【おやつとコーヒー】第1話:買い物いらず!小麦粉と油で作る、シンプルクッキーのレシピ
編集スタッフ 寿山
肌寒くなってくると、無性にあったかいコーヒーを飲みたくなる瞬間て、ありませんか?
ちょっと特別なおやつが食べたいなあと思うこともしばしば。
とはいえ遠くに買いに行くことが難しい今、初心者でも簡単に作れる焼き菓子のレシピを教わることにしました。
今回レシピを教えてくれたのは、金工作家であり、お菓子作家でもある川地(かわち)あや香さん。
毎日のように息抜きにおやつを作るという川地さんに、家にある材料で手軽に作れて、おいしい!食べ疲れない、軽やかな焼き菓子のレシピを3品お伺いました。全3話でお届けします。
買い物いらず!小麦粉と油さえあれば作れる
プレーンクッキー
材料
・薄力粉…130g
・好みの植物油…35g
・塩…ひとつまみ
・てんさい糖…40g
・水…20g
※砂糖はなじみのある材料で置き換えても◎
1.ボウルに薄力粉と塩をふるい入れ、混ぜ合わせる
ボウルに薄⼒粉130gと塩小さじ1/4をふるい⼊れ、泡だて器でふわっと混ぜ合わせる。
2.砂糖をシロップ状にする
てんさい糖40gと⽔20gを⼩鍋に⼊れて、混ぜながら弱⽕にかけてシロップ状にする。砂糖の粒が溶けたらすぐ⽕を⽌めて(煮詰めすぎないように注意)、別のボウルに移す。
3.シロップに植物油を加えて混ぜ、粉と合わせる
▲油もシロップも流し入れただけだと目減りするため、ゴムベラや指などで残らないように入れて
②のシロップのボウルに植物油35gを加え、泡だて器でぐるぐると50回以上よく混ぜる。シロップと油が乳化し、トロリとした液体になるまでを目安に。
①の粉のボウルに乳化したシロップと油を加え、ゴムベラで切るように混ぜ、ひとまとめにする。
4.型抜きして、焼く
▲型がなければ包丁で好きな形にカットしても◎
ラップに包んだ上から麺棒で5ミリほどの厚さに伸ばし、型抜きしたら天板に敷いたクッキングシートにのせて、160℃のオーブンで15分焼く。焼き上がったら、天板に置いたまま冷ます。
川地さん:
「⼤きさや厚みにもよるので、裏側を⾒て焼き⾊が⾜りなかったらもう5〜10分ほど焼しめます。オーブンによっては焼き⾊を均⼀にするために、途中で前後を変えたりするといいですよ」
好みに合わせて、アレンジもできる
川地さん:
「サクサクにしたいときは、ベーキングパウダーを小さじ1/4ほど入れてみてください。
シンプルなので、粉や油の種類次第でだいぶ⾵味が変わります。 薄⼒粉の⼀部を、全粒粉を加えると味わい深くなり、 アーモンドパウダーを加えるととリッチな味わいになりますよ」
クッキーに合う、おすすめコーヒー
コーヒー好きという川地さんに、クッキーに合うコーヒーを教えてもらいました。
川地さん:
「このクッキーに、狸森焙煎所さんのシティーローストのコーヒーを合わせるととても美味しいです。香り高く、深い苦みを味わえるブレンドで、あとから口の中に甘味も広がります」
……
焼き立てのクッキーを頬張りながら、コーヒーを楽しむひとときは、まさに至福のじかん。
家にあるもので簡単に作れてしまうので、思い立ったタイミングで気軽に作れるのもうれしくて。ごくシンプルなクッキー、ぜひお試しください。
【写真】志鎌康平
もくじ
川地あや香
金工作家、兼お菓子作家。東京芸術大学にて金工を学んだ後、飲食店勤務を経て2012年に山形県へ移住。シンプルであたたかみのある金工作品を制作しながら、「カワチ製菓」の屋号で滋味深い素朴なお菓子も制作している。著書に『おやつとスプーン』がある。kawachiayaka.com
about coffee……
狸森焙煎所「シティーロースト」
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