【マイナス3度の過ごし方】02:伸ばしかけの髪の毛も、10秒あれば素敵なアップスタイルに

編集スタッフ 糸井

湿気に熱風、もうすぐそこに、忘れがたい暑い夏がありますから、火照った身体が少しでも涼しくなる暮らしのアイデアは必需品。

今の体温から「マイナス3度」くらいひんやり感じられたら、それだけで結構心地よくなるのではないでしょうか。本特集ではお家でできる、涼しくなるためのちょっとしたアイデアを4つご紹介します。

2話目では、簡単なヘアアレンジで、首元を涼しくしてみましょう、というシンプルなご提案です。

 



髪をお団子にして、首を涼しく


ヘアアレンジをする。といっても、髪をお団子にまとめ上げるだけのお手軽アクション。髪は、肩にかからないくらいの伸ばしかけの長さでもできますよ。

1.  髪を、ヘアゴムで1束に結ぶ。

2. その結び元に、ポニーの部分をぐるりと巻き、お団子を作る。

3. ポニーのおわり目は、お団子の中に入れ込むように、ピンを1本差して固定しましょう。

このワンツースリーで完成です。うまく毛先が収まらなかったときは、そのまま、ピンをもう1本足せばOK。一般的なヘアピンで大丈夫です。

仕上げに、耳から下の後頭部の髪の毛をすこし引き出し、たるませる。

そして、もみあげからすこしおくれ毛を出したら完成。

ポイントは、束ねる場所。耳と平行の位置で結ぶと、髪が短い方でもまとまりやすいです。ロングの方なら、耳より高い位置に結んでも。より快活な印象が生まれます。

もう少し気分を変えたいときは、スカーフを巻いて。前髪の生え際あたりからぐるっと一周させて、結ぶだけ。家の中で過ごすだけの日にこそ、こういうおしゃれを試しておくのもいいですよね。

スカーフは、三角折りにしてから、一本のタスキのようにたたみます。このほうが、長さが出るので頭に巻きつけやすいです。スカーフ幅は、耳の直径くらいの幅をイメージするとつくりやすいかもしれません。

または、スカーフの他に、ピンをつけても。

巻きつけた毛先あたりにつけると、ちょうどよくおさまってきますよ。

とても簡単な方法であり、素朴だけれど、これだけでも涼しく過ごせます。

***

おさらい

お団子ヘア

1.髪を耳と平行の高さのところで束ねる。
2.髪の束を、結び元のまわりにぐるりと巻きつけ、ピンで止める。
3.後頭部まわりの髪の毛をすこし引き出し、ゆとりを出したら完成。

***

(つづく)

photo:shinnosuke yoshimori(吉森慎之介)
監修: miiyabi harasawa(原澤雅)


もくじ

 

原澤 雅

ヘアスタイリスト。都内の美容室・LIM(リム)に就職後、アシスタントを経て、現在は表参道のDot+LIMでヘアスタイリストと活動中。サロンワークの他、撮影等のヘアメイクとしても活動している。Instagramはこちら▶︎@_minko_


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