【アペロで楽しむ自分じかん】第1話:余りものでもテンションが上がる。ちくわとツナのオープンサンド

ちょっと疲れを感じたときや、一生懸命の自分をねぎらいたいときは、プチご褒美の時間を。
アペロ気分で、簡単だけど気分が上がるおつまみを作って、好きなドリンクを用意。自分を甘やかしていつもの毎日に句点を打てば、また新しく頑張れるはず。
そこで、フランスに長く暮らし、リラックスタイムにぴったりのアペロ文化にも詳しいミュージシャン・文筆家の猫沢エミ(ねこざわ えみ)さんに、手軽に楽しめるレシピを教えてもらいました。
全3話でお届けするシリーズ初回は、冷蔵庫の片隅に残りがちな食材でさっと作れる「ちくわとツナのオープンサンド」です。

アペロとはアペリティフ(食前酒)から派生した言葉。フランス人がディナーの前に軽く一杯を楽しむひとときのことです。
魚同士だから、相性抜群。
ちくわとツナのオープンサンド

材料(ひとり分)

バゲット…1/4本
ちくわ…1本
オリーブ(黒とグリーン)…各2個
(あれば)タイムなどのハーブ…適量
A
ツナ缶(油漬けタイプ。70g)…1/2〜1缶
レモン汁…小さじ1/4
ヨーグルト…大さじ1/2
マヨネーズ…大さじ1
醤油…小さじ1/2
黒胡椒…小さじ1/2
1.バゲットを切る

バゲット1本を半分に切り、さらに上下半分に切る。
2.具を切る


ちくわを5mmくらい、オリーブを3mmくらいの厚さに輪切りにする。
3.ツナマヨソースを作る

Aをすべてよく混ぜる。
4.仕上げ

バゲットにツナマヨソースを塗る。ちくわとオリーブを並べ、好みでハーブを散らす。

ちくわとツナマヨの相性はバッチリ。ひと瓶買うと数粒余りがちなオリーブも乗せて、ナッツのようなコクのある美味しさが加わりました。
猫沢さん:
「近所のパン屋にちくわドックという、ホットドッグにツナとちくわが挟んである人気商品があるんです。
ちくわって1本とか余りがちだから、輪切りにして乗せたらどうかな、と思って作りました。オープンサンドにせず、バゲットを薄切りにしてカナッペにするのもおすすめです」
繊細な泡がしゅわしゅわと喉越しのよい白のスパークリングワインを合わせたら、日のあるうちから乾杯。
ところで、ワインの選び方にはコツってあるのでしょうか。
お気に入りの酒店を一軒見つけて

猫沢さん:
「私はワインのことは詳しくないので、だいたいお店の方に相談するんです。
農薬を使わないオーガニックワインやビオワインは人気ですが、だからおいしいというわけでもないんですよね。なので、この店のワインはいつも口に合うな、というお店を1軒見つけられるといいですよ。
あとは、好きな産地、品種、当たり年を把握しておくと、失敗が減ると思います」
今回のレシピ、お酒を飲まない人は、スパークリングウォーターにレモン汁やミントを加えても、爽やかにすっきりいただけます。
ちょっと自分を甘やしたいひとときに、ぜひお試しを。続く第2話は、小玉スイカで豪快に作るお手軽ポンチをご紹介します。
(つづく)
【写真】関めぐみ
もくじ


猫沢エミ
ミュージシャン、文筆家、映画解説者、生活料理人。2002年に渡仏。2007年より10年間、フランス文化に特化したフリーペーパー《Bonzour Japon》の編集長を務める。超実践型フランス語教室《にゃんフラ》主宰。著書に日々の生活から生み出された料理レシピとエッセイを綴った『ねこしき』(TAC出版)など多数。
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