【甘やかしバレンタイン】第1話:材料3種で手軽さ満点。ザクザク食感がたまらない「グラノーラチョコ」
ライター 嶌陽子
もうすぐバレンタインデー。誰かにチョコレートを贈るのもいいけれど、今年は頑張っている自分を思い切り甘やかすバレンタインにしませんか?
とびきり簡単につくれるのにご褒美感たっぷり。今回はそんなおやつ3品を、東京・世田谷にある焼き菓子とコーヒーのお店「OYATSUYA SUN」のお菓子担当、梅澤ちあき(うめざわ・ちあき)さんに教わります。
▲「OYATSUYA SUN」の梅澤秀一郎(左)さんと梅澤ちあきさん(右)。ちあきさんが焼き菓子の製造担当、秀一郎さんはコーヒーや接客、運営を担当しています。
1品目は片手でつまめるグラノーラチョコ。チョコの甘さと一緒にさまざまな食感や味が楽しめます。仕事や家事の合間のお楽しみにぜひどうぞ。
ナッツの香ばしさがたまらない。
グラノーラチョコ
材料
・ミルクチョコレート…150g(市販の板チョコ3枚分)
・市販のグラノーラ…80g※1
・トッピング…くるみ、アーモンド、カシューナッツ、かぼちゃの種など適量※2
※1……好みのものでOK。「ドライフルーツ入りは味や食感にアクセントが出ておすすめです」
※2……ナッツ類が生の場合、150度のオーブンで10分ローストしてください。スーパーで売っているミックスローストナッツも便利。今回は無塩のものを使いましたが、甘さの中に少し塩気がほしい人は有塩でも。
作り方
1. チョコレートを粗く刻み、湯せんで溶かす
▲ミルクチョコは市販の板チョコ3枚分。甘さ控えめが好きな人は、3枚のうち1〜2枚をビターにしても。
火にかけた状態のお湯の中にチョコレートが入ったボウルを入れてもOK。ただしお湯をぐらぐら沸騰させないように注意しましょう。チョコレートを温めすぎると分離してしまう可能性もあります。
▲チョコレートが溶けて全体がなめらかになったら湯せんからはずしましょう。
2. 湯せんからはずしてグラノーラを加え、混ぜる
ゴムベラを使って、すべてのグラノーラがチョコでコーティングされるまで混ぜましょう。
3. 容器に2を流し入れ、ゴムベラで表面をならす
▲今回使ったのは約12×18cmの保存容器。これに入れると出来上がりは厚さ1cmほどに。あまり面積が大きい容器だともっと薄くなり食感も変わってくるのでこれくらいがちょうどよさそう。
容器にクッキングシートを敷き、表面がなるべく平らになるようにゴムベラを使ってならします。
4. ナッツを散らして粗熱をとり、冷蔵庫で冷やす
チョコレートにくっついて固まるよう、少し押しながら乗せるようにしましょう。
この状態で、しっかり固まるまで冷やしましょう。
5. つまみたいサイズにカットしたら完成
出来上がりは厚さ1cmほど。歯ごたえがしっかりあるので、食べやすいよう小さめにカットするのがおすすめです。
▲コーヒーとの相性もばつぐん。冷蔵保存で約5日間もちます。
グラノーラのざくざくとした食感、トッピングのナッツの香ばしさやカリカリ感がチョコレートとよく合い、少量でも大満足の食べ応え。家事や仕事の合間にちょこっとつまむだけでパワーチャージできそうです。
次回は材料も作りかたもごくごくシンプル、なのに特別感を味わえるチョコバナナクラフティーをご紹介します。
【写真】鈴木静華
もくじ
OYATSUYA SUN(梅澤秀一郎、梅澤ちあき)
東京・世田谷区にて焼き菓子とコーヒーの店を営む。北海道産の小麦粉とグラスフェッドバターに旬の素材を組み合わせて作る、パウンドケーキ、マフィン、スコーン、フォンダンショコラ、クッキー、グラノーラなどのおやつや、おやつに合うシングルオリジンのコーヒーが人気。Insragramは@oyatsuya_sunから。
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