【新生活にほしいもの】前編:一人暮らしにもおすすめ。バイヤーが一押しするキッチン道具たち
編集スタッフ 津田
散歩に出たとき。頬にあたる空気がいつのまにか、冬のキーンと張りつめたものから、どこか霞んだような生ぬるいものに変わってきていました。
今年も春がやってきましたね。
いくつになってもソワソワとした気持ちになるのは、きっと春が新生活という節目のときだから。私自身も暮らしを見直したいなあと考え中です。
そこで本特集では、新生活にぴったりの当店のアイテムをバイヤーとともにご紹介。「キッチン道具編」と「仕事道具編」に分けて、前後編でお届けします。
小さな台所でも活躍!
新生活におすすめのキッチン道具
まずはキッチン道具編。当店では様々なアイテムを取り扱っていますが、この特集は「小さな台所でも使いやすいもの」に絞ってご紹介します。
一人暮らしを始めたり、引っ越したりして、初めて自分の台所を持つようになった方はもちろん、これを機にキッチン道具を見直したいと考えている方にも、参考になったら嬉しいです。
紹介するのは、バイヤーの郡(こおり)と石谷(いしたに)の二名です。
01. マルチポット
お鍋は、とにかくこれさえあれば
バイヤー郡:
「新生活をはじめるとき、お鍋をどれにしようか迷ったら、これ一台から始めてみるのをオススメします。
ガス火でもIHでも使えて、収納するにもコンパクトだし、見た目もころんと可愛いうえに、お湯を沸かす・煮る・揚げるなど、ほとんどの調理ができるのが頼もしいアイテム。
味噌汁2〜4杯分くらいは余裕で作れますし、最大容量は2.2Lあるので、レトルトのカレーをあたためたり、乾麺を茹でるのも大丈夫。インスタントラーメンや冷凍うどんが入るサイズなのも一人暮らしにはいいですよね。深さがあるから、唐揚げとかコロッケとか、ちょっと揚げ物するときにも便利。とんかつは一口サイズなら入るはず。
生活してみて、もっと大きなサイズが必要そうなら買い足すくらいがいいのではと思います」
02. まな板
「大小どちらも」揃えるべし
バイヤー石谷:
「経験上、小さいキッチンほど、まな板は大小どちらも揃えた方がいいです。
アボカドやレモンをひとつ切りたいだけなのに、毎回大きなまな板を出して、洗って片付けるのは、シンクや調理スペースが狭いほど大変で……。『まな板は、大は小を兼ねないな〜』と痛感しました。
当店のアイテムで収納しやすく、洗ったり乾かしたりと扱いやすいエピキュリアンシリーズか、自然素材ゆえにお手入れには気を使いますが、料理がより楽しくなるひのきのまな板シリーズを推したいなあと思います」
▲バイヤー石谷が愛用している、ひのきのまな板。スクエアサイズは小ぶりで取り回しやすい。包丁が当たるときの「とんとん」が料理好きにはたまらない
▲ひのきのまな板のレギュラーサイズ。鶏もも肉を切り分けたり、キャベツやほうれん草を切るときに
▲スタンドをくるっと回せば狭いスペースでも自立する。小さな台所では収納しやすい道具を選ぶのも大事
03. 蚊帳ふきん
ほんとうに、ぜんぜん臭いません
バイヤー石谷:
「台所の布巾って、どんなに気をつけていても、生乾きのようなイヤな臭いがしてきてしまうのが悩みでした。
でも、この蚊帳ふきんに変えたら、ほんとうにぜんぜん臭わなくて。グレーの面に消臭効果のある炭が練り込まれているそうです。洗濯機でふつうに洗っているだけなのに、まったく臭いがしてきません。
布巾ってどれも同じだろうと思っていたけど、こんなに違うのかと驚いたから、ぜひとも紹介したくて。洗うたびにふわふわの手触りになるのもいいですし、新生活をはじめる方はもちろん、布巾迷子の方にもオススメです」
04. ゆりの包丁
包丁って、こんなに違うのかと驚く
バイヤー郡:
「展示会でゆりの包丁を持ったときにびっくりしました。こんなにも軽くて、自分の手にフィットするものがあるのかと。
包丁で切るときってグッと力を入れると思うんですが、これだと変な力がいらないんです。刃を当てたらスイスイ切れる。愛用しているのはペティナイフで、ほかに三徳包丁も持っていますが、ほとんどの食材をこれで切っています」
編集スタッフ津田:
「私も、今回の撮影で使って、すごく欲しくなっちゃいました。りんごの皮むきがするするできて、料理上手になったみたいで。包丁は切れさえすればどれも同じ、と思っていたので余計に驚きました」
*2022/3/8時点 恐れ入りますが、ただいま品切れ中で入荷時期は未定となります。ご検討のかたは入荷お知らせメールにご登録ください。
05. シャープナー
小さなキッチンに収まるサイズ
バイヤー郡:
「包丁はもちろんパン切りナイフやキッチンバサミも、研ぐとしっかり切れ味がよみがえります。
限られた道具でやりくりする小さな台所だからこそ、こういう道具もあるといいんじゃないかなと思いました。
手のひらサイズで、引き出しに入れておけるから収納場所も困りません。砥石は気になるけど、大きいしちょっと重たいしなあとハードルを感じていた人にも、いい選択肢になってくれると思います」
これもあったらうれしい。料理がスムーズになるキッチン道具
バイヤー石谷:
「耐熱ガラスボウルって、重たいからあまり出番がないかなー、ステンレスのがあればいいかなーと思っていたのですが、使ってみたらすごくよかったです!
においがつきにくいから、餃子のタネをこねるときや、唐揚げの下味をつけるときに便利でよく使ってます。さらに電子レンジOKなので、コンロが少ない台所でも同時に何品か調理できるのもいいところ。
輪切りにした大根とお米(ひとつかみ程度)を入れて、ラップをかけてレンジでチンして出汁にじゅっと浸すだけで、大根の煮物が味しみしみに作れたのはうれしかったです」
バイヤー石谷:
「この耐熱手付きグリルプレートは魚焼きグリルで使える道具。魚の切り身はもちろん、野菜や卵を焼いてもいいし、そのままお皿として食卓に出せるし、これだけでおかず一品が完成する優れもの。
プレートが熱を持つせいか、鮭の切り身をふつうにグリルで焼くよりも早く焼けちゃいます。もちろん美味しくて。
お手入れの面でも、魚焼きグリルの網目をゴシゴシ洗うより楽ちん。グリルを洗うのってどうしても億劫だったんですが、このプレートならさっと洗うだけで済むからいいですね」
台所にお気に入りの道具がひとつあれば
はじめて自分の台所をもった20代の頃。コンロがひとつしかない小さなアパートに住んでいました。
狭いのに、母の真似をしてフライパンも鍋も大中小と揃えてしまって……。当然コンロ下の収納におさまらないし、大きな鍋は滅多に使わないのにスペースを圧迫するし、少しずつ買い揃えたらよかったなあと大いに反省した出来事でした。
そんな私の実体験から、当店のアイテムで「小さな台所でも使いやすいキッチン道具」をバイヤーに教えてもらうことに。お気に入りの道具を見つけるヒントになれば幸いです。
私も撮影現場で色々と使ってみて、特にいいなと思ったのが最初に登場したマルチポット。一人暮らしをはじめた時の自分に教えてあげたい!と、つくづく思いました。
後編では「仕事道具」についてお届けします。
【写真】メグミ
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