら、気になった器があるとどんな方がどこでどんな風につくってるのかを調べ、料理を盛り付けたイメージが湧いたものをいくつか買ってみました。
▲八田亨さんの器。思っていたより少し深かったのですが、そのカーブが絶妙に使いやすくて、和も洋もタイ料理もなんでも似合います。
実際に手にとって買ったものは一つもないものの、届けられた器はほとんどイメージ通りで、初日から大活躍。ただ食器棚においてある佇まいもなんだかかっこよくてぼうっと見入ってしまいます。
いろいろ調べて検討したのですが、結果的に買ったものは最初に見たときに全体が気に入っていたもの。
色や柄、雰囲気、形、などを総合的に一瞬で判断しているんだと思います。
実際にお店に足を運ぶのも楽しいですが、自室でじっくり調べながら、手持ちのお皿のサイズを図ってイメージをつかんだりして買うオンラインショッピングは、性に合ってるなと思いました。
▲こちらは民芸品の小鹿田焼の小鉢。おひたしや和のお菓子などを盛るのに使っています。
お気に入りの器を手に入れておまけのように良かったことが一つ。
それは洗い物の面倒くささがちょっと減ったこと。
早く洗って棚にしまおうと思ってさっと洗うし、洗うこと自体もその器が好きだからかそんなに苦じゃないんですよね。車好きの人がウキウキで洗車するようなものでしょうか。
ウキウキすることが増えて気が滅入ることが減って。道具のもたらす機能以上の事に助けてもらいっぱなしです。
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