【今夜のお鍋はコレ】第2話:かんたん調理で魚もふっくら!かじきとブロッコリーのポットロースト
編集スタッフ 野村
冬には、お鍋ひとつでできる料理が手軽で、重宝します。
せっかくなら色々な鍋料理を知りたいと思い、今回注目したのは「ポットロースト」。お鍋ひとつで作る蒸し焼き料理で、お肉のレシピ、魚の蒸し焼き、野菜のさっと蒸しなど、食材に合う調理法で、さまざまなレシピがあります。
第2話では、ふっくら仕上げるのが難しい魚料理も、かんたん調理で柔らかく仕上げられるポットローストを、料理家の星谷菜々さんに教えていただきました。
魚がふっくら美味しい!
かじきとブロッコリーのポットロースト
材料(2人分)
めかじき…2切れ
ブロッコリー…1/2株
エリンギ…1本
にんにく…1/2かけ ※
オリーブ油…小さじ2
白ワイン…大さじ1/2
塩、こしょう…各適量
※にんにくが苦手な方は、なしでもOK
1.材料を切り、魚に下味をつける
めかじきは水気を拭き取り、両面に塩、胡椒する
にんにくは包丁の背で潰す。エリンギは長さ半分、縦4等分に切る。ブロッコリーは小房に分け、茎は外側の硬い部分を切り取り、薄切りにする。
2.魚を、蒸し焼きにする
鍋にオリーブ油、にんにくを入れて中火にかける。にんにくがきつね色になったら取り出し、水気を取っためかじきを並べ、蓋をして、こんがりするまで1、2分焼く。
<ポイント>
魚は特に鍋底にこびりつきやすいので、しっかり鍋を熱するのがポイント。にんにくがきつね色になっているのが、鍋がよく熱されている目安です。
3.全ての材料を、蒸し焼きにする
めかじきを裏返し、まわりに野菜を並べる。白ワインを加え、蓋をして弱火で4分蒸し焼きにする。
野菜に塩、胡椒を振り、焼き汁と絡めるようにあえれば、完成!
星谷さん:
「お鍋で切り身魚を蒸し焼きにすると、ふっくらジューシーに焼きあがります。
鍋のほかに、蓋つきのフライパンで気軽に作るのもいいですよ」
星谷さん:
「今回はシンプルに塩胡椒のみの味付けですが、ケイパーをのせたり、バター醤油で仕上げるのもおすすめ。
サーモンやさわらなどの切り身魚や、他の野菜でも応用できます。もし根菜を入れる場合は、火が通りやすいように薄切りにしてください」
家で切り身魚を調理するとパサついてしまうのが小さな悩みでしたが、ポットローストのように「蒸す」工程をしっかり意識すると、魚がふっくら柔らかく仕上がります。
魚を食べるのが好きなのに、なんとなく美味しく調理できないからと切り身魚にあまり手を伸ばしていなかったのですが、これからは積極的に献立に登場させられそうです。
続く第3話では、これからが旬のあさりと春キャベツを使った、ごちそうサラダのようなポットローストをご紹介します。
(つづく)
【写真】神ノ川智早
もくじ
星谷菜々
女性誌を中心に家庭料理やお菓子のレシピを提案するほか、自身のアトリエ「apron room」にて、不定期で料理教室やショップ、イベントを開催している。おもな著書に『BAKE 焼き菓子の基本』(成美堂出版)、『フルーツスイーツダイアリー』(グラフィック社)ほか多数。Instagram:@apron_room
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