【夏の大掃除レッスン】第4話:億劫になりがちな、レンジフードや冷蔵庫、キッチンの見えない部分はどうする?

ライター 大野麻里

家事・住宅・掃除アドバイザーの藤原千秋(ふじわら・ちあき)さんに監修していただきながら、夏にしたい大掃除のコツをお届けしています。

全4話の、夏の大掃除レッスン。最終話の第4話はキッチン編(後編)です。前編で取り上げたシンク、コンロまわりの掃除に続き、後編ではレンジフード、冷蔵庫まわりの掃除方法を紹介します。

キッチンのなかでもレンジフードと冷蔵庫まわりの掃除は、真夏よりも涼しくなってきてからがおすすめの時季。ぜひ、夏の暑さが和らいだ頃に実践してみてくださいね。

今回紹介しているレッスンは、たとえば窓は8月、お風呂は9月、キッチンは10・11月……と1か所ずつ大掃除していけば、12月の年末にはメインの大掃除がほぼ終わっている状態に!

できる範囲で少しずつ、計画的に掃除をすることで、今年の年末はいつもの掃除程度で済んでしまいそうです。

 

レンジフードは道具を上手に使って、できるところだけ掃除

キッチンのなかでも、とくに汚れが気になるのがレンジフードと換気扇。

藤原さん:
「ふだんから自身で手入れをしている方は別として、換気扇部分は構造を理解しないで解体すると元に戻せなくなることもあるので注意。事故を避けるためにも、私は専門業者さんへ依頼することを推奨しています」

そこで今回は換気扇はプロにお任せするとして、レンジフード(換気扇を囲っているフード部分)の掃除方法を紹介します。

気温が高い夏は、油汚れを落とすには最適な時季。ただし、屋外の気温が38度以上ある日だと、レンジフード付近も同じくらい高温になるので、真夏日は避けた方がベター。比較的、涼しい日を選びましょう。

目より高い位置にあるレンジフードは、洗剤がたれてくる危険性があるので気をつけたい場所。藤原さんのおすすめグッズは、泡スプレータイプの食器用洗剤です。

汚れが気になる部分(レンジフードの内側・外側など)にキッチンペーパーを貼りつけて、その上から泡スプレータイプの食器用洗剤をシュッ。15分ほど放置して、キッチンペーパーをはがしながら拭きとれば、油汚れが落ちます。

▲右が泡スプレータイプの食器用洗剤。左はノンアルコールの除菌スプレー(記事後半の冷蔵庫掃除で登場)

食器用洗剤なので住居用洗剤に比べて安全性が高く、においもキツくないのが特徴。手荒れもしづらく、扱いやすいのもお気に入りポイントなのだとか。

レンジフードに外せるパーツ(カバーなど)がある場合は、外して食器用中性洗剤とスポンジで丸洗いします。網目の細かいものは、歯ブラシを使うと汚れがよく落ちます。

 

夏が過ぎたら、冷蔵庫に取り掛かりましょう

今回、夏に大掃除をするメリットをいろいろお伝えしてきましたが、真夏を避けた方がいいのが冷蔵庫の掃除です。気温が高いとどうしても食品への影響が出てしまうので、おすすめは秋以降。

冷蔵庫掃除は、棚や製氷皿など外せるものはとにかく外して洗うのがルール。野菜室や冷凍室など、引き出しは取り外せるので、一度全部中身を出して、外してみてください。

外した棚は、食器用中性洗剤とスポンジで洗います。

外せない棚やポケットなどは、消毒用エタノールやアルコール除菌スプレーを吹きかけて、キッチンペーパーで拭き取ります。除菌剤が入っているものを選ぶと効果的です。

藤原さん:
「冷蔵庫内の掃除におすすめしたいのが、ノンアルコールの除菌スプレー(写真は上で紹介)。アルコール成分の強いスプレーだと、まれに『ケミカルクラック』という薬品によってプラスチックが割れる現象が起きてしまうことがあります。心配な方は、ノンアルコールの除菌スプレーを使ってみてください」

自動製氷装置の給水タンクは、掃除を忘れがちな場所。食器用中性洗剤で洗って、よくすすいだら、しっかりと乾かします。

水アカやカビの温床になりやすいので、完全に乾かしてから冷蔵庫に戻しましょう。

最後に、冷蔵庫の上や側面、底部のカバー部分など、ふだん見落としがちな部分に、泡スプレータイプの食器用洗剤を吹きかけて、拭いて仕上げます。

藤原さん:
「キッチン内は細かなホコリや油煙が付着しやすいので、冷蔵庫の上はとくにベタベタしやすい場所。放置すると冷蔵機能や電気消費量に影響することもあるので、きれいに保てるといいですね」

以上で、全4話のお掃除レッスンは終了です。

年末が近づくと、掃除する場所がありすぎて、どこから手をつけていいのかわからない……という人も多いでしょう(私もそうです)。仕事や育児で手が空かず、本格的な大掃除はあきめてしまうこともあると思います。

今回、藤原さんに教えていただいた掃除方法は、日常生活から少しずつ取り入れていけそうなものばかり。できることから少しずつ始めて、今年の年末の負担を少しでも減らしてみませんか?

(おわり)

【写真】北原 千恵美

もくじ

 

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藤原千秋

住まいや家事のライター&アドバイザー。大手住宅メーカー営業職を経て主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆する。現在はライティングの傍ら関連の企画広告商品開発アドバイザリー等多様な業務に携わっている。プライベートでは三児の母。著書に『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など。


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