【昔ながらのシンプルおやつ】第1話:市販のあんこを使った、簡単!あずき蒸しパン
ライター 長谷川未緒
手作りのおやつに憧れはあるけれど、時間がかかりそうだったり、道具を揃えなくちゃいけなそうだったり、ちょっと面倒……。
でも昔ながらのシンプルなおやつなら、手軽に、家にあるもので作れるのだとか。
そこで、気負わずにおいしく作れる簡単おやつを「かえる食堂」の松本朱希子(まつもと あきこ)さんに教えてもらいました。
全4話でお届けするシリーズ初回は、蒸しパンです。
ほのかな甘さがうれしい
あずき蒸しパン
材料(70mlのアルミ型6個分)
A
薄力粉…100g
ベーキングパウダー…大さじ1/2
卵…1/2個
砂糖…30g
牛乳(または豆乳)…大さじ2
なたね油(なければサラダ油など、味にクセのない油がおすすめ)…大さじ1
市販の粒あん…130g
*卵は1個を溶き、半量にする。残りはかきたま汁に入れるなどして使うとよい。砂糖は三温糖がおすすめ。コクのある、やさしい味に仕上がる。
1.材料を混ぜる
ボウルに卵を入れ泡立て器で混ぜたら、砂糖30gを3回くらいに分けながら混ぜ合わせる。
牛乳大さじ2を入れて混ぜ、油大さじ1を少しずつ加えながら混ぜ合わせる。
Aをザルなどでふるい入れ、ゴムべらで生地を切るように混ぜる。
2.あんこを入れる
生地に粉気がなくなるまで混ぜたら、あんこ130gを加え、切るように混ぜる。
3.蒸す
紙カップを敷いた型に生地を7分目くらいまで入れる。
十分に蒸気が上がっている蒸し器(せいろでも)に入れ、蓋をして、強火で13分ほど蒸す。中央に竹串をさし、生の生地がついてこなければ、できあがり。
型から出して網などに乗せ、粗熱をとる。
ほのかな甘さの生地に、あずきが引き立ちます。蒸し立てでも冷めてもおいしく、食べ応えがあるので、朝ごはんなどの代わりにもおすすめです。
松本さん:
「蒸しパンは子どものころ祖母がよく作ってくれました。蒸し器のふたを開けたときの、ふわふわの蒸しパンを見るのが大好きでした。
蒸し器をお持ちでない場合は、大きな鍋で代用可能です」
松本さんが教えてくれた方法は、以下のとおり。
*蒸し器がなくても大丈夫!
大きな鍋の底に布巾を小さく畳んで敷き、深さのある耐熱の器<A>を乗せる。その上に大きな耐熱の皿<B>を乗せる。水を加え、沸騰したらその上に生地を入れた型を並べて、濡れ布巾で包んだ蓋<C>をして蒸す。
続く第2話では、松本さんの代表作、カステイラを教わります。お楽しみに!
(つづく)
【写真】濱津和貴
もくじ
松本朱希子
料理家。「かえる食堂」主宰。実家の広島から届く野菜や果物、魚を使い、季節に寄り添った料理を提案。
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